グレースケールがSOLを初採用
米最大手暗号資産(仮想通貨)投資企業グレースケールは1日、「Digital Large Cap Fund」にソラナ(SOL)とユニスワップ(UNI)を新たに組み入れたことを発表した。グレースケールが投資商品でSOLを採用した初事例となる。
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Digital Large Cap Fundとは、グレースケールが提供する時価総額上位の銘柄で組成される投資信託。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)は以前より入っている。一方、今年の1月、リップル社とSECの裁判を背景に、XRPを投資信託「Digital Large Cap Fund」から除外し、4月にChainlink(LINK)、7月にはカルダノ(ADA)を追加した。
Digital Large Cap Fundにある各銘柄の最新比重(7月との比較)は、SOLとUNIが加わったことで以下のように変化。なお、この投資信託における銘柄の追加・除外は四半期ごとに再評価されるが、比重は毎日調整されている。
- ビットコイン:67.47%⇨62.19%
- イーサリアム:25.39%⇨26.08%
- カルダノ:4.26%⇨5.11%
- ソラナ:3.24%(新規)
- ユニスワップ:1.06%(新規)
- チェーンリンク:0.86%⇨0.82%
- ライトコイン:0.99%⇨0.77%
- ビットコインキャッシュ:1.03%⇨0.73%
CoinGeckoによると、ソラナの時価総額は7位、UNIが13位だ。
投資信託とは
投資信託とは、投資企業が多くの投資家から集めた資金を一つにまとめて、国内外の株式や債券などに分散投資を行い、その運用成果を投資家に分配する1つの金融商品。
グレースケールでは、私募という「資金調達」のプロセスは適格投資家に限定されており、発行された投資信託の株式(GBTC等)は二次市場(OTCマーケット)で全てのトレーダーに取引されている。
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