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名門ヤンキース、職員のビットコイン給与受け取り制度を導入

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

手数料無料で給与の一部をビットコインに

米大リーグ(MLB)の古豪ニューヨーク・ヤンキース(NYY)は14日、暗号資産(仮想通貨)投資企業NYDIGとの複数年契約の締結を発表した。これにより、職員の給与をビットコイン(BTC)に転換する新たな支払い制度を導入する。

ヤンキースが福利厚生の一環として導入したのはNYDIGが22年2月に開始したばかりのビットコイン預金プラン(Bitcoin Savings Plan)。給与明細の一部を自動的にビットコインとして受け取ることを可能にするサービスで、従業員と雇用主の双方に取引手数料が発生しない。

関連:米NYDIG、ビットコインの給与受取サービスを開始

NYDIGの調査によれば、30歳以下の従業員の36%が給与の一部をビットコインに投資することに関心があることが判明。また、この内、3分の1程度がビットコイン支払いを対応している企業での就職を選択すると回答した。

これを受け、NYDIGは優良な人材を誘致する施策として見込みがあると説明している。

ニューヨーク・ヤンキースはMLBを代表する名門球団。過去には松井秀喜やイチロー、伊良部 秀輝、田中将大など往年の日本人選手が在籍しており、ワールドシリーズ優勝およびリーグ優勝(アメリカン・リーグ)、そして地区優勝回数は歴代最多を誇る。

ヤンキースとの提携について、NYDIGの最高マーケティング責任者(CMO)であるKelly Brewster氏は以下のようにコメントした。

我々は地元チームかつ名門フランチャイズとして著名度の高いヤンキースを連携して、ビットコインを全ての人にもたらすことを誇りに思う。

NYDIGは顧客のBTCのポテンシャルについて理解度の向上に貢献し、信頼に値するサービスと基準を提供できるにコミットしている。

ヤンキースだけではなく、全ての従業員にビットコインでの給与受け取りという選択肢を提供することで、ビットコインのドルコスト平均法を採用する形での移動が可能になると述べている。

ドルコスト平均法とは

1週間や1ヶ月など、設定した一定期間おきに一定の金額分の同じ金融資産を買い続ける投資手法。長期的に継続すれば、平均取得単価を下げる効果や想定外の暴落時のリスクを軽減できるメリットを持つ。

また、少額の投資でも実践できるため、参入障壁の低さからも、初心者向けとして知られる。別称、定額購入法。

▶️仮想通貨用語集

関連:即実践できる、相場に左右されない積立投資|ドルコスト平均法とは

米プロスポーツでの仮想通貨給与

これまでにも米プロスポーツチームが選手への給与支払いの一部をBTCとして受け取る選手はいた。

大半はNFL(ナショナル・フットボール・リーグ)所属の選手で、契約条項に仮想通貨支払いが盛り込まれるケースだった。

大リーグでは、給与を仮想通貨で受け取る選手はいなかったが、21年秋にはロサンゼルス・エンジェルズの大谷選手がFTXのブランド・アンバサダーに就任。契約金などは仮想通貨で受け取っていた可能性が想定されている。

関連:米大リーグの大谷選手、FTXのアンバサダーに就任

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