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一時暴落のビットコイン、高値圏で31頭のクジラ離反か 20年最後のBTC先物SQも迫る

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場とBTC(ビットコイン)

22日の暗号資産(仮想通貨)市場。ビットコイン(BTC)価格は、前日比3.29%安の237万円(22,930ドル)に。一時22,000ドルを割り込むなど大幅反落したが、下値では押し目とみた買いも観測された。

ビットコイン暴落時にはアルトコインの下げが顕著で、イーサリアムは前日比5%安の63,200円、XRP(リップル)は前日比12.8%安の51円まで下落している。

21日には、英仮想通貨取引所Exmoがハッキング被害を受け、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、XRP(リップル)、テザー(USDT)、ゼットキャッシュ(ZEC)といった仮想通貨の不正流出が確認されており、投資家心理を悪化させた。

関連:英仮想通貨取引所でハッキング被害──ビットコインなど6銘柄が流出

価格帯別出来高

21日は21,900ドルで下げ止まったが、暗号資産(仮想通貨)ビットコインのオンチェーン・データ分析サイトIntoTheBlockのIOMAPモデルによれば、22,660ドル付近は下値支持線として機能する可能性がある。

IOMAPは、機械学習を用いて現在価格の「+/-15%」の範囲で投資家のポジションを分析。最も関連性の高い10のクラスターを判定したものになる。投資家のポジションを定量化することにより、サポート/レジスタンスラインを補完するための参考とすることができるものだ。

直近のトランザクション履歴を確認すると、同価格帯では478,000近くのアドレスが560,000BTC以上の購入したことを示している。

intoTheBlock

次のIOMAP分析による”集団”は20,500ドルにあることを示しており、価格帯別出来高の厚い抵抗帯を底割れた場合は、心理的節目の2万ドル近辺まで下げ足を強めるおそれもある。

また、サンティメントの保有者分布によれば、直近数日間で大口投資家(クジラ)の売り圧力が急上昇したことを示唆する。1,000〜10,000BTCのアドレス急減を示しており、およそ31頭のクジラが離反し、数十億ドル相当の利益確定行動が、過熱相場の売り圧力に繋がった可能性も考えられる。

いずれにせよ、相場の過熱感から、足元調整が必要との見方は少なくなかった。

出典:Santment

関連:ビットコイン大口投資家の動向とマーケットへの影響|CryptoQuant寄稿

20年最後のビットコイン先物SQ迫る

仮想通貨分析企業Skewによれば、23億ドル相当のビットコイン先物が、クリスマス(日本時間12/25 1:00)に満期日を迎え、デリバティブ大手Deribitのオプションカットオフも25日17:00に訪れる。

CMEの正式名称はChicago Mercantile Exchangeで、米国にある「シカゴ・マーカンタイル取引所」のこと。金融先物取引所で、農産物・通貨・金利・株価指数等、広い範囲の先物取引・先物オプション取引を行なっており、仮想通貨のビットコイン先物も取り扱っている。

25日にビットコイン先物清算(SQ)を迎えることになるが、今回2020年最後の四半期メジャーSQであり、薄商いの年末年始前に税金確定させる動きも想定されることから、ボラティリティ(価格変動率)上昇に注意したい。

Skewで確認出来る権利行使価格(ストライク・プライス)は、以下の通り。

出典:Skew

関連:ビットコイン市場の価格調整シナリオ、JPモルガン・チェースが指摘

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