NFTゲーム「アクシーインフィニティ」、取引総額が1,200億円突破

「アクシーインフィニティ」の人気上昇

ブロックチェーンゲーム「Axie Infinity(アクシーインフィニティ)」の人気が上昇しており、取引高総計が11億ドル(約1,200億円)を超えた。アクシーインフィニティは、NFT(非代替性トークン)のキャラクターを育成したり戦わせたりするゲーム。ベトナムのゲームスタジオSky Mavisが開発している。

NFT(非代替性トークン)

「Non-Fungible Token」の略で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。最近ではアート作品などのユースケースが目立つが、以前からゲームのアイテムやキャラクターとして活用されている。

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分散型アプリ(DApps)企業のDappRadarのデータによれvば、アクシーインフィニティは、これまでに250万件以上の取引で、約11億ドル(約1,200億円)以上の取引高を記録。この数字には、アクシーインフィニティの独自マーケットプレイスと、他のNFTプラットフォームOpenSeaやRaribleなどで行われた取引が含まれている。

アクシーインフィニティの公式アカウントは先週6日、日間アクティブユーザーが100万人を突破したことを報告。独自の暗号資産(仮想通貨)であるAXSも、7月27日に約52ドル(約5,700円)という史上最高値を記録した。執筆時点では41ドル(4,500円)付近を推移、CMCの時価総額ランキングでは45位だ。

ゲームを収入源とするプレイヤーも

お金を稼げることも、このゲームの人気が上昇している背景の一つにある。プレイヤーがゲームで仮想通貨を獲得し、それを現地の法定通貨に変換できる「Play-to-earn」という仕組みが備わっており、フィリピン、インドネシア、ブラジルなどの国々で参加者が増えている。

人気の高まりにより、ゲームに参加する初期コストも7月時点で約0.5ETHに上がっている(最初にNFTキャラクターを入手することが必要)。

仮想通貨取引所FTXは、dApps企業「Yield Guild Games」と提携して、ゲームの中で必要となるNFTをユーザーに貸し出すサービスを開始。アクシーインフィニティを始めたくてもコスト面で難しい人々を支援するサービスで、フィリピン、インドネシア、インドや南米地域にいるプレイヤーを対象とする。

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活況をみせるNFT市場

アクシーインフィニティ以外でもNFT市場は再び勢いを取り戻している。

仮想通貨データを提供するCoin98 Analyticsによると、最大手のNFTマーケットプレイスOpenSeaで、先週の平均取引高が一日あたり4,000万ドル(約44億円)を超えた。

OpenSeaは、日本人アーティストの村上隆氏やせきぐちあいみ氏が作品を出品したことでも知られるプラットフォーム。過去30日間での取引高は約7億8,000万ドル(約860億円)と、6月の月間約180億円から急成長を見せている。

ユーザー数も直近一週間では1万人から2万人へと倍増。7月にOpenSeaは、シリーズBラウンドで約110億円を調達したことを明かしており、NFT領域の注目度が伺える。

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