はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

アルト市場の活況が示唆するものとは・明確なユースケースを持つNEOとGASが急騰|7/5(木)

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場
バイナンスニュースの懸念が解消されたことで市場が下げ止まり、堅調な推移を見せるアルトコイン市場は、ZILや0x、Aeternity、Bitsharesなどが8%を超える高騰を見せた他、時価総額100位の中でも、30通貨が前日比5%を超えるプラスで推移している。

仮想通貨市場

7月4日22時にビットコインが急騰し、5日19時現在も前日比でプラスを維持しています。

出典:TradingView

特に本日の相場で注目すべき点は、アルトコイン市場の強さでしょう。

昨日バイナンスの緊急メンテナンス告知(取引の一時休止など)が影響し、ビットコインが急落したことで、堅調に推移していた仮想通貨市場の上昇トレンド終了が危ぶまれましたが、市場は持ち直しました。

好調な推移を見せるアルトコイン市場は、ZILや0x、Aeternity、Bitsharesなどが8%を超える高騰をしている他、時価総額100位の中でも、30通貨が前日比5%を超えるプラスで推移しています。

アルト市場の活況ぶりは、長期的な下落相場では現れにくい傾向であり、市場の活性化をみる指標として重要となります。

本日、時価総額150位までの主要通貨の上昇率ランキングは以下の通りです。

6/5:上昇率ランキング
Rank 通貨名 上昇率
1位 GAS(GAS) +36.3%
2位 Electroneum(ETN) +27.8%
3位 0x(ZRX) +19.1%
4位 NEO(NEO) +17.8%
5位 Mithril(MITH) +17.3%

高騰率が目立ったのはNEOとGAS、NEOプラットフォームで稼働する2つの通貨です。

GASはネオプラットフォームを動かすための燃料などの役割がある通貨であり、NEOの配当としても有名であり、価格が連動しやすい傾向にあります。

NEOは昨日、非中央集権を強調したことが海外メディアを中心に取り上げられ、現在SECからも追加情報が開示されない中で、議論が加速する有価証券の問題にマッチする形で価格を伸ばしました。

また、NEOベースのプロジェクトには500GASがコストとして必要であり、詐欺師が初期コストを抑えることができるERC20より優れているとの内容が話題になったことも、一つの価格上昇要因となりました。

このようにNEOとGASそれぞれに明確なユースケースと今後の期待感が価格に反映されました。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連株

仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄

日本時間6日13時以降に発動される、米国の追加関税措置と中国の報復関税措置を警戒して、引き続き世界同時株安に。

年初来安値を更新し続けているマザーズ指数が-3.74%と大暴落。1,000の節目を割り込むなど、下落に歯止めが掛からない状況です。

これに伴い、仮想通貨(ブロックチェーン)関連株も全面安。

2日前まで逆行高を見せていたマネックスグループ(8698)も、堰を切ったように売られて6.01%安となったほか、メタップス(6172)が7.81%安。GMOグループ(9449)が7.02%安と、先日まで高騰していた銘柄がいずれも大幅下落を余儀なくされました。

有望視されている仮想通貨(ブロックチェーン)関連株の最新情報は、以下の記事でまとめているので参考にどうぞ。

CoinPostの関連記事

仮想通貨(ブロックチェーン)本命銘柄|関連株の最新情報まとめ
株式市場の仮想通貨(ブロックチェーン)の関連株一覧です。仮想通貨(暗号通貨)の将来性と市場の盛り上がりに伴い、時価総額(株価)の大幅上昇を期待できる本命銘柄と最新のポイント解説をまとめています。
&from=in_article
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/19 水曜日
13:55
ブラジル、仮想通貨のクロスボーダー決済に課税検討 規制強化で抜け穴封じ=報道
ブラジル政府が仮想通貨を利用したクロスボーダー決済への課税を検討している。中央銀行は2026年2月から新規制を施行し、ステーブルコインを含む国際送金を外為取引として扱う方針だが、税収漏れ対策として金融取引税(IOF)の対象とする案が浮上している。
13:35
サークルが「xリザーブ」発表、USDC担保型ステーブルコインを展開可能に
サークルがブロックチェーン間でUSDC担保型ステーブルコインを展開可能にする相互運用インフラ「xリザーブ」を発表した。
13:15
米SEC、2026年度検査で仮想通貨監視を重点項目から削除 規制緩和加速
米SECが2026年度の検査優先事項から仮想通貨監視を除外。トランプ政権下で規制姿勢が執行重視から対話重視に転換。コインベースやリップルとの訴訟解決など、業界への軟化姿勢が鮮明に。
11:35
イーサリアム財団、レイヤー2を単一チェーンのように操作できる「相互運用レイヤー」構想
仮想通貨イーサリアムの財団が複数のL2を単一チェーンのように操作できる相互運用レイヤー(EIL)の構想を解説。現在開発中のEILへの参加を呼びかけている。
10:50
コインベース上のモナドICO、開始23分で65億円弱調達も販売ペース鈍化
コインベースで開始されたモナド(Monad)のトークンセールは、開始23分で64.5億円を調達したが、その後失速。高いFDV評価額やVC比率の高さが投資家の慎重姿勢を招いたとみられる。
10:33
全米初のビットコイン担保地方債、米ニューハンプシャー州が承認
ニューハンプシャー州が全米初のビットコイン担保地方債を承認した。1億ドル規模の債券でデジタル資産が140兆ドル規模の世界債券市場に参入する道を開く可能性が出た。
10:00
ハイパーリキッド・ストラテジーズ、ナスダック上場に向けた合併が延期に
ソネット・バイオセラピューティクスらの合併によるハイパーリキッド財務企業の上場が延期された。株主投票の賛成票が必要数に達していない形だ。
09:45
ビットコインとイーサリアムの現物ETF、資金流出が継続
仮想通貨ビットコインとイーサリアムの現物ETFは、資金が純流出する日が継続している。この点について、ソラナやXRPなどのETFに資金が循環している可能性が指摘された。
08:50
テザー、ビットコイン担保融資企業レドンに戦略投資
テザーがビットコイン担保融資のリード企業Lednに戦略的投資を実施した。Lednは設立以来28億ドル超の融資を実行し、2025年だけで10億ドル超と見込まれている。
08:00
GMOトラスト、Japan Smart Chainと提携し日本法準拠ステーブルコイン発行を検討
GMOトラストがJapan Smart Chainと提携 AltXリサーチは18日、日本向けレイヤー1ブロックチェーン「Japan Smart Chain(JSC)」において、…
07:15
資産運用大手6社、日本での仮想通貨投資信託の提供を検討
資産運用大手6社が、日本での仮想通貨投資信託の開発を検討していることがわかった。米国でビットコインの現物ETFが認可されたこともあり、日本でも仮想通貨投資信託の誕生に期待する声は多い。
07:05
クラーケンがシタデルから2億ドル調達し企業価値200億ドルに、IPO前に資金基盤強化か=報道
クラーケンがシタデル・セキュリティーズから2億ドルの戦略的投資を確保し企業価値200億ドルと評価された。9月の6億ドル調達に続きIPO前に資金基盤を強化している。
06:35
米通貨監督庁が銀行による仮想通貨保有を正式承認、オンチェーン手数料支払い目的で
米財務省通貨監督庁が国法銀行によるブロックチェーンネットワーク手数料支払いのための仮想通貨保有を正式承認した。トランプ政権下で仮想通貨に対する規制姿勢が転換している。
06:20
サイファーパンクが28億円相当のジーキャッシュを追加購入、保有量は総供給量の約1.43%に
ウィンクルボス兄弟率いるサイファーパンクが2万9869ZECを追加購入。保有総額は23万3644ZECとなり、総供給量の1.43%を保有している。
06:05
ビットコインの調整終了を予測、年末に向けた上昇がベースシナリオ=スタンダードチャータード銀
スタンダードチャータード銀行のアナリストが仮想通貨ビットコインの調整終了を予測した。複数の市場指標が極端な水準にリセットされ、年末に向けた上昇がベースシナリオだと話した。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧