はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

ウォルマート、NFT関連の商標登録提出 独自の仮想通貨発行も視野に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ウォルマート、メタバース進出か

米小売大手ウォルマートが、独自の暗号資産(仮想通貨)発行やNFT(非代替性トークン)の発行も視野に入れていることがわかった。昨年12月30日に多数の商標登録を申請していたことをCNBCが報じた。

メタバース(仮想空間)を使ったバーチャルショッピング事業などを検討しているものとみられる。

申請内容では、関連特許としてトークン発行やNFTなど累計7つを米国特許商標庁(USPTO)に提出したという。

ウォルマート側は商標登録について、以下のように発表した。

我々は、新興技術が将来のショッピング体験をどのように形作るかについて常に模索している。

実際のプロダクトやサービスとして顧客に提供されるアイデアもあれば、試行錯誤を繰り返して学ぶものもある。

メタバースとは

インターネット上に構築された、多人数参加型の3次元仮想現実世界のこと。アバターを使ってゲームや音楽のライブ、オンラインカンファレンスに参加できるなど、様々な領域で活用が期待されている。

▶️仮想通貨用語集

関連:次世代の仮想空間サービス「メタバース」とは|ブロックチェーンとの関係も解説

商標内容

現状確認されている商標出願では、以下のような項目が確認されている。

  • 仮想通貨やデジタル資産などが管理可能なウォレット・ソフトウェア
  • オンライン上の小売サービス
  • デジタル通貨やデジタルトークンをオンラインコミュニティに提供する金融サービス

デジタル通貨や仮想通貨、デジタル資産やブロックチェーン資産、デジタルトークンやユーティリティトークンの保管やポートフォリオ管理に利用できる、ダウンロード可能なウォレット・ソフトウェア

以下の商品を提供するオンライン上の小売サービス。

電子機器、家電製品、屋内外の家具、インテリア、玩具、スポーツ用品、アウトドア用品、健康・美容・パーソナルケア用品、家庭用品、アパレル、パティオ・ガーデン・芝生手入れ・造園用品、ホームセンター用品、グリル用品、娯楽録音物、テレビゲーム、書籍・出版、楽器、事務用品、美術・工芸用品、休日・祝い用品、宝石類およびペット用品。

グローバル・コンピューター・ネットワークを介したオンライン・コミュニティのメンバー利用のためのデジタル通貨及び価値のあるデジタルトークンの提供などの金融サービス

また、上記以外でも、独自のNFTコレクションを発行する計画があることが明らかになっている。

大手企業のメタバース動向

米国の大手企業などがメタバース関連事業への動きを活性化させたきっかけは、21年10月末にフェイスブック社がメタへと社名変更を行い、メタバース事業に本腰を入れることを表明した影響が大きい。

関連: フェイスブックが「Meta」に改名、メタバース事業に参入

その後、マイクロソフトやナイキ、ディズニー、バンブル、アディダスなど世界最大手がメタバース関連事業を開始する方針を示唆するなどバズワード化した。

また、メタバース企業などへの出資も活発化。ソフトバンクやUbisoftなどの大手企業も関連プロジェクトの資金調達に参加したほか、ディセントラランド(MANA)やThe Sandbox(SAND)などのメタバースゲーム系の個別銘柄も投資家から注目を集めた。

関連: Decentraland(ディセントラランド)とは|メタバースと仮想通貨MANAの将来性

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
03/30 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、米州政府や企業のBTC投資動向やリップル社のSECへの追加上訴撤回など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン週次市況:1300万円台で揉み合う展開と今後の見通し|bitbankアナリスト寄稿
bitbankアナリスト長谷川氏による週次分析。トランプ政権の相互関税懸念と米経済指標の動向を背景に、1300万円台で揉み合うビットコイン相場。現物ETFへの資金流入が続く中、今後の展望を詳細に解説
11:00
週刊仮想通貨ニュース|トランプ関税の影響分析に高い関心
今週はSBI VCトレードによるステーブルコインUSDCの取引開始、トランプ関税の影響分析、世界最大級のオンライン証券会社によるトランプ氏言及の仮想通貨4銘柄追加に関するニュースが最も関心を集めた。
03/29 土曜日
13:45
イーサリアム創設者ヴィタリック、L2セキュリティの進化と「2-of-3」証明システムを提案
ヴィタリック・ブテリン氏が新たなブログで、L2セキュリティの現状と将来展望を公開。ブロブスペース拡張、ZK・OP・TEEを組み合わせた「2-of-3」証明システム、証明集約レイヤーの必要性について詳細に解説。
12:55
南カロライナ州で新たにビットコイン準備金法案提出 対コインベース訴訟取り下げも
米国サウスカロライナ州が、コインベースへのステーキング関連訴訟を取り下げた。また同日には州がビットコインなど仮想通貨の準備金を持てるようにする法案が提出されている。
10:45
ブラックロックのビットコインETFを保有、トランプ大統領の息子が顧問の米上場企業
米ドミナリ・ホールディングス社がビットコイン保有戦略を開始し、ブラックロックのETFを購入。機関投資家の仮想通貨投資最新動向は。
10:00
欧州保険・年金機構(EIOPA)、保険会社が仮想通貨を100%裏付ける義務提案
EIOPAが保険会社の仮想通貨保有に100%の資本要件を提案。高リスクに対応するためとしている。欧州では特にルクセンブルクで保険会社の仮想通貨エクスポージャーが確認されている。 。
09:30
SEC、イーロン率いる政府効率化省(DOGE)と連携開始
米証券取引委員会(SEC)がイーロン・マスク氏の政府効率化省(DOGE)との連携を開始。トランプ政権下での規制機関改革と仮想通貨政策転換の最新動向を解説。
08:30
ビットコイン80万円下落、BTCメジャーSQ通過で需給悪化|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは前日比で一時80万円の下落となった。アルトコイン市場も、ビットコインの急落に連動するかたちでほぼ全面安の展開となった。
07:45
トランプ大統領、仮想通貨取引所BitMEXの共同創設者3名に恩赦
トランプ大統領は、アーサー・ヘイズ氏ら仮想通貨取引所BitMEXの3名の共同創設者に恩赦を与えたことがわかった。同氏らは、意図的にマネーロンダリング対策を導入せず銀行秘密法に違反したと告発されていた。
07:15
アバランチ現物ETF、米グレースケールも申請
VanEckの後に申請 米ナスダックは3月27日、グレースケールのアバランチ(AVAX)現物ETFに関する19b-4申請書を米証券取引委員会(SEC)に提出した。この申請は、既…
07:02
ブラジル政府高官「ビットコイン準備金は国の繁栄に不可欠」
ブラジル副大統領首席補佐官がビットコインを「デジタルゴールド」と評価し、国際準備金の5%をビットコインに投資する法案を支持する。
06:40
イーロン・マスク氏、人工知能開発のXAIがX社を買収と発表 企業価値16兆円超の巨大統合に
イーロン・マスク氏が率いるAI企業XAIが旧ツイッター社X社を全株式交換で買収。XAIを800億ドル、X社を330億ドルと評価する統合により、AIとソーシャルメディアの融合を目指す。
06:15
Bybitハッカー、40億円相当のイーサリアムを売却 ETH価格は前日比6%安
Bybitハッキング犯による40億規模のイーサリアム大量売却が仮想通貨に影響。ETHが前日比-6.3%。
03/28 金曜日
13:15
イーサリアム「ペクトラ」の実装日が4月30日と仮決定、次期「フサカ」の動向は?
カオスつうかイーサリアムのコア開発者ティム・ベイコ氏が「ペクトラ」アップグレードの実装日を4月30日と仮決定。次期開発に関しても進捗が確認された。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧