はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

世界で拡大、新聞広告やテレビCMでビットコイン投資の広告事例──コロナで加速した仮想通貨の存在感

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

主流メディアに仮想通貨の広告

パンデミックと結び付いた各国の金融緩和政策をが行う中で、ビットコインを中心とした仮想通貨に関する広告がメインストリームのメディアに続々と登場している。

米国では大手仮想通貨投資ファンド「グレースケール」がテレビコマーシャルを全米で展開、さらにデジタル金融サービスを提供する「Galaxy Digtal」も英国の大手新聞に広告を掲載した。

また、日本では仮想通貨取引所BitFlyerが「乃木坂 46」の齋藤飛鳥を起用してテレビコマーシャルを放映している。

インフルエンサーを活用した広告事例も多数見られるなど、新規顧客獲得のチャンスと見た業界企業のマーケティング戦略が活発になりつつある。

グレースケールのテレビCM

全米でテレビCMの放映を開始した。まずCNBCで放映され、その後、MSNBC、FOX、FOX Businessと大手メディアでのCM放映が続いている。

30秒間のCMは、貨幣が古代の物々交換から現在の裏付けのない法定通貨まで、どのように進化してきたかを辿り、金融緩和に伴うインフレにも言及、「だからこそ、デジタル通貨の時代がきた」と、ビットコイン等の投資信託(グレースケール)の存在をアピールするもの。

CMは8月10日に最初に放映され、8月15日にグレイスケールのBarry Silbert CEOが「今週は、今までで最大の資金流入額を得た。2億1700万ドル(約230憶円)が我々のファンドに投資された」とツイート、CMの効果を示唆している。

Galaxy digitalの新聞広告

億万長者のMike Novogratzが設立したGalaxy Digitalは、英国Financial Timesで全面広告を掲載した。この新聞は2019年時点で100万人を超える購読者を抱えており、その約20%が億万長者だと報告されている。

「不確かな時代では、ビットコインが体制から独立したヘッジ資産である」とこの広告は述べる。そして以下のように続く。

世界は流動的であり、現実は私たちの目の前で移り変わっている。非常に多くの経済的不確実性に直面し、私たちは「ニュー・ノーマルとは何か?」と自問している。

従来の金融システムから独立して動く、投資可能な価値の保存手段であるビットコインに参加しよう。

仮想通貨データ​​プラットフォームThe TieのCEO、Joshua Frankは「デジタルゴールドとしてのビットコイン」という文脈が浮上したことにより、より年齢層の高い世代をターゲットとする紙媒体の広告が打たれるようになったと分析している。

BitFlyerのテレビCM

仮想通貨取引所の日本国内最大手bitFlyerは、アイドルグループ「乃木坂46」の齋藤飛鳥をイメージキャラクターに採用し6月24日よりテレビコマーシャルの放映を開始した。

bitFlyerは、CMを打った背景について「業界自体の裾野を広げていきたいという思い」があったこと、そして新型コロナ感染拡大の状況下で、bitFlyerで取り扱うビットコイン(BTC)取引額が急増していることも理由の一つになったと明かした。

関連:仮想通貨取引所bitFlyerが新テレビCM放映 乃木坂46 齋藤飛鳥がイメージキャラクターに

インフルエンサーを使った宣伝も

米国の人気ポップカルチャーブログの創設者でインフルエンサーのDave Portnoyは、仮想通貨取引所Geminiを運営するウィンクルボス兄弟に案内されてビットコイン(BTC)を購入する動画を8月14日に発表した。

関連性は不確かではあるが、この後ビットコインが2.6%上昇したことから、「Portnoy効果」として話題になった。

ブロガーやユーチューバー、Tik Tokなどのインフルエンサーを起用したり、ソーシャルメディアを活用した広告も注目されているところだ。

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/20 火曜日
08:45
ビットコイン急騰、米国債格下げと州法により"安全資産"化|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは史上最高値となる10万9,000ドル付近まで上昇している。米国債の格下げを契機として米国の信用力に対する懸念が台頭し、ドル安が進行した。
08:02
ステーブルコイン大手サークル、コインベースとリップルから買収アプローチ=報道
USDC発行元のサークル社が50億ドル以上の企業価値での買収提案を複数社から受けている。リップルとコインベースからアプローチされ、IPO計画と並行して検討中か。
07:45
過去最高515億円含み益達成、エルサルバドルのビットコイン投資
エルサルバドルが保有するビットコインが515億円の含み益を達成。国際通貨基金との合意に反してビットコイン蓄積を継続中。
07:25
コインベース顧客情報流出事件、米司法省が捜査開始=報道
米司法省が仮想通貨取引所コインベースの顧客データ流出事件について刑事捜査を開始。インド拠点従業員への贈賄による情報漏洩で、ハッカーが2000万ドルの身代金を要求していた。
06:40
ストラテジー社とセイラー氏、ビットコイン投資の収益性めぐり投資家から集団訴訟
ストラテジー社とマイケル・セイラー会長が、仮想通貨ビットコインの投資戦略の収益性について虚偽の説明をしたとして投資家から集団訴訟を起こされた。
06:15
Bybit、USDT使用の株式取引開始 ストラテジーなど78社が対象
仮想通貨取引所Bybitが株式取引機能をGold & FXに追加。ストラテジーやコインベース、マグニフィセント7を含む78社株式をUSDTで取引可能。CFDモデル採用で実株保有は不要。
06:05
SEC、ソラナ現物ETFへの決定を延期 21SharesとBitwiseが対象
米証券取引委員会が21SharesとBitwiseのソラナETF提案について決定期限を延期し、パブリックコメントを求めると発表。Canary、VanEckも含む複数企業が仮想通貨ETF承認を競う中、SECの審査が本格化へ。
05:45
米メガバンクJPモルガン、顧客のビットコイン購入を許可
CNBCによると、JPモルガンのダイモンCEOが顧客によるビットコイン購入を許可すると発表。長年の仮想通貨批判にも関わらず顧客選択の自由を重視。
05:35
1100億円相当のビットコインを買い増し、セイラーのストラテジー社
米ストラテジー社は19日夜、2025年5月12日から18日の間に総額1,100億円を投じて、7,390 BTCを購入したことを報告した。
05/19 月曜日
18:00
Bitcoin革命、ZK技術で実現するBitcoinOSのアプローチ
ビットコインの可能性を広げるBitcoinOS(BOS)は、ZK技術を活用してビットコインのコードを変更せずにスマートコントラクト機能やスケーラビリティを実現。BitSNARK、Grailブリッジ、xBTCなどの革新的プロダクトで、ビットコイン中心の統合エコシステムを構築。
17:15
リミックスポイント、最大56億円を調達へ 44億円でビットコイン買い増し
リミックスポイントがEVO FUND向け新株予約権で約56億円を調達。44億円で仮想通貨ビットコイン買い増し、12億円をWeb3バリデーター事業に投資へ。
16:50
変わるWeb3業界の投資地図 今注目のVC3社が語る「実需とインフラ」重視の新戦略
TEAMZ WEB3 AIサミットで取材したC² Ventures、DFG、Jsquareの3社が語るWeb3投資の現在地。実需・収益性・規制対応を軸に見極めが進む中、インフラやAIへの関心、そしてアジア市場の可能性にも注目が集まる。
15:05
アーサーヘイズが今夏以降の「アルトシーズン」再来の見通し 年末までにビットコイン2.5倍予想も
アーサー・ヘイズ氏が仮想通貨の強気相場を予測、今夏を目処にBTC20万ドルへの上昇とアルトシーズン開始を見込む。自身のポートフォリオは20%を金(ゴールド)に配分し「最終的に1〜2万ドルまで上昇」と展望する。米国債務拡大がビットコイン高騰の追い風になると分析した。
14:15
中国系上場企業DDC、5000BTC保有目標のビットコイン準備金戦略を発表 
米国上場の中国系食品企業DayDayCook(DDC)が、ビットコインを戦略的準備金として3年間で5,000BTCの蓄積を目指す計画を発表した。同社は、すでに100BTCを購入済みで、2025年末までに500BTCの取得を目指す。一方、中国の仮想通貨規制をいかに回避するかにも注目が集まる。
13:22
メタプラネット、151億円でビットコイン追加購入 保有数7,800 BTCに
メタプラネットが約151億円で暗号資産ビットコイン1,004BTCを追加購入。保有総数は7,800枚に拡大。5月の資金調達・債務償還の経緯も紹介。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧