カニングハム選手がBlockFiと契約
全米プロバスケットボール協会(NBA)の新星として注目されるケイド・カニングハム(Cade Cunningham)選手が、暗号資産(仮想通貨)レンディング大手BlockFiとのパートナーシップ契約を結んだ。カニングハム選手は、契約金をビットコイン(BTC)で受け取るという。
Welcome to the fam, @cadecunningham_. Learn more about our partnership: https://t.co/a0f6kRKEtO https://t.co/rXQZNSUIo0 pic.twitter.com/WewnxWkIBP
— BlockFi (@BlockFi) August 19, 2021
BlockFi
2017年に設立された仮想通貨レンディングプラットフォーム。売買取引の他、仮想通貨を預けることで利子を受け取れる口座や、仮想通貨を担保とした現金貸し出しサービスを提供している。一部の国で、購入額に対してビットコインで報酬還元されるVisaカードも導入した。
▶️仮想通貨用語集
カニングハム選手は、2021年のNBAドラフトで全体の1位に指名されて注目が集まっている。今回、仮想通貨についての教育動画、プロモーションの景品、独占インタビュー、その他仮想通貨の価値について意識を高めるための取り組みなど様々な面でBlockFiと協力していく。
BlockFiは、カニングハム選手のBlockFiアカウントに、直接ビットコインの形で契約金を支払う予定だ。カニングハム選手は、次のようにコメントした。
BlockFiと提携して、私のポートフォリオをさらに多様化し、仮想通貨を運用していけることを嬉しく思う。特に今、仮想通貨は個人金融において重要性が増してきている状況だ。
今回の契約は、自分自身の長期的な経済的成功のためだけではなく、若い世代に経済面で自ら支えていくための知識を与えることにも繋がる。
また、仮想通貨に興味を持った理由として、「使いやすさ」「民主的でコンセンサスの基盤があること」「消費者の変化するニーズを満たすために時間とともに進化していく能力」を挙げている。
I'm partnering with @BlockFi. Join me in not just buying Bitcoin, but earning it. #ad https://t.co/Bw6UMTnofS
— Cade Cunningham (@CadeCunningham_) August 19, 2021
カニングハム選手は、契約を明かした後、ツイッターのアイコンをレーザーアイに変えた。レーザーアイは2021年春ごろより仮想通貨コミュニティの間で流行しており、ビットコインの将来性を期待していることを示すものである。
ブロックチェーンを活用するNBA
NBAは、ブロックチェーン関連の取り組みを進めている。Dapper Labsと協力してNFT(非代替性トークン)のコレクションゲーム「NBA Top Shot」をローンチ。また、ブロックチェーン企業Socios.comとパートナーシップを結ぶチームも増えている。
セルティクス、シクサーズ、キャバリアーズに続き、サクラメント・キングスやシカゴ・ブルズなどもSocios.comとの提携を発表。ブロックチェーンを活用してファンとチームを結び、収益を生み出していく見込みだ。
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