仮想通貨カルダノ、ブロックチェーン分析企業の技術を導入 ネットワークのセキュリティ向上へ

仮想通貨カルダノが提携

暗号資産(仮想通貨)カルダノ(ADA)のエコシステムを支えるカルダノ財団は24日、ネットワークのセキュリティを強化するため、ブロックチェーン分析企業「Coinfirm」とパートナーシップを締結したことを発表した。

Coinfirmのマネーロンダリング対策(AML)とテロ資金供与対策(CFT)の技術を導入してネットワークのセキュリティを強化しながら、金融活動作業部会(FATF)らの規制当局のルールを完全に遵守できるようにすることが目的だ。

関連初心者でもわかる仮想通貨カルダノ(ADA)とは|仕組みや将来性について

FATFとは

「Financial Action Task Force」の略で、「金融活動作業部会」と訳される。仮想通貨も含め、AML/CFTの国際基準(FATF勧告)を策定している組織。

▶️仮想通貨用語集

カルダノは、CoinGeckoのデータで時価総額3位の仮想通貨(本記事執筆時点)。大型アップデート「アロンゾ」のメインネットを9月12日を目標に実装予定としており、その後はスマートコントラクトが導入され、NFT(非代替性トークン)市場やDeFi(分散型金融)の開発も行われると注目度が高まっている。昨日は、国内取引所としては初めて、ビットポイントがカルダノを上場した。

関連国内初、カルダノ(ADA)が本日ビットポイント上場

カルダノ財団の技術統合部門のトップMel McCann氏は今回の発表で、「AMLとCFTの分析は、規制下の市場で仮想通貨を広く普及させるには不可欠だ」とした上で、以下のように説明している。

 

Coinfirmのツールやサービスで、全ての取引所やカストディアン、その他の関係者が、ウォレットで保有されるカルダノの履歴を明確に追跡できるようになる。

また、カルダノ財団によると、Coinfirmの技術を利用すると、ネイティブ通貨のカルダノだけでなく、カルダノのブロックチェーンで発行される全ての資産を分析できるようになるという。仮想通貨が普及するにつれて、詐欺や盗難も巧妙さを増しているが、被害者が盗難された資産について、法執行機関らとの連携も取りやすくなるとした。

Coinfirmは2016年設立の仮想通貨関連企業。AML対策などに関する分析を自動化して効率的に実行するソリューションを提供しているという。これまでは、大手取引所のバイナンスも同社と提携し、仮想通貨テゾス(XTZ)もCoinfirmの技術を導入している。

関連FATFのトラベル・ルール導入、日本を含む仮想通貨送金がどう変わるのか

関連仮想通貨テゾス、FATFの基準に対応

24時間上昇率ランキング(国内)
24時間下落率ランキング(国内)
1週間上昇率ランキング(国内)
1週間下落率ランキング(国内)
時価総額ランキング(国内)

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します