はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

リップル社1月は約92億円分のXRPを売却、残る約90%のXRPは再度ロックアップ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ロックアップに関する10億トークンの使用用途
現在の市場価格によるとリップル社は先月、約10億ドル(1100億円)の一月の積立金から約8400万ドル(92.5億円)分XRPを使用しました。これはロックアップから放出される10億XRPの内、約1億XRPに相当する模様です。

リップル社は海外送金ソリューションとして、世界で注目されている企業です。

またリップル社が本格始動をした上で注目されるXRPに投資する上で知っておく必要があるのはリップル社のXRP売却益とロックアップの内容についてでしょう。

大量のXRPを保有するリップル社ですが、このXRPの売却益はリップル社に、金融機関にソフトウェアの販売を試みたり、XRPの価格が下落した時に備える保護の役割を提供することが可能な資金源となる重要な役割を果たします。

しかしこの売却による市場の売り圧力も懸念されており、その時の売却益と市場規模を合わせて考えることも投資には重要な情報となります。

ロックアップ概要

2017年12月8日にリップル社が保有する630億XRPのうち90%の550億XRPがロックアップが完了しました。

2018年以降は毎月一日に550億XRPのうち、10億XRP分がロックアップ期限を迎え、リップル社がXRPをその分市場に放出することができます。

また、その月で10億XRPに到達しなかった場合余ったXRPは再度55ヶ月間ロックアップされます。

ロックアップに関する10億トークンの使用用途

現在の市場価格によるとリップル社は先月、約10億ドル(1100億円)の一月の積立金から約8400万ドル(92.5億円)分XRPを使用しました。

(ロックアップの規約から)同社は10億トークンのXRPにアクセスが可能という中で、利用したXRPは1億トークンとなるため、残りの約9億トークンは一月末に条件付捺印証書として再度ロックアップアカウントに戻されることになります。

2月2日時点で、9億トークンのXRPは7億5600万ドル(831億円)の価値が持っています。

同社は一連の契約を通して、4年間以上に渡る契約で、計510億ドル(5兆6000億円)の価値のXRPをロックアップとしてエスクローアカウントに保持します。

リップル社の条件付捺印証書(ロックアップ)の動きはXRPの信用を上げる方法として確立されました。

リップル社が動かすことができないエスクローアカウントで保持しているため、開発者からでさえトークンへ限定的なアクセスに留まることは大量のトークンの売却を防ぎ、その価格を下落させない動きに繋がります。

毎月、10億トークンのXRPが同社の内部使用のためにアクセス権がリリースされます。

またロックアップまでの期間リップル社は過去18ヶ月、毎月平均300M XRPを放出(売却)を行っていたと発表していましたが、今月に限っては1億トークンという少ないトークン放出量となりました。

2017年第4四半期のデータ

去年の年末にかけてXRPの価格は過去最高額を更新し続け、それがアドバンテージとなった形で、2017年第4四半期(10~12月)のXRP売却高は9,160万ドル(約100億円)相当となりました。

この売却高の内約は、プログラムを通じて7150万ドル(78.6億円)のXRPを売却、投資家には2010万ドル(22.1億円)を直接売却となりました。

リップル社は去年10~12月で約100億円相当のXRPを売却/価格は1年で30,000%上昇
リップル(Ripple)社は2017年10月から12月の間に約100億円相当のXRPを売却していたことが明らかになりました。また、リップル社は毎月最大で10億XRPまで売ることができる柔軟性のあるオプションを有しています。

Santander to Roll Out Ripple-Powered App in 4 Countries

Nikhilesh De February 2, 2018 by Coindesk

参考記事はこちらから
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/21 木曜日
17:48
シンプレクス、ステーブルコイン参入を支援へ アバランチ実証実験を受け
シンプレクスが金融機関のステーブルコイン事業参入支援を本格化。Ava Labsとの実証実験でアバランチ基盤の高性能インフラを実証し、参入障壁の解消を目指す。
17:23
カニエ・ウェスト、仮想通貨YZY発表
カニエ・ウェスト(Ye)が暗号資産(仮想通貨)「YZY」をソラナ上で発行し、発表直後にバイナンスに上場。YZY Moneyエコシステムの中核トークンとして決済サービス「Ye Pay」やYZYカードを展開予定。
16:39
メルカリとソニー、NFT・デジタルコンテンツ普及で基本合意 Soneium活用へ
メルカリとソニーグループがNFT・デジタルコンテンツ普及で基本合意。ソニー独自ブロックチェーン「Soneium」を活用し、メルカリの月間2300万人ユーザー基盤でWeb3技術の大衆化を目指す。アイドル関連NFT販売を皮切りに新エコシステム構築へ。
14:00
米上院議員、仮想通貨市場明確化法案の年内成立を目指す
シンシア・ルミス米上院議員は、仮想通貨規制の明確化を図るクラリティ法案の年内成立を目指すと発表した。先月発表された上院の独自案ではなく、超党派の支持を得た下院案を基本法案とする方針に切り替え、11月末にはトランプ大統領への提出を見込んでいる。
13:40
ゴールドマンサックスとベッセント財務長官、ステーブルコイン急成長を予測
米財務長官とゴールドマンサックスがステーブルコイン市場の急拡大を予測。規制整備により数兆ドル規模の成長期待が高まる中、JPモルガンは慎重姿勢を示す。
12:50
「ビットコインは2030年までに100万ドルへ」コインベースCEOが強気予想
コインベースCEOが2030年のビットコイン価格を100万ドルと予想した。機関投資家流入など強気シナリオの要因を挙げている。仮想通貨の今後のユースケースについても話した。
12:00
「多様なイノベーション促進へ」金融庁・今泉参事官が語る、暗号資産規制やETFの展望
金融庁の今泉宣親・暗号資産ブロックチェーンイノベーション参事官が語る、ビットコインETF、制度改革、ステーブルコインの展望。利用者保護とイノベーション両立への取り組みを詳述。
12:00
ビットバンク廣末社長が語る、ビットコインとの出会いと今後の展望|WebXスポンサーインタビュー
大規模カンファレンス「WebX 2025」のタイトルスポンサーとしてブース出展を決めた、ビットバンク廣末紀之社長独占インタビュー。オリコン顧客満足度2年連続1位の暗号資産取引所が語るWeb3時代の資産形成戦略とWebX2025への展望を聞く。
11:30
明日にジャクソンホール会議パウエル講演控える中、仮想通貨相場反発
ビットコインが前日比1.17%上昇する中、機関投資家によるイーサリアム大量購入が継続。Bitmine Immersionが52,475ETH追加で総保有額66億ドル近くに。一方、個人投資家のアクティブアドレス数は8月に28%減少し、ビットコイン・イーサリアム現物ETFからも大幅流出。ジャクソンホール会合でのパウエル議長発言が今後の相場を左右する見通し。
10:50
アーサー・ヘイズ、幹細胞事業に投資
ビットメックスの創設者で元CEOのアーサー・ヘイズ氏が幹細胞クリニック事業に大規模投資し取締役就任。先週売却した仮想通貨を1050万ドルで買い戻し、「利益確定はもうしない」と方針転換。
10:05
イーサリアム財団、セキュリティ強化の行動指針発表
イーサリアム財団は、Trillion Dollar Securityのプロジェクトについて行動指針を発表。仮想通貨イーサリアムの広範な調査を経て、まずはユーザー体験の安全性を強化する。
09:40
米ブロックチェーン協会ら、ステーブルコイン利回りに関する「ジーニアス」改正案に反対
米ブロックチェーン協会らが、銀行協会提案のステーブルコイン利回り規制強化に反対している。「ジーニアス」法案の改正案にいくつかの論点から異議を唱えた。
08:35
米ナスダック、BNB保有企業WINTの上場廃止決定 株価75%超暴落
米ナスダックがBNB投資企業ウィンドツリー・セラピューティクス(WINT)の上場廃止を決定。株価が最低価格1ドルを下回り、今年99%以上下落。
08:00
RWAトークン取引所「DigiFT」、計37億円の資金を調達
RWAトークンの取引所DigiFTは、現在までで合計約37億円の資金を調達したことを発表。直近の資金調達ラウンドはSBIホールディングスが主導している。
07:45
トークン化株式「xStocks」、トロンのブロックチェーンに拡大へ
クラーケンとBackedは、TRON DAOとの協業を発表。株やETFをトークン化して取引できるようにするサービスのxStocksを、仮想通貨トロンのブロックチェーンに対応させる。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧