はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

NFTゲーム「アクシーインフィニティ」、取引総額が1,200億円突破

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「アクシーインフィニティ」の人気上昇

ブロックチェーンゲーム「Axie Infinity(アクシーインフィニティ)」の人気が上昇しており、取引高総計が11億ドル(約1,200億円)を超えた。アクシーインフィニティは、NFT(非代替性トークン)のキャラクターを育成したり戦わせたりするゲーム。ベトナムのゲームスタジオSky Mavisが開発している。

NFT(非代替性トークン)

「Non-Fungible Token」の略で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。最近ではアート作品などのユースケースが目立つが、以前からゲームのアイテムやキャラクターとして活用されている。

▶️仮想通貨用語集

分散型アプリ(DApps)企業のDappRadarのデータによれvば、アクシーインフィニティは、これまでに250万件以上の取引で、約11億ドル(約1,200億円)以上の取引高を記録。この数字には、アクシーインフィニティの独自マーケットプレイスと、他のNFTプラットフォームOpenSeaやRaribleなどで行われた取引が含まれている。

アクシーインフィニティの公式アカウントは先週6日、日間アクティブユーザーが100万人を突破したことを報告。独自の暗号資産(仮想通貨)であるAXSも、7月27日に約52ドル(約5,700円)という史上最高値を記録した。執筆時点では41ドル(4,500円)付近を推移、CMCの時価総額ランキングでは45位だ。

ゲームを収入源とするプレイヤーも

お金を稼げることも、このゲームの人気が上昇している背景の一つにある。プレイヤーがゲームで仮想通貨を獲得し、それを現地の法定通貨に変換できる「Play-to-earn」という仕組みが備わっており、フィリピン、インドネシア、ブラジルなどの国々で参加者が増えている。

人気の高まりにより、ゲームに参加する初期コストも7月時点で約0.5ETHに上がっている(最初にNFTキャラクターを入手することが必要)。

仮想通貨取引所FTXは、dApps企業「Yield Guild Games」と提携して、ゲームの中で必要となるNFTをユーザーに貸し出すサービスを開始。アクシーインフィニティを始めたくてもコスト面で難しい人々を支援するサービスで、フィリピン、インドネシア、インドや南米地域にいるプレイヤーを対象とする。

関連仮想通貨取引所FTX、ブロックチェーンゲーム「Axie Infinity」のプレイヤーを支援へ

活況をみせるNFT市場

アクシーインフィニティ以外でもNFT市場は再び勢いを取り戻している。

仮想通貨データを提供するCoin98 Analyticsによると、最大手のNFTマーケットプレイスOpenSeaで、先週の平均取引高が一日あたり4,000万ドル(約44億円)を超えた。

OpenSeaは、日本人アーティストの村上隆氏やせきぐちあいみ氏が作品を出品したことでも知られるプラットフォーム。過去30日間での取引高は約7億8,000万ドル(約860億円)と、6月の月間約180億円から急成長を見せている。

ユーザー数も直近一週間では1万人から2万人へと倍増。7月にOpenSeaは、シリーズBラウンドで約110億円を調達したことを明かしており、NFT領域の注目度が伺える。

関連大手NFTマーケットOpenSea、シリーズBで100億円調達

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/29 月曜日
14:23
ビットコインは持続的上昇局面に?4年サイクル論争と機関投資家の影響力
Bitwise CIOマット・ホーガン氏が「ビットコインの4年サイクルは終焉し、持続的上昇局面に入った」と主張した。ハーバード大学など大手機関がBTCを保有し、個人投資家から機関への資産移転が進行。ボラティリティ低下の理由と、「階段を上りエレベーターで降りる」値動きパターンを専門家2人が詳しく解説。
13:35
AIや仮想通貨のショッピング活用進む Z世代が牽引か=Visaレポート
決済大手ビザの調査で、ショッピングにAIツールや仮想通貨を利用する消費者が増加していることが判明。特にZ世代が牽引していた。ステーブルコイン送金への関心も高まっている。
09:44
スベルバンク銀、ロシア初の仮想通貨担保ローン発行
ロシア最大の銀行スベルバンクが同国初の仮想通貨担保ローンを発行した。ビットコインマイニング企業に融資し、デジタル資産担保の仕組みを検証している。
12/28 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、MTGOXハッキング容疑者関連のBTC送金やearnXRPローンチなど
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン年末相場、値頃感から買い戻し期待も|bitbankアナリスト寄稿
今週のビットコインは方向感に欠け1400万円周辺で推移。26日のオプションカット通過後の動向が注目される。底入れには12月高値9.4万ドルの回復が条件だが、割安感から買い戻されやすいとbitbankアナリストが分析。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|Bybitの日本居住者向けサービス終了発表に高い関心
今週は、大手仮想通貨取引所Bybitの日本居住者向けサービス終了の発表、仮想通貨市場の調整局面、日銀の植田和男総裁の講演に関する記事が関心を集めた。
12/27 土曜日
14:00
ジーキャッシュのシールドプール供給シェアが23%で安定、プライバシー採用が定着
仮想通貨ジーキャッシュのシールドプール供給の市場シェアが2025年初頭の約8%から23%前後で安定している。プライバシー採用指標は依然として安定しておりプライバシー保護取引への持続的な関心を示している。
13:25
金融庁、仮想通貨ETFの導入に向けた税制改正──暗号資産取引の課税見直しと新たな可能性
金融庁が2026年度税制改正の資料を公開した。暗号資産取引を総合課税55%から申告分離課税20%へ変更することに加えて、ETF解禁や繰越控除などについても挙げられた。
11:10
KLab、ビットコインとゴールドを購入開始 「岐路に立つBTC」と分析
東証プライム上場のKLabが25日にビットコインとゴールドの購入を開始。AIを活用した市場分析レポートの不定期発刊も開始した。
10:05
ミームコイン市場は2025年に60%下落、「TRUMP」発行から始まった一年を振り返る
ミームコイン市場は2025年に60%下落した。トランプ氏による独自仮想通貨「TRUMP」発行や、ドージコインETF誕生など変化の激しかった一年を解説する。
09:10
イーサリアム、2026年の主要アップグレードで並列処理とプライバシー機能強化へ
仮想通貨イーサリアムが2026年に2つの大型アップグレードを計画している。Glamsterdamは並列処理とガスリミット拡大で性能向上を、Hegotaはプライバシー保護と検閲耐性の強化を目指す。
07:45
BNBチェーン、Fermiハードフォークを1月14日実施へ 
BNBチェーンが2026年1月14日にFermiハードフォークを実施する。ブロック間隔を750ミリ秒から450ミリ秒に短縮し、時間依存型アプリケーションへの対応を強化する予定だ。
07:00
プーチン大統領「米政府はザポリージャ原発でのマイニングに関心」
プーチン大統領は、ウクライナにあるザポリージャ原子力発電所で仮想通貨のマイニングを行うことに米政府が関心を持っていると述べたことがわかった。今後の和平交渉に注目が集まる。
06:35
米政府、1月末に再び閉鎖の可能性浮上 仮想通貨市場構造法案の審議に影響も
米政府が1月末に再び閉鎖される可能性が浮上した。再び発生すれば1月に審議入りが予定されている最重要な仮想通貨市場構造法案の議決がさらに延期されてしまう。
06:05
アーサー・ヘイズ氏がDeFiトークン買い増し、3億円以上のLDOとPENDLE
著名投資家アーサー・ヘイズ氏が185万ドルのLDOトークンと97.3万ドル相当PENDLEトークンを追加購入した。イーサリアムを売却して割安なDeFiトークンへの買い増しを加速。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧