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世界の仮想通貨投資家、実際「ビットコイン半減期」を材料視しているのか?

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

世界の仮想通貨投資家、実際「ビットコイン半減期」を材料視しているのか?

仮想通貨市場は8日、ビットコイン価格が下落。484ドル幅の下落を記録(Coinbase)、米ドル建で再び9000ドルを下回った。

出来高は、現物と先物共に減少傾向にあり、ボラティリティが高い相場環境に、ハイレバレッジの(証拠金)取引が焼かれやすい状況は予断を許さない。

なお、今回の下落を受け、CME(米シカゴ・マーカンタイル取引所)の終値(9170ドル)と「下窓(ギャップ)」が発生。

統計データでは、当日中に63%、全体で95%の確率で窓を埋めが発生している。2月以降は、4回連続で土日の乱高下による窓埋めのアノマリーを意識した市場の値動きが確認されており、週明けの相場では意識される材料となりそうだ。

ビットコイン半減期、意識されているのか?

約2ヶ月と迫ったビットコイン半減期の動向は最も関心度が高いトピックと言っても過言ではない。一方、気になるのは半減期を目前に軟調な相場が続くビットコイン市場の今後の動向だ。

市場の興味関心はどのように推移しているのか。

現在、海外で話題になっているのが、半減期に関わるビットコイン投資家の関心度動向。結果から述べると、半減期の関心度をコロナウイルスが上回った。

Googleトレンド

グーグルトレンドの傾向では、「ビットコイン 半減期」と「ビットコイン コロナウイルス」の検索数(英語)で、後者が上回った。

コロナウイルスとの関連検索から、市場の関心は下落傾向に意識が向きつつあることを示すデータだ。

半減期の認知度は?

そもそも、半減期がどれほど認知度があるのか。市場への資金流入でも重要なポイントだ。

この内容について、ブロックチェーン企業Crypt.comがビットコイン(BTC)の半減期に関するユーザーの意識調査の最新結果を公表しているので紹介する。

調査回答者のうち「半減期を知っている」と回答した人の割合は72%となったという。留意すべき点は調査対象が仮想通貨を認識しているユーザーである点で、この結果を踏まえると、業界外で半減期を認識するユーザー数は、極めて低いことが予想される。

なお、半減期を知っていると回答したユーザーの75%は「半減期後にBTC価格が上昇する」と回答。主に「希少性の向上」や「過去の半減期の経験」を理由に挙げていた。

半減期に関する調査:詳細

この調査は、2020年1月30日から2月6日にかけて、Crypto.comのウォレットアプリ利用者を中心に9,567人を対象に行われた。このうち、BTC保有者の割合は68%となる。

「(BTCの)半減期を知っている」と回答した人の割合は72%。BTCの半減期の時期を正しく回答した人の割合は65%になったという。

半減期後のBTC価格予想

半減期を認知している回答者のうち、75%が「半減期後にBTC価格が上昇する」と予想した。一方、8%が「価格は変わらない」、7%が「価格は減少する」と回答した。

2020年末のBTC価格の予想平均値は14,628ドル(約154万円)だった。

一方、「半減期を理由にBTCを購入した」と回答した人の割合は35%と過半数を超えていない。この結果だけで見れば、仮想通貨投資家であっても、半減期後の購入を見越した買いが高まっているとは言いづらい状況にある。

価格予想の根拠

「半減期後にBTC価格が上昇する」

「半減期後にBTC価格が上昇する」と予想した回答者に対してその理由を選択させた結果、それぞれの理由を支持した人の割合は以下の通りになった(複数選択可)。

  • 「希少性が増すから」…46%
  • 「過去にも半減期後にBTC価格が上昇したから」…42%
  • 「マイナーがマイニング報酬を確保するために価格操作をするから」…27%
  • 「より多くの人がBTCを買うようになるから」…24%

興味深いことに、自由回答欄では、PlanBの「ストック・フロー比率(S2F)」モデルによる理論予測を理由に挙げた回答者(2名)も存在した。

S2FモデルによるBTC価格の理論予測についてはこちら

「半減期と仮想通貨ビットコインの高騰」なぜ一緒に語られる? ストック・フロー比率から算出する理論価格を用いて解説
ビットコインは2020年5月に半減期を控える。歴史的には半減期経過後、BTC価格が大幅な上昇を記録しているが、その要因となる「ストック・フロー比率(S2F)」を用いて、その関係性を解説する。

「半減期後のBTC価格は変わらない」

「半減期後のBTC価格は変わらない」と予想した回答者が選択した理由は以下の通り(複数選択可)。

  • 「半減期はBTCのファンダメンタルズを改善しないから」…40%
  • 「BTC価格はすでに半減期を織り込んでいるから」…29%
  • 「マイナーが価格操作をするコストが大きいから」…21%
  • 「半減期による供給量の減少はわずかだから」…16%

「半減期後のBTC価格は減少する」

「半減期後のBTC価格は減少する」と予想した回答者が選択した理由は以下の通り(複数選択可)。

  • 「ハッシュパワーが減少し、脆弱性が高まる」…48%
  • 「上昇を見込んでBTCを購入した人々が売却するから」…42%

半減期後のBTC価格上昇に否定的な回答者のなかには、自由回答欄で、2019年のライトコイン(LTC)の半減期後にLTC価格が減少した事例を挙げた人も複数名存在した。

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