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仮想通貨決済の「Slash」、ArribaXピッチイベントで最優勝賞

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Slashがダブル受賞

暗号資産(仮想通貨)の決済サービスSlash Web3 Paymentsは、12月5日に開催された「ArribaX 2022 supported by NewsPicks Studios」ピッチイベントで、最優勝賞と特別賞を受賞したことを発表した。

Slash Web3 Payments(通称「Slash」)は、Web3(分散型ウェブ)ウォレットでユーザーが所有する多種多様なトークンでの決済利用を目的とした、仮想通貨の自動両替ソリューション。

出典:Slash

大手の分散型取引所(DEX)UniswapやCurveらと連携しており、顧客の仮想通貨決済を日本円・ステーブルコイン(JPYC)や米ドル・ステーブルコイン(USDT)など、希望する受け取り通貨にシームレスに換金し、加盟店の指定ウォレットにリアルタイムで着金する。

dapps(分散型アプリ)やECサイトでの使用に便利なAPI統合をはじめ、QRコード(支払い用URL)対応により実店舗での採用も増加。事業者による導入数は2022年中に100店舗に成長している。

Slashは2023年にシリーズAの資金調達、及び独自トークンの発行を計画。過去にはシードラウンドで150万ドルの資金調達を行なった。

Slashの佐藤 伸介CEO(最高経営責任者)はピッチイベント入賞を記念して、23年1月に公開予定のNewsPicksで人気のライブ経済情報番組「The UPDATE」に出演予定だ。

ArribaXとは

ArribaXは、シンガポールと東京を拠点にWeb3/NFT起業家支援を展開するアクセラレーターArriba Studio Pte.Ltdが主催した、Web3投資家・開発者向けのクローズドイベント。ソーシャル経済メディア「NewsPicks」が立ち上げた次世代映像コンテンツの企画・プロデュース集団「NewsPicks Studios」との共催。

Arriba Xで実施されたピッチイベント「2023年にグローバルに羽ばたくWeb3プロジェクトを探せ」では、スタートアップが集まり、自社のアイデアや技術、サービスを短時間でプレゼンテーションを行った。

Web3とは

現状の中央集権体制のウェブをWeb2.0と定義し、ブロックチェーン等を用いて非中央集権型のネットワークを実現する試みを指す。代表的な特徴は、仮想通貨ウォレットを利用したdAppsへのアクセスなど、ブロックチェーンをはじめとする分散型ネットワークのユースケースがある。

▶️仮想通貨用語集

関連:あらゆるトークンで決済できる「Slash」、実店舗でも使えるQRコード決済機能をリリース

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