米SECの姿勢が軟化? ビットコイン先物投信を承認

SECが新ファンドを承認

米SECは、NYDIG社が申請したビットコイン(BTC)先物ファンドを承認した。このファンドは機関投資家に特化した投資信託だ。

NYDIGのビットコイン戦略ファンドはCFTCに承認されている現金決済ビットコイン先物に投資する。ビットコインへの直接投資やアルトコインを含むデリバティブの取引も行わないとしている。

NYDIGはNY州の仮想通貨事業者許認可「Bitlicense」をもっている企業で、この投信で計2500万ドルの資金調達を目標とする。

CFTCに承認されている現金決済ビットコイン先物は、CMEの提供する先物に留まる。Bakktは9日より同類の商品を提供するが、米国のICEではなくシンガポールのICE Futures Singaporeが取り扱う。

有識者は、承認に至った主な理由として、この商品は現物ビットコインを取り扱わないため、SECが懸念している「カストディ問題」に及ばないと見ている。

SECはこれまで、ビットコインに関わるファンド投資商品に対して否定的な方針を取っており、ビットコインETFの申請をすべて却下した。しかし今回の承認でSECのスタンスが少し変化しているのではないかとの見解もある。ビットコインETFやその他のファンド申請にとって、一歩の前進とも言えるかもしれない。

なお、「クリプトママ」として親しまれるPeirceコミッショナーは今回の承認を受け、「少しの進捗だ」と前向きなコメントをした。

参考:SEC


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