はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

Animoca Brands、3億円分のスターアトラスNFTを購入

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

スターアトラス内に出資

ソラナ(SOL)基盤のNFT・メタバースプロジェクト「スターアトラス(Star Atlas)」は23日、ブロックチェーンゲーム企業Animoca Brandsが宇宙船NFTを300万ドル(約3.4億円)相当購入したことを発表した。

関連:Star Atlas(スターアトラス)とは|注目すべき点や将来性を解説

スターアトラスは開発中のSF戦略ゲーム。マーベル映画や上映中のマトリックス最新作「The Matrix Resurrections」でも利用されている『Unreal Engine 5』をゲームエンジンに採用している。

宇宙空間を舞台に、宇宙船や資材などのNFT(非代替性トークン)を巡る3つの派閥が競争を繰り広げるゲームで、今回はGAO(Galactic Asset Offering)期間で、Animoca Brandsが宇宙船を300万ドル(約3.4億円)分購入した。

スターアトラスのMichael Wagner共同設立者兼CEOは以下のようにコメントした。

我々は、経済とガバナンスモデルのあらゆる側面に高いレベルの配慮を施している。これらの宇宙船は、プレイヤーがエコシステムに参加することで価値を生み出すことを可能にする。

Animoca Brandsとのパートナーシップにより、我々は、プレイヤーが現実世界の生活にインパクトを与える機会を持つメタバースを作り、Play-to-Earn(遊んで稼ぐ)の分野におけるリーダーとなることを望んでいる。

また、Animoca Brandsの共同創設者Yat Siu氏は以下のようにコメントしている。

これらの超リアルな宇宙船を「スターアトラス」のメタバース発売時に使用し、その有望なゲーム内経済を活用しつつ、当社の製品、パートナー、投資先の他の企業とのコラボレーションやシナジーの機会を推進することを楽しみにしている。

また、スターアトラスが8月にトークンセールを実施する際にも、Animoca Brandsと提携し、Animoca Brandsのエコシステムに加入することを発表した。

Animoca Brandsとは

Animoca Brandsは香港に拠点を置き、ブロックチェーンやAI技術を用いるゲーム企業。ゲーム領域との親和性の高さからメタバースへの事業展開も強めており、12月上旬にはバイナンススマートチェーン(BSC)と約230億円(2億ドル)規模のNFT・ブロックチェーンゲームファンドのローンチを発表した。

また、10月には70億円相当の資金調達も実施。7月にも160億円の資金調達を完了したばかりで、ゲームやメタバース内でブロックチェーンやNFTを活用することでオンラインのユーザーにデジタル所有権の証明を目指している。

関連:次世代の仮想空間サービス「メタバース」とは|ブロックチェーンとの関係も解説

スターアトラス以外にも、人気NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」と連携してブロックチェーンゲームを制作する方針も打ち出している。6月には子会社nWayを通じて東京オリンピックの開催を記念したピンバッジNFTもリリースするなど多岐な活動が目立つ。

関連:IOC、オリンピック公式ライセンスのピンバッジをNFT発売へ

ミニゲーム「SCORE」

スターアトラスの段階別の本格実装は2022年初頭に控えるものの、先週16日にはミニゲーム「SCORE」をリリースしたばかり。フルバージョンのゲームが公開される前にプレイヤーが持つ宇宙船によるステーキングが可能となっていた。

ステーキングの報酬として、スターアトラス内の通貨として機能する「ATLAS」トークンを取得できる。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12:04
FRB利下げ決定も仮想通貨の市場反応は限定的、BNB前週比9.2%高で1000ドルの大台迫る
FOMCでは米FRBが0.25%利下げを決定したが、暗号資産(仮想通貨)への影響は限定的だった。主要アルトコインでは、BNBが前週比9.2%高の1,000ドル目前に。背景としては、バイナンスの規制環境の進展の兆しとMegadropなどの需要が挙げられる。パウエル議長は年内2回の追加利下げを予想するも慎重姿勢を維持。
11:03
業界の行方を決める「天王山」に臨む──ビットバンク廣末氏が描く未来戦略
ビットバンク廣末紀之CEOが語る、預かり資産1兆円規模への成長と今後の展望。金商法への移行と分離課税実現に向けた2025年後半は業界の「天王山」。
11:00
ビットコイン・トレジャリー企業の勢い減速か、4社に1社が純資産割れで取引=K33報告
K33リサーチなどが報告したところによると、ビットコイン・トレジャリー企業の4分の1が純資産価値を下回る時価総額で取引されており、業界の統合が進む可能性が指摘された。
10:02
ヴィタリック、イーサリアムの開発計画をプレゼン
ヴィタリック・ブテリン氏は、仮想通貨イーサリアムの開発計画についてプレゼンを行った。大阪で開催されているイーサリアムのカンファレンスEDCONに登壇した。
09:40
フォワード・インダストリーズ、最大5900億円規模の資金調達でソラナ戦略を推進
米上場企業フォワード・インダストリーズが最大40億ドル規模のATM増資で仮想通貨ソラナトレジャリー戦略を推進する。DeFi Development Corpもソラナ買い増しを発表した。
08:45
トランプ・ジュニア出資のサムザップ、750万ドージコインを初購入
米ナスダック上場のサムザップメディアが750万ドージコインを200万ドルで公開市場から初回取得したと発表した。
07:20
米SEC、仮想通貨ETF上場手続きを大幅簡素化へ
米証券取引委員会が、ナスダック、Cboe BZX、NYSEアルカの3大取引所による包括的上場基準を承認。今後、仮想通貨を含むコモディティベース株式の上場プロセスが大幅に簡素化される見通しである。
07:10
SBI新生銀行、トークン化預金「DCJPY」の導入を検討へ
SBI新生銀行は、円建てトークン化預金DCJPYの導入を検討すると発表。JPモルガンらが参加するプラットフォームを活用し、トークン化預金での多様な外貨の取り扱いも検討する。
06:50
仮想通貨取引所Bullish、NY州からビットライセンス取得 米国展開へ
機関投資家向け仮想通貨取引所ブリッシュが17日にニューヨーク州金融サービス局からビットライセンスと送金業ライセンスを取得したと発表した。
06:25
マネーグラム、ステーブルコイン送金サービス開始 
国際送金大手のマネーグラムが9月17日にクロスミントと提携しステーブルコインを活用した新たな送金サービスを南米コロンビアで開始すると発表した。
06:02
カルシ、予測市場エコシステムハブ開始 ソラナとベースと提携
予測市場プラットフォーム大手Kalshiが17日、ソラナとベースとの提携によるエコシステム支援ネットワーク「カルシエコ」の開始を発表した。
05:45
米CME、ソラナとXRPの先物オプション取引を10月に提供予定
世界最大のデリバティブ取引所CMEグループが10月13日にソラナとXRPの先物オプション取引を開始すると発表した。
09/17 水曜日
18:00
日本でステーブルコイン普及のハードルと可能性は?|WebX2025トークセッション
WebX2025で日本円建てステーブルコインの普及をめぐるパネルセッションが開催された。専門家がステーブルコインの課題やユースケース創出をめぐって徹底議論した。
17:43
メタプラネット、「Bitcoin.jp」ドメインを取得 「ビットコインジャパン」も設立
メタプラネットは「Bitcoin.jp」を戦略的に取得し、新会社を設立。国内ビットコイン事業の拡大と収益基盤強化を目指す。
15:15
ビットコイン・スタンダード著者、アルゼンチン・ミレイ政権の経済政策を「ポンジスキーム」と指摘
ビットコイン・スタンダード著者のサファディーン・アモス氏が、アルゼンチンのミレイ政権の経済政策を「国家規模のポンジスキーム」と痛烈に批判。キャリートレードによる金融システムの崩壊リスクと、自由主義政策の矛盾を解説した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧