はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

Dapper Labs、米プロバスケ選手のNFTを使ったBCゲーム「NBA Top Shot」正式リリースへ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

NBA題材のゲームがリリース

Flowブロックチェーンを開発中の「Dapper Labs」は、米プロバスケットボールリーグ(NBA)とのコラボによって実現したブロックチェーンゲーム「NBA Top Shot」の正式サービス提供開始を発表した。

DapperLabsは、2017年11月にNFTを利用したブロックチェーンゲームとして一大ムーブメントを起こした「CryptoKitties」の開発企業だ。「NBA Top Shot」は、Dapper Labsが開発した独自のブロックチェーン「Flowブロックチェーン」上で提供される初のゲームになる。

関連:仮想通貨投資を促すデジタルの招き猫:世界最大ブロックチェーンゲーム「クリプトキティーズ」

CryptoKitties同様、収集要素の強いコレクティブル系ゲームである「NBA Top Shot」は、ゲームのデバッグを兼ねたクローズドβ版(参加者限定)で開発が行われてきており、テストプレイに招待された数は17000人に達した。

NFTのレアリティは異なる価格帯のCommon、Rare、Legendaryが存在し、クローズドβの時点で計43,000パックが売れた。特典となる29,000モーメント(NFT:非代替性資産)がエアドロップされたことからも、ファンや投資家心理を刺激したことがうかがえる。

NBA Top Shotとは

NBA Top Shotは、Dapper Labsが米プロバスケットボールリーグ(NBA)とのコラボによって開発された、dAppsゲームだ。

同ゲームでは、試合中の選手の写真やプレイ動画がカード化されており、ユーザーはカードパックを購入することでコレクションすることができる。NFTなので、外部のNFT市場で売買可能となるなどトレーディング要素も強い。

デジタルのデータなのに売り買いができるのは、ブロックチェーンを利用することによって、カードの複製などができない仕組みになっているためだ。今後、現実の試合と連携したファン垂涎のサービスも作られる予定としている。

カードの中には、希少性の高いアイテムも存在し、人気スター選手のカードなどはクローズドβでも盛んに取引され、マーケットプレイス(二次流通市場)では、計10,500モーメントが売買されたとしている。

CEOのコメント

正式リリースにあたって、Dapper LabsのCEOであるRoham Gharegozlou氏は以下のように語った。

NBA Top Shotでのデジタルアイテムの収集は、ファンに喜びを与えるだけでなく、Flowブロックチェーンを利用することにより、このコレクションは金銭的価値を生み出すことになる。

NBA Top Shotのコミュニティは、過去携わった中でもベストだった。自発的に協力し合い、ユーザー体験を向上させるためのツールやアプリを開発していくれる開発者たちにも恵まれた。

FlowブロックチェーンとDapper Labs

Flow ブロックチェーンは、Dapper Labsが開発するエンタメ向けのブロックチェーンだ。

Dapper Labsは、自らが送り出したゲーム「CryptoKitties」が大ヒットする中、イーサリアムブロックチェーン基盤のトランザクション詰まりや取引手数料のガス代高騰など、スケーラビリティ(拡張性)の課題に直面してきた経緯がある。

そのため、スケーラビリティ問題を解消したFlowブロックチェーンは、取引手数料に悩まされることなく快適にdApps(分散型アプリケーション)を遊ぶことを可能にするために開発されている。

Dapper Labsは、NBAだけでなく、世界最大の総合格闘技団体「UFC」やUbisoftなどのエンターテインメントのトップ企業と提携を行うなど、今後の展開を幅広く見据えている。

参考:NBA Top Shot

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/03 水曜日
17:03
XRP ETF、13取引日で8億ドル(約1240億円)到達 仮想通貨史上2番目の速さ
XRP現物ETFが上場13日で8億ドル超の流入を達成し、ビットコインETFに次ぐ史上2番目の速さを記録。ソラナETFを大きく上回るペースで、アナリストは最大1兆円超の市場規模を予測。
16:25
バイナンス(海外)、15種類の現物取引ペアを停止へ 12月5日実施
バイナンス(海外)は流動性レビューに基づき、12月5日に現物取引ペア15種を停止すると発表。停止は特定ペアのみで、対象トークンの上場廃止を意味しない。取引ボットも同時に終了予定。
15:14
ゲンスラー前SEC委員長「仮想通貨は投機的」 ビットコイン除く全トークンに警告
ゲンスラー前SEC委員長がブルームバーグのインタビューで、ビットコインを除くすべての仮想通貨を「極めて投機的」と評価。退任後も投資家保護の重要性を強調し、規制の観点からビットコインのみをコモディティとして区別する姿勢を維持している。
15:00
HashPortウォレット、Pontaポイントでステーブルコインの購入が可能に
HashPortは12月1日、HashPort WalletでPontaポイントをBase上のUSDCやcbBTCに交換できる「オンランプ」機能と、暗号資産をau PAYギフトカードに変換する「オフランプ」機能を開始した。
13:40
カルシが米CNNの公式パートナーに、予測市場のリアルタイムデータを報道に統合
米予測市場プラットフォームのカルシがCNNと提携し公式予測市場パートナーになった。カルシのリアルタイムデータがCNN番組全体に統合され、政治的・文化的イベントの確率情報を報道に活用する。ソラナ上でのトークン化予測市場も開始した。
12:45
ストラテジーCEO「米ドル準備金でビットコイン売却回避」、配当戦略を語る
米ストラテジー社CEOが今後の準備金や配当戦略を詳細に説明した。米ドル準備金で当面の配当資金を確保し、ビットコイン売却を回避する。レンディング参入の可能性も示唆した。
12:14
イーロンの「Xマネー」決済システム開発で人材募集 ソラナが支援表明
イーロン・マスク氏のX Moneyが決済プラットフォームの技術責任者を募集。ソラナが協力を表明し、仮想通貨統合の可能性に注目が集まる。WeChat型スーパーアプリ実現への動きを解説。
10:32
「資産トークン化が金融のあり方を変革」ブラックロックのフィンクCEOらが論説
ブラックロックのフィンクCEOらが現実資産(RWA)トークン化の可能性を様々な観点から解説した。トークン化の2つの大きな利点や規制当局の役割などにも言及している。
10:15
Trust Wallet、予測市場へのアクセス機能をローンチ
仮想通貨ウォレットのTrust Walletは、予測市場にアクセスできる機能をローンチ。まずはMyriad、ポリマーケット、カルシの3つの予測市場に対応する。
09:49
クラーケン、Backed買収 米国株のトークン化取引を拡大
仮想通貨取引所クラーケンがスイスのBacked Finance買収を発表。トークン化株式サービス「xStocks」は半年で取引高100億ドルを突破。RWA市場は2028年に2兆ドル規模へ成長見込み。
07:25
欧州10銀行がユーロ連動ステーブルコイン発行へ、2026年後半に開始予定
INGやBNPパリバなど欧州10銀行がユーロ連動ステーブルコイン発行を計画中。新会社キバリスを設立し2026年後半の発行を目指す。
07:15
バンカメ「資産管理サービスの顧客は仮想通貨投資を検討すべき」
バンク・オブ・アメリカは、資産管理サービスの顧客に対しポートフォリオの最大4%を仮想通貨などのデジタル資産に配分するように推奨していることがわかった。ビットコイン現物ETFも投資対象にする計画だ。
06:45
トム・リーのビットマインが継続的にイーサリアムを押し目買い、3日間で110億円相当
ビットマインが市場下落局面でも3日間に110億円相当のイーサリアムを追加購入した。同社は約373万ETHを保有し総供給量5%保有の目標に向け62%まで進捗。
06:25
米CME、ビットコインの恐怖指数VIXなどの新ベンチマークを導入
米CMEがビットコイン、イーサリアム、ソラナ、XRPを対象とした仮想通貨ベンチマーク指数を導入した。ビットコインのボラティリティを追跡する指数は株式市場のVIXに相当し、機関投資家のリスク管理ツールとなる。
05:55
チェーンリンク初の現物ETFがNYSEで取引開始、グレースケール「GLNK」
仮想通貨チェーンリンクの初の現物ETFが3日にニューヨーク証券取引所で取引を開始した。グレースケールがGLNKとして上場し運用資産は1700万ドル超となっている。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧