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元ウォール・ストリートのアナリスト:”ガチホ”がビットコインを殺している

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

元ウォール・ストリートのアナリストのJon Horvath氏が自身のブログ記事にて、ビットコインの”Hodl”、いわゆるガチホ(長期的に手放さずに保有し続けること)がビットコインを殺していると述べた。

同氏は、通貨は価値の保存から交換手段へ、そして計算単位へという変遷のパターンを持っていると説明し、一方でビットコインのトランザクションが減少していることを指摘した。

また、通貨の保有・使用においては、通貨がインフレしているときは保有すれば損になり、逆にデフレの際は通貨を使用するメリットがなくなるため、ビットコインのように価格の変動が大きいものは安定した決済利用には向かないと述べた。

ビットコインは価値の保存手段としてはあらゆる特徴を兼ね備えているが、安定性と確立された歴史を欠いているため、通貨として認められるにはあと数年かかるだろうというのがHorvath氏の見解だ。

また、Horvath氏は上記のように基本的には通貨としてはまだ機能していないものの、国際送金には適していると述べた。

記事の中では、今後の短・中期的なビットコイン価格に関する前向きな材料として、 Morgan StanleyとBOAMLがゴールドマンサックスのビットコイン先物取引への参加を挙げている。

参考記事:Former Wall Street Analyst Says “Hodling” Killed Bitcoin as an Electronic Cash System

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