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ゴールドマン・サックス、仮想通貨相場の下落が米経済へ与える影響を考察

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨相場の影響

米金融大手ゴールドマン・サックスは19日、最近の暗号資産(仮想通貨)市場の価格下落が米経済に与える影響について記載したレポートを顧客に公開した。レポートを入手した海外メディアが報じた。

米国の世帯全体で、仮想通貨の時価総額の3分の1相当を保有していると見られるが、家計純資産に仮想通貨が占める割合は0.3%だとし、価格下落が経済へ与える影響は小さいと指摘。労働参加率増加への影響も限定的だと説明している。

米株式市場との相関が高水準まで高まった仮想通貨市場は今月、仮想通貨テラ(LUNA)の価格暴落やステーブルコイン「テラUSD(UST)」のディペッグなどの要因で相場が低迷。仮想通貨という新しい市場における相場の低迷が、米経済に与える影響を懸念する声も上がっていたという。

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ディペッグとは

ステーブルコインの価格が、連動する通貨の価値から乖離すること。

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ゴールドマン・サックスは家計純資産に仮想通貨が占める割合は0.3%であるというデータを示した一方で、米国株は29%だと説明。仮想通貨が占める割合は減少傾向にもあり、他の資産に比べると仮想通貨の価格下落の影響は小さいだろうとの見方を示した。

以下は、CoinPostの提携メディア「The Block」が掲載した、ゴールドマン・サックスのグラフ。左側のグラフの緑色の線が、家計純資産に仮想通貨が占める割合の推移を表している(右軸)。

出典:ゴールドマン・サックス

労働参加率への影響

もう1つデータである労働参加率とは、16歳以上の生産年齢人口に対する労働力人口の割合で、雇用統計として示される指標の1つである。

ゴールドマン・サックスは、仮想通貨を保有している多くは若い男性であると指摘。一般的に若い男性の労働参加率は、資産変動の影響を受けにくいとした。

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