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米国株続伸 FOMC議事要旨で利上げサイクル終了示唆、今夜はCPI|12日金融短観

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

10/12(木)朝の相場動向(前日比)

仮想通貨関連銘反落

  • コインベース|77.3ドル(-2.8%)
  • マイクロストラテジー|334.6ドル(-1.7%)
  • ストロングホールド|4.1ドル(-8.1%)

コインベースやストロングホールドといった仮想通貨関連株銘柄はビットコインが27,000ドルを割ったことを受けて反落した。木曜日夜発表の米CPIを控えており、ポジション調整の雰囲気が強まった格好だ。

関連:CPI控えビットコイン続落、イーサリアムとはデカップリング傾向

国内仮想通貨・ブロックチェーン関連銘柄

  • マネックスグループ|656円(-5.8%)
  • クシム|354円(-3.5%)
  • ドリコム|574円(+0.7%)

11日の日経平均は続伸し189.9円高の31,936円で取引を終えた。前日の米FRB高官による利上げに関する慎重な発言が米株式市場を支えたことが好感されたようだ。

一方、東証株価指数(TOPIX)は4日ぶりに反落し、0.19%安の2,307で終えた。

関連:日米株上昇、中国碧桂園初デフォルトの可能性|11日金融短観

伝統金融 米国株続伸

  • NYダウ:33,804 +0.2%
  • ナスダック:13,659 +0.7%
  • 日経平均:31,936 +0.6%
  • 米ドル/円:149.1 +0.2%
  • 原油先物WTI:83.1ドル -0.02%
  • 金先物:1,888ドル +0.68%
  • 暗号資産

  • ビットコイン:26,731ドル -2.7%
  • イーサリアム:1,563ドル -0.2%
  • 本日のNYダウ・ナスダック

    本日の米NYダウ・ナスダック・S&P500は続伸。本日早朝に公開されたFOMC議事要旨の内容やタカ派でないFRB高官の発言が相場を支えた。また、昨夜発表の9月の米生産者物価指数(PPI)の伸びが予想を上回ったことも景気後退への懸念を軽減した格好だ。

    FOMC議事要旨

    今朝3時に発表された9月19〜20日のFOMC会合の議事要旨では、当局参加者の大半が米経済の先行きは依然として不透明と判断したものの、インフレ率を持続的に低下させるため現在の高金利を当面維持するべきとの認識。利上げサイクルが終わりに近い可能性も示唆されたようだ。

    追加利上げの可能性が高いとの多数的意見の中におかれても議論は継続的利上げの必要性よりも「制約的」な政策をいつまで続けるかに焦点がシフト。FOMCは先月20日の金利発表で、政策金利を5.25%~5.5%のレンジに据え置く一方、インフレ2%水準まで抑えるため、年末までにあと1回で0.25%の利上げを引き続き予想していることを明かしていた。

    関連:FOMCでパウエル議長タカ派姿勢、仮想通貨株下落 ドル円年初来高値

    要人発言

    米アトランタ連銀のボスティック総裁は11日、インフレ率の低下ペースが鈍化しない限り、利上げを続ける必要はないとの見解を示した。この発言は、前日の「タームプレミアム(投資家が米債の長期保有に求める対価)の上昇によって長期金利が高止まりするのであれば、政策金利金利を引き上げる必要性は低下するかもしれない」という米ダラス地区連銀総裁の発言などに続くハト派寄りの姿勢を示唆している。

    PPI(米生産者物価指数)

    昨夜発表の9月の米生産者物価指数は9月のガソリンコストの上昇が影響しており市場予想を大きく上回る結果となった。

    出典:Minkabu

    なお、次の重要な経済指標は今週木曜日発表予定のCPIデータだ。

    今週以降の重要経済指標

    • 10/12(木)21:30 米9月消費者物価指数(CPI)
    • 10/13(金)10:30 中国9月消費者物価指数(CPI)

    関連:仮想通貨市場も注目のCPI(消費者物価指数)とは|わかりやすく解説

    PIMCO 米国債に強気

    約267兆円規模の米大手資産運用企業パシフィック・インベストメント・マネジメント・カンパニー(ピムコ)は急上昇した米国債利回りと景気後退リスクといった背景から、米国債リターンが魅力的な時代を迎えると分析した。

    MarketWatchの報道によると、ピムコのリサーチチームは水曜日発表の見通しで「成長とインフレはピークに達したと考え、市場が織り込んでいるよりも景気後退リスクが大きい」と見ている。パウエル議長を含むFRB当局者の多くは高金利環境でもソフトランディングの可能性があると見ているが、ピムコは、1960年代以降中央銀行が金利を400ベーシスポイント(4%)以上引き上げたほとんどの例が景気後退につながったとして、「ソフトランディングは異常」であると警告している。

    その上、ピムコ・チームは、短期利回り(3ヶ月短期国債)が柔軟性と流動性を提供することから、現金も魅力的になるだろうとしている。なお、より長い期間の債券はより長い時間軸で利回りを固定し不況下でも潜在的に上昇する可能性があるため、ポートフォリオに大きな回復力をもたらすとも予想。一方、日本銀行は「他国の中央銀行が利下げを行う間に利上げを行う可能性が高い」ことから、日本国債利回りが上昇する可能性があるという。

    関連:仮想通貨投資家にもオススメの株式投資、日米の代表的な仮想通貨銘柄「10選」

    米国株

    IT・ハイテクなど一部続伸。個別銘柄の前日比:エヌビディア+2.2%、AMD-0.6%、テスラ-0.2%、マイクロソフト+1.2%、アルファベット+1.8%、アマゾン+1.8%、アップル+0.8%、メタ+1.8%。

    メタ社は10月17日に「Ray-Ban Meta」という会話型AI搭載の新型スマートグラスを発売する予定。2021年の「Ray-Ban Storie」の後継モデルとなる。

    なお、大手銀行JPモルガン・チェースやウェルズ・ファーゴ、シティ、バンカメなどは今週金曜日から3Q決算を発表する予定だ。

    関連:株式投資初心者でもわかるPER(株価収益率)とは|株価の割安・割高指標を解説

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