はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

リップルのカウントダウン"2"は合体がメインテーマ!?

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

リップルのカウントダウンが2に進みました。

なぜこんなにリップルの価格が上がっているの?カウントダウンとは?という方は1日目の記事を参考にしてください。

カウントダウン上の形に変化は見られませんでしたが、ツイッターの内容で変わった点が2つあります。

カウントダウンの数字はもちろんですが、ツイッターのリップル社が残した謎の2つの文字です。

見て分かる通り、カウントダウン3は
“3 days of mind-blowing #content and #speakers”
衝撃的な内容と重要な人物の発言まで3日

カウントダウン2では
“2 themes coming together, #banking & #blockchain”
銀行とブロックチェーンの二つが1つに

また2では2の数字が別れたものからの合体した形に動いていることがわかります。これは2で発表された文章と重ねて見たときに異なる二つのものが合体する意味としても捉えられる内容になります。

となると銀行関係でありリップルと銀行関連企業との提携なのでしょうか?リップルの存在価値を考えるとこの可能性は大きく考えられます。このことを踏まえ今考えられる銀行以外の可能性も踏まえまとめようと思います。

本題に入りますが、未だネット上には上記の公式情報以外ではリップルの発表に関する内容は未だ海外サイトでも詳しい情報はまだ出揃っていません。

昨日お話ししましたカウントダウンはなにを意味しているかという話で多くの憶測が飛び交い相場の影響も伴ってツイッターなどSNSでも盛り上がりを見せていました。

昨日謎のカウントダウンが開始され、その時間から一時30%近くの価格上昇を記録したリップル、日本時間深夜1時あたりでカウントダウンが2に進みそこから現在にかけて前日比65%の上昇を記録し価格は三十円代まで回復しました。

カウントダウンが2になることはカウントダウンの形式上わかりきっていたことなので、そこからアメリカの取引量が大幅に増えたことからアメリカの市場が動き出しGWでリップルが10倍を記録した時と同じくアメリカ市場の取引による価格上昇が影響したものと考えられます。

現状圧倒的に世界の中でリップルの取引量が多いのは韓国で世界全体の50%近くの取引量を誇ります。

今のところ可能性がある説は?

一番有力、銀行説
  1. SBIホールディングス系等の海外銀行間送金の本格始動
  2. アメリカの準備銀行で採用が決定 アメリカの銀行送金を変える
  3. 今まで対抗する関係にあった銀行送金のSWIFTと提携
中国市場参入説
  1. 中国金融市場への進出などで大手の企業との提携 (真偽はわかりませんが中国最大規模のオンライン決済サービスAlipayの決済システムを担う可能性も)
カウントダウンの形から推測説
  1. カウントダウンの画像が朝鮮半島と類似しており、最近暗号通貨業界に大きく影響を及ぼす韓国関連のものではないか?というもの
  2. カウントダウンの形自体がS字とZ字という真反対の形のものを重ねた形になっているためS字のSBIとZ字のZHIFUBAO(ALIPAY)という上記の1、2の情報が同時公開説
ありえるが、期待できないもの
  1. どこかの銀行と新たな提携発表
  2. ロックアップ (リップル社が保有するXRPを市場に放出しないため市場供給量が抑えられ通貨の価格についてはプラス材料)について

価格上昇が望める情報

1から4の可能性がある情報をカウントダウンが0になった時どのように相場が動くのかを個人的見解を交えて考察しようと思います。

1.SBIなどが以前発表したリップルを使用した国際送金グループのテストが終了し、銀行海外送金が実行される

これが実際に開始されれば既存の送金サービスに革命をもたらし、新たな銀行体制の幕開けとなります。

2.SWIFT(国際銀行間通信協会)がリップルと手を組むという超特大ニュース

この可能性は低いと思われます。

現状SWIFTは国際送金の70%のシェアを持っていてブロックチェーンを利用せず国際送金を即日に、手数料を透明化し送金情報の追跡を可能にするというGPI(Global Payments Innovation)というものを発表しています。

これに関して本来リップルが望んでいるブロックチェーン利用による送金サービスの対抗馬となる存在で、敵対し合う存在になります。

ただSWIFTによるGPIの実装にはまだこれから数年かかると言われており、リップルの始動が今年可能ということによるシェア争奪の可能性を考えた場合手を組む可能性があります。

今まで異なる対照的なものが合体し既存の銀行(SWIFT)とブロックチェーン(リップル)が合わさるという意味で考えるのも面白いでしょう。

もしSWIFTとRIPPLEが手を組んだ場合世界の海外送金のシェアを圧倒的に担う可能性があるため、リップルはTo the Moon 月に届く勢いで上昇するでしょう。

3.アリババなど超大手企業の決済ネットワークにリップルを採用

主に暗号通貨には今まで中国関連のニュースや市場に大きく左右されてきました。今ではアメリカや韓国もそれに追随していますが、中国の暗号通貨市場の大きさやキャッシュレスによるアリババの中国への影響はかなり大きいものであることは間違いありません。

相場がどちらに転ぶかわからない情報

韓国の情報です。これに関しては韓国のどの部分での発表になるのか現状わからないため、推測できません。

世界でもリップル取引量トップの座にある韓国、仮にリップルが基軸通貨となる取引所の発表など取引所関係となれば上げ相場に転じる可能性は大いにあります。

この他韓国を中心としたアジア圏の銀行や企業での採用の可能性もありますが、これに関してはそこまで期待できないと私は思います。

相場が失望により下落に転じる情報

これは最後に書いたロックアップや新たな銀行への採用のニュースです。

ロックアップは上で書いた通り市場へのXRP供給量が減るため、価格に影響があるとの記載をしましたが、すでにロックアップの発表はされており新情報としてはかなり薄い内容になります。

現在のロックアップの概要は

  • 2017年末(12月末?)までにRippleが保有している630億XRPのうち、90%にあたる550億XRPをロックアップする。
  • 2018年以降、毎月1日に10億XRP分がロックアップの期限を迎える。つまり、Rippleが自由にXRPを操作することができる。
  • その月の中で余ったXRPは月末に再びロックアップされ、55カ月後まで帰ってこない。

となっています。

また新たな銀行との提携も今までカウントダウンなしで発表されていたため可能性は薄い上に情報としては弱いものになります。

このように情報が多くまだまだ予想が立てにくい現状ですが、このようにわかりやすくどの情報ができるための準備や情報収集がカウントダウン当日のトレードに生きてくることは間違い無いでしょう。

いつトレードすべきか?

カウントダウンによる上げ相場となっている中いつ売ればいいのか?または保有し続けたほうがいいの?と疑問を持つ方も多くいると思います。

これに関して今までの他通貨のカウントダウンなども踏まえタイミングを見極めましょう。

カウントダウンや決まった日時(半減期や取引所上場など)今までの相場の動きを考えるとその日に向けて相場が上がり発表と同時に、下げ相場に転じる動きが多くあります。

これはその日時付近で下げ相場に転じることを恐れ売りに入る人やその売りに焦り売りに入る人が付いてくることにも起因しています。

このことを踏まえるとカウントダウン当日まで情報がわからない現状からカウントダウンの半日前あたりで一度売りにはいることがトレード上では安全策と言えるでしょう。

具体的な日時についてですが、カウントダウンの発表がされた時間が日本時間でカウントダウン『3』が朝方5時、カウントダウン『2』が深夜の1時あたりであったことから、リップルの本社のサンフランシスコの時間を加味すると日本時間の木曜日から金曜日にかけての深夜12時から朝にかけて最終発表があることが予想できます。

この発表に関して英語の発表であると考えられるため、私たちCoinpostでは最速で日本語情報を配信いたしますので、参考にしていただければ幸いです。

上記の日程を踏まえると木曜日の9時に上げ相場のままである場合ここが売りのポイントになるのではないかと考えます。

また情報開示による大幅な価格上昇も考えられます。 本当に相場の動きを見たい方は木曜から金曜にかけての深夜は起きて情報収集に徹することをオススメします。

CoinPostでは海外ニュース等から常に情報を取り入れているため、このリップルの話題に関しても随時特設ページにて発表していこうと思います。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/02 火曜日
12:29
カルシ、ソラナ上で予測市場トークン化を開始 仮想通貨の流動性取り込みへ
米予測市場カルシがソラナ上で予測市場契約のトークン化を開始。オンチェーン取引により匿名性が向上し、開発者のサードパーティ構築も可能に。評価額110億ドル、約3500市場を運営する同社は仮想通貨ユーザーの流動性獲得を目指す。
11:00
米トランプ政権の仮想通貨特命官サックス氏、利益相反報道を否定
米トランプ政権のAI・仮想通貨特命官デビッド・サックス氏がNYタイムズの利益相反報道を否定した。名誉毀損専門の法律事務所に対応を依頼し、倫理規定遵守を主張している。
10:40
ゴールドマンがイノベーター買収、ビットコイン連動ETFも取得で仮想通貨事業拡大
ゴールドマン・サックスがETF大手イノベーターを20億ドルで買収すると発表した。買収にはビットコイン連動ファンドQBFも含まれ、ゴールドマンの仮想通貨関連商品ラインアップが拡大。
10:14
リップル、シンガポールでライセンス範囲拡大 XRPとRLUSDによる決済事業を強化
リップルがシンガポール金融管理局から主要決済機関ライセンスの拡大承認を取得。XRPとRLUSDを活用した決済サービスを強化。アジア太平洋地域のオンチェーン活動は前年比70%増で、同地域での事業拡大を加速。
10:02
ビットコイン100万円幅急落、yETH流出事故で大規模清算|仮想NISHI
ビットコインは軟調な推移が続いている。1日には一時8万5,000ドルを割り込み、日本円ベースでも24時間比で100万円超の下落となった。背景には、イーサリアムが「フサカ・アップデート」を目前に控えロングポジションが積み上がる一方、Yearn FinanceでyETHの流出事故が発生し、ロングポジションの清算が連鎖したことがある。
09:20
リミックスポイント、12億円規模のWeb3関連事業投資を中止へ
リミックスポイントは、事前に予定していた12億円規模のWeb3関連事業投資の中止を決定。仮想通貨ビットコイン購入以外の調達資金使途を変更した。
08:40
ハッキング被害から3.7億円相当回収、ヤーン・ファイナンス
ヤーン・ファイナンスがyETH関連のハッキングで盗まれた資産のうち約240万ドル相当を回収した。回収作業は継続中で被害者への返還を予定している。
07:35
mNAV1倍割れでも「最後の手段」に、ストラテジーがビットコイン清算条件を明示
ストラテジー社のフォンレCEOがビットコイン売却の具体的条件を初めて明言した。株価が保有資産を下回り資金調達が不可能になれば売却も選択肢の1つとなる。
07:05
ストラテジー、約2240億円の米ドル準備金を確保
ストラテジー社は、優先株の配当と負債の利子の支払いのために約2,240億円の米ドル準備金を確保したことを発表。目的を説明し、仮想通貨ビットコインの買い増しも報告した。
07:00
チェーンリンク初のETF、NY証券取引所に上場予定
仮想通貨チェーンリンク(LINK)に投資する上場投資信託(ETF)が12月3日にニューヨーク証券取引所で取引を開始予定。NYSEアーカがグレースケール・チェーンリンク・トラストETFの上場を認証した。
06:45
米バンガードが仮想通貨ETF取引を解禁、5000万人超の顧客にアクセス提供へ
ブルームバーグが報じたところによると、世界第2位の資産運用会社バンガードは12月3日から仮想通貨を主に保有するETFとミューチュアルファンドの取引を許可。遂に長年の保守的姿勢から転換。
06:25
米下院共和党が仮想通貨の「ディバンキング問題」を追及、チョークポイント2.0報告書を公開
下院金融サービス委員会の共和党議員が12月2日、バイデン前政権による仮想通貨業界への組織的な銀行サービス拒否を批判する53ページの報告書を公表した。ストライクCEOの口座閉鎖事例なども議論を呼んでいる。
05:55
ビットコイン8.5万ドル割れ、個人買い増しとクジラ失速が鮮明に=アナリスト指摘
ビットコインは12月1日深夜8.4万台まで続落した。大口保有者の購入鈍化と日銀の植田総裁によるタカ派発言が圧力となり、4億ドル以上の清算が発生。
12/01 月曜日
18:34
日経グループQUICK、ビットコイン指数の算出開始
QUICKは12月1日、円建てビットコイン指数の本格公表を開始した。試験運用から更新頻度を毎日に引き上げ、12月22日からはリアルタイム指数も提供する。暗号資産ETFなどでの利用を想定。
17:07
イーロン・マスク氏「エネルギーこそ真の通貨」、ビットコインは基づくと主張
テスラCEOのイーロン・マスク氏が「エネルギーこそ真の通貨」と主張し、ビットコインはエネルギーに基づいていると説明。一方、著名経済学者やピーター・シフ氏は「本質的価値がない」と批判を続けている。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧