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大手DEXのユニスワップ、初の財団設立へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ユニスワップ財団、設立へ

分散型取引所(DEX)大手ユニスワップのガバナンス投票で、オープンソース開発とエコシステム発展のサポートを目的とした「Uniswap Foundation(ユニスワップ財団)」の設立が決まった。

2018年11月に設立されたユニスワップは、1日の出来高が1,300億円(10億ドル)に上る最大手DEXの一つだが、財団の設立はこれが初めて。

ユニスワップ財団設立の提案は、24日に暗号資産(仮想通貨)UNI保有者によるコミュニティ投票で、圧倒的多数の参加で可決。設立の目的は、プロトコルのトレジャリー(財務)管理に関するガバナンスを調整し、エコシステムの開発者に対するサポートや、エコシステムを拡大すること。特に助成金提供の合理化にフォーカスする。

これまでユニスワップには分散型自律組織(DAO)で管理する助成金プログラム(UGP)があったが、ガバナンスの承認プロセスを調整する組織がないために摩擦が生じ、良質なプロジェクトに最大限に効率的な形で資金を提供できない部分があったという。

ユニスワップ財団は運営予算として、合計約99億円(7,400万ドル)を請求。内訳は、当初3年間の運営予算として18億円(1,400万ドル)、助成金プログラム(UGP)予算を拡大し3年以上維持する枠として81億円(6,000万ドル)である。

これらの資金は、財団が米デラウェア州を本拠地として法人格を確立した後に財務から配分される予定。ユニスワップの分散型自律組織(DAO)のトレジャリーには、約4,000億円(30億ドル)強の仮想通貨がある。

ユニスワップ財団を率いるのは、以前にユニスワップの主要開発企業「Uniswap Labs(ユニスワップラボ)」でスタッフ長を務めたDevin Walsh氏と、ユニスワップ助成金プログラムのリーダーとしてエコシステムに貢献してきたKen Ng氏の2名。Walsh氏は、9月に発表される助成金プログラムから早速スケールアップを図りたいと意気込みを寄せている。

ガバナンスとは

特定の集団の経営・運営を管理監督するプロセスや仕組みのこと。DeFi(分散型金融)プロジェクトの多くでは、ガバナンストークンと呼ばれる、あるプロジェクトのガバナンスに参加するための投票権のようなものが存在する。

ユーザーは、報酬のガバナンストークンの価値上昇を期待して、流動性を提供。流動性を提供するユーザーが増えると、プロダクトの有用性が高まり、プロジェクト自体の価値が上昇する狙いがある。

▶️仮想通貨用語集

関連:Uniswapコミュニティ、「ユニスワップ財団」の設立を提案

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