はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

スーパーボウル閉幕、多数の仮想通貨関連CMが放映される

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

スーパーボウル閉幕

米NFLが毎年2月に開催する第56回スーパーボウルは13日、ロサンゼルス・ラムズとシンシナティ・ベンガルズが対戦。米国を代表する注目行事では多数の暗号資産(仮想通貨)関連の広告が放映された。

NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)は米国のプロスポーツを代表するアメフトのプロリーグ。例年2月上旬に開催するスーパーボウルは国民的行事として多くの視聴者から注目を集めることから、その広告枠は30秒あたり約8億円もの高額販売されるなど、企業からもPR観点から重要視されている。

関連: 週末開催の「スーパーボウル」、大手仮想通貨企業が広告枠を購入

イベントには著名アスリートやミュージシャン、俳優などが多数観戦。英国のハリー王子夫妻やラッパーのカニエ・ウェストや2チェインズ、ジェイZも球場に居る様子が報道された。

仮想通貨広告

事前に報道してきた通り、大手取引所のFTXとコインベースは仮想通貨の配布キャンペーンを実施。FTXはツイートを再投稿すると7.54BTCがもらえる抽選キャンペーンとなっているほか、コインベースはQRコードをスキャンすると最大およそ3億円分のビットコイン(BTC)を配布するキャンペーンに参加できる。

FTXはこれまで、NFLやNBAを代表するスターのトム・ブレイディ氏やステフィン・カリー選手らとアンバサダー契約を締結。MLBでも日本人選手の大谷翔平との契約を発表している。

関連:米大リーグの大谷選手、FTXのアンバサダーに

特に、コインベースの広告は放映後、サイトが一時ダウンするほどアクセスが殺到。コインベースのSurojit Chatterjee CPO(首席プロダクト責任者)は「過去最高のアクセスを記録した」とコメントした。

また、ヒップホップ界を代表する著名ラッパーらのドクター・ドレーやスヌープ・ドッグ、エミネム、50セント、ケンドリック・ラマーらが出演したハーフタイム・ショー後にはCrypto.com(クリプトコム)の仮想通貨CMが放映。

NBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)を代表するスターのレブロン・ジェームズ選手を起用した。

クリプトコムは21年秋にはロサンゼルス・レイカーズの本拠地命名権を獲得しており、プロスポーツを活用した広告活動に力を入れている。

関連:Crypto.com、米スーパーボウルのCM枠を購入

また、仮想通貨取引サービスを提供するソーシャル投資プラットフォームのeToroも仮想通貨関連の広告を放映。「Crypto(クリプト)」の表現を複数回利用した。

さらに、仮想通貨取引サービスを提供するBitBuyもCMを放映。NBAスターのカイル・ラウリー選手を起用した。

NFT・メタバース

また、ビール大手のBud Lightも新製品「Bud Light Next」のCMでメタバース(仮想現実)を一部描写。NFT(非代替性トークン)化したアートを観賞する一面があった。

他にも、CRM大手のセールスフォースも「メタバース」というフレーズを利用。「#teamearth」と称して、「メタバースや火星に行くのではなく、(地球に残ろう)」とするCMを放映した。

メタバースとは

インターネット上に構築された、多人数参加型の3次元仮想現実世界のこと。アバターを使い、様々な楽しみ方ができる。例えば、『The Sandbox』というゲーム内のメタバースでは、ボクセルアート制作ツールやゲーム制作ツールが提供されており、ユーザーはそのなかで自作のゲームや施設を作ることができる。

▶️仮想通貨用語集

関連:次世代の仮想空間サービス「メタバース」とは|ブロックチェーンとの関係も解説

試合結果

試合は21年11月に給与の一部(1億円相当)をビットコインで受け取る方針を表明した人気WRのオデル・ベッカム・ジュニア選手らを擁するラムズが接戦を制し、23-20で勝利。ロサンゼルスへの再移転後は初となるスーパーボウル制覇を飾った。

関連:米NFL人気選手、年俸をビットコインで受け取りへ

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/05 土曜日
13:40
トランプ一族の「World Liberty Financial」、WLFIトークンの取引開始を提案
World Liberty Financialが仮想通貨WLFIトークンの譲渡可能化を提案。早期支援者のトークンがアンロックされる見込み。
13:00
リップル社、シンガポールでXRPLの起業家育成プログラム開催へ 最大20万ドル資金提供
リップル社がシンガポールでXRP台帳基盤の起業家育成プログラムを開始する。RWAトークン化・DeFi・AI分野などに焦点を置き、最大20万ドルの資金提供を予定している。
10:20
1兆円相当ビットコインが移動も、構造的売り圧力は限定的か=Bitcoin Vector分析
14年以上動かなかった8万ビットコイン(約1.2兆円)が8個のアドレスから移動。仮想通貨取引所への売却ではなくOTC取引との見方も。
09:45
ロシア国営ロステック、トロンでステーブルコインRUBx発行へ 制裁回避狙いも
ロシア国営企業ロステックがルーブル建てステーブルコインRUBxを年内に発行する予定だ。決済プラットフォームRT-Payも立ち上げる。経済制裁回避の意図もあるとみられる。
08:20
Mercado Bitcoin、XRPレジャーで約300億円の資産トークン化計画
ブラジルの仮想通貨取引所Mercado BitcoinがXRPLで実世界資産トークン化を拡大。南米機関による最大規模の取り組み。
07:10
英上場ゴールド探査会社Hamak Gold、ビットコイン財務戦略導入で247万ポンド調達
ロンドン上場のHamak Goldが仮想通貨戦略転換を発表。カタール王族系投資ファンドも参加し株価6%上昇。
06:55
14年以上動かなかったビットコイン、合計1兆円相当が移動 警戒感高まる
14年以上動かなかった合計1兆円相当の仮想通貨ビットコインが、8個のアドレスから移動したことがわかった。当時からどのくらい価値が増えているのかも明らかになっている。
06:30
Ondo Finance、米SEC登録のOasis Pro社買収でトークン化証券市場に本格参入
RWAトークン化プラットフォームOndoが規制準拠のOasis Proを買収。米国投資家向けトークン化証券サービス拡大へ。
06:21
初心者向け|仮想通貨取引所のKYC手続きとは?スマホでできるeKYCの流れと注意点
口座開設の必須手順 暗号資産(仮想通貨)取引所を利用し始めるには、口座開設時に「KYC(本人確認)」と呼ばれる手続きが必要です。これは、ユーザーの身分確認や、利用目的の確認を通…
06:10
スウェーデン、違法収益による仮想通貨の押収を強化
スウェーデンのストレマー司法相が警察や税務当局に仮想通貨を含む犯罪収益の押収強化を指示。昨年11月導入の欧州最厳格な没収法により840万ドル相当を押収済み。
05:40
2800分の1の確率を突破 個人マイナーがビットコイン採掘に成功、5000万円獲得
個人ビットコインマイナーが7月4日にブロック903,883を単独採掘し、3.173BTC(約5000万円)の報酬を獲得。ネットワーク全体の0.00026%のハッシュレートで成功。
07/04 金曜日
17:43
マックハウス、仮想通貨事業でゼロフィールドと基本契約
アパレル大手マックハウスが暗号資産事業に参入。国内マイニングシェア1位のゼロフィールドと基本契約を締結し、ビットコイン購入とマイニングの両輪戦略で収益多様化を目指す。
17:11
SMBCグループ、事業共創施設「HOOPSLINK」を丸の内に開設 Web3や生成AIの活用を目指す
SMBCグループが事業共創施設「HOOPSLINK」を丸の内に開設。Web3などを活用し、スタートアップから大企業まで多様なパートナーと新事業を創出。
15:08
みんなの銀行、ソラナ基盤のステーブルコイン事業化に向け共同検討を開始
みんなの銀行がソラナ(SOL)基盤のステーブルコインとweb3ウォレットの事業化に向け共同検討を開始。Solana Japan、Fireblocks、TISの3社と協業し、新たな金融体験の創出を目指す。
13:50
米上場アンバー・インターナショナル、約37億円調達で仮想通貨準備金戦略を加速
米上場のアンバー・インターナショナルが機関投資家から2550万ドルを調達し、1億ドルの仮想通貨リザーブ戦略を強化。パンテラ・キャピタルなど著名投資家が参加。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧