CoinPostで今最も読まれています

博報堂、Stake TechnologiesとWeb3合弁会社を設立 国内でのハッカソン開催に尽力

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Web3ハッカソンを開催

株式会社博報堂は5日、アスターネットワーク(ASTR)の開発を手がけるStake Technologies社の渡辺創太CEOと合弁会社「博報堂キースリー」の設立を発表した。

Web3.0のハッカソンの企画と運営を通じて、新たなサービス開発を推進していく。

キースリー社はWeb3関連のサービス開発をテーマにしたハッカソンを開発する過程で、国内の広告大手である博報堂のネットワークを活用してスポンサー企業を募集する。「日本から世界を代表するWEB3.0サービスを生み出すこと」を目指していく。

国内ではブロックチェーン主体の開発やハッカソンが少ない現状を打破し、スポンサー企業の強みや実需的なニーズを考慮した実践的なWeb3サービスの開発を促す事が狙いだ。

ハッカソンとは

ハック(Hack)とマラソン(Marathon)を組み合わせた造語。エンジニアなどが、短期間に集中して開発作業を行うイベント。あるテーマについてアプリケーションなどの開発を競い合うことが行われる場合もある。

▶️仮想通貨用語集

両社のWeb3動向

博報堂および親会社の博報堂DYホールディングスはこれまでにも、NFT(非代替性トークン)やメタバース(仮想現実)を活用した取り組みを行ってきた。

3月にはブロックチェーンなどを活用した「Hakuhodo DY Play Asset」プロジェクトを発足。また、独自のジェネレーティブNFTや模倣品対策サービスなどを開発してきた。

また、22年6月には業界団体のジャパン・コンテンツ・ブロックチェーン・イニシアティブ(JCBI)にも加入。最先端技術を活用してDX(デジタル・トランスフォーメーション)の加速を促す同企業連合にはNTTドコモや電通、凸版、三井住友海上、富士通、ソフトバンクなども加盟企業に名を連ねる。

関連:博報堂DY、ブロックチェーンやNFT活用の新プロジェクトを開始

Web3.0とは

ウェブ3.0(Web3.0)は、Web1.0およびWeb2.0に続く、ウェブサイトおよびインターネットの潮流、特徴および構造を表している概念。代表的な特徴は、仮想通貨ウォレットを利用したdAppsへのアクセスなど、ブロックチェーンをはじめとする分散型ネットワークのユースケースがある。

▶️仮想通貨用語集

一方、Stake Technologiesは「日本発」のブロックチェーンであるアスターネットワーク(Astar Network)の開発を行う企業。シンガポールに拠点を置き、日本人の渡辺創太がCEOを務める。

また、同社は10月末にもNTTドコモとWeb3普及に向けた基本合意を締結したばかりだった。

関連:「アスターネットワーク(ASTR)」とは|特徴や仕組みを解説

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
07/27 土曜日
09:45
3兆円運用の米ミシガン州の退職年金基金、10億円以上のビットコイン現物ETF保有
仮想通貨ビットコインの現物ETFに対する米国の年金基金からの需要は増加傾向にある。運用資産総額3兆円に相当するミシガン州の退職年金はウィスコンシン州とニュージャージー州のジャージー市の年金基金に続き、ビットコインETFの株を保有していることを報告した。
08:10
マスク氏のX(旧ツイッター)、ビットコインなどの仮想通貨絵文字表示を削除か
イーロン・マスク氏がオーナーのX(旧ツイッター)は、ビットコインなどの仮想通貨絵文字表示を削除した。ドージコイン擁護のためか。
07:35
BitwiseのETH現物ETFの横断幕、NYSEに掲揚
仮想通貨運用企業Bitwiseのイーサリアム現物ETFの横断幕が、ニューヨーク証券取引所に掲げられた。同社は、取引終了のベルを鳴らすことも報告している。
07:05
野村傘下のレーザーデジタル、利回り提供のイーサリアムファンド販売予定か
野村ホールディングスの仮想通貨資産子会社であるLaser Digital(レーザーデジタル)は、イーサリアム現物ETFの代替商品の導入を計画しているようだ。
06:40
米SEC、グレースケールのミニ版ビットコインETFを承認
仮想通貨投資企業グレースケールが提供するGBTCは手数料(1.5%)が最も高く資金流出は続いていたが、新商品を導入し0.15%という業界最安の手数料設定で競争力を高める狙いだ。
06:20
ビットコイン価格が21年後に最大で75億円に到達か、マイケル・セイラー氏の強気予想
ビットコインを最も保有する米上場企業マイクロストラテジーのマイケル・セイラー氏はカンファレンス「ビットコイン2024」で、BTCの今後の強気予想のプレゼンテーションを行った。
07/26 金曜日
17:10
「米大統領選で価格変動 トランプやハリス由来のミームコインの買い方
トランプトークンの概要 ドナルド・トランプ前米大統領とその「Make America Great Again」(アメリカを再び偉大に)というスローガンからインスピレーションを得…
17:10
ヤマハ発動機が初のVTuberコラボNFTを発行、Yamaha E-Ride Baseを訪れて進化可能
ヤマハ発動機が初のNFTデジタルステッカーを発行。横浜のYamaha E-Ride Baseで進化するダイナミックNFTを体験し、限定グッズをゲットできる。
15:13
ビットフライヤーがFTX Japan買収完了、カストディ事業展開へ
株式会社bitFlyer HoldingsはFTX Japanの株式100%を取得し、完全子会社化を発表。8月26日までに社名を変更し、クリプトカストディ事業を展開予定。法制度整備後の暗号資産現物ETF関連サービス提供も視野に入れている。
14:43
Neo Xメインネットが正式稼働 EVM互換でネオのエコシステムを拡張
Neoは高性能EVMベースのサイドチェーン「Neo X」のメインネット正式稼働を発表。クロスチェーンブリッジで流動性と互換性が向上し、エコシステムの可能性が広がる。
14:15
カマラ・ハリス氏のミームコインが過去最高値を記録、大統領候補指名の期待受け
PolitiFiと呼ばれる政治パロディのミームコインが、仮想通貨領域で独自のジャンルを形成しており、カマラ・ハリス副大統領のパロディコイン「 Kamala Horris(KAMA)」が急騰し話題となっている。
12:55
アルトコインETFの未来、ブラックロックが語る現実と可能性
ブラックロックのデジタル資産責任者は、イーサリアム現物ETFが承認されていても他のアルトコインETF誕生には困難があると話した。
12:14
仮想通貨相場反発、ビットコイン・カンファレンスのトランプ登壇に関心集まる
昨日までの大幅下落とは打って変わり暗号資産(仮想通貨)相場は反発した。強気シグナルのハッシュリボンが点灯しているほか、今週末にはビットコインカンファレンスに米国のトランプ前大統領が登壇予定であり、投資家の関心が集まる。
11:00
トランプ前大統領の陣営、4〜6月期で仮想通貨で6億円の寄付金調達
トランプ前大統領は、ビットコインなど仮想通貨で6億円以上の選挙資金を調達。「ビットコイン2024」でもさらに資金を集める予定だ。
10:30
BTCが290万ドルに到達するシナリオ、VanEckが公開
仮想通貨ビットコインが2050年までに290万ドルに到達するシナリオをVanEckのアナリストが公開。このシナリオを実現するための条件を説明している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア