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今年は米国でビットコイン現物ETF遂に誕生か──2024年仮想通貨市場予測まとめ

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仮想通貨市場の予測

2022年のテラ騒動やFTXの破綻などによって、暗号資産(仮想通貨)は冬の時代に入ったと言われるようになった。

一方2023年になってからは、資産運用大手ブラックロックらがビットコイン(BTC)の現物ETF(上場投資信託)を米国で相次いで申請したり、米連邦準備理事会(FRB)が利上げを停止したり、日本でステーブルコインの法整備が行われたりして、明るい兆しも見え始めた。

2024年1月には米国でビットコイン現物ETFが承認されるとの見方も多いが、今年はどのような一年になるのか。以下に、各企業が発表している2024年の予測について書いた記事を公開日順でまとめる。

2024年予測まとめ

仮想通貨ビットコイン価格は24年に上昇加速か=グレースケール市況レポート(12/2)

仮想通貨運用会社グレースケールは12月1日、2023年11月版の市況レポートを公開。11月はビットコイン価格が上昇を続け、その影響は仮想通貨市場に幅広く波及したと指摘し、2024年は複数の条件が重なることによって、ビットコインの価格に上昇圧力がかかる可能性があるとの見解を示している。(記事はこちら

2024年ビットコイン125,000ドル到達予測、半減期を踏まえたMatrixport分析(12/2)

Matrixportは、ビットコインが2024年4月までに現在の最高値である63,140ドルに近づき、年末までには125,000ドルに達すると予想。この分析は、ビットコインの過去の価格データと、地政学的、マクロ経済的な要素を踏まえたものだ。(記事はこちら

米大手ベンチャーキャピタルa16z、「2024年に期待する9つの仮想通貨トレンド」を発表(12/8)

米大手VCアンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)は6日、仮想通貨領域で来年期待するトレンドのリストを発表。分散化、人工知能(AI)、顧客体験の向上など9項目に言及した。(記事はこちら

2024年仮想通貨市場予測、アルトコインへのシフトや企業のトークン保有増加=VanEck(12/9)

米資産管理大手VanEck社は7日、2024年の仮想通貨市場に関する予測レポートを発表。ビットコイン現物ETFのローンチなど、2024年の予測を15個挙げている。(記事はこちら

来年11月までにビットコインの過去最高値到達を予想、半減期や米大統領選が上昇要因に|VanEckレポート(12/8)

VanEck社は7日、仮想通貨市場の2024年の予測レポートを発表。2024年の下半期までにはビットコインが大きな変動を経て過去最高値(1BTC=69,000ドル)へと上昇する可能性が高いとの見方を示した。(記事はこちら

バイナンス・リサーチが挙げる、仮想通貨業界でフォローすべき「10のシナリオ」(12/11)

バイナンスのリサーチ部門は7日、「強気相場突入か?フォローすべき10のシナリオ」と題したレポートを公開。今後数カ月間を見通す上で、注目すべきシナリオと指標について解説した。(記事はこちら

「イーサリアム、ビットコインの上昇率を上回る見込み」JPモルガン来年予測(12/14)

米金融大手JPモルガンのアナリストが、2024年にイーサリアム(ETH)がビットコインや主要な他の仮想通貨の上昇幅を上回る可能性が高いとの見解を示した。予想の根拠を説明している。(記事はこちら

「ビットコインは2024年に8万ドルへ」Bitwiseが仮想通貨市場を強気予測(12/15)

仮想通貨投資企業Bitwiseは、2024年の市場について予測を発表。ビットコインは8万ドルという新高値を超えて取引されると予想しているが、これはビットコイン現物ETFが立ち上げられることを前提としている。(記事はこちら

ビットコイン現物ETF非承認でも「2024年に仮想通貨は上昇」=Matrixportレポート(12/15)

Matrixportは14日、週次市場レポートで、2024年の見通しとして仮想通貨市場に有利なマクロ経済環境と流動性を解説。「米証券取引委員会(SEC)が2024年1月にビットコイン現物ETFを承認しなかったとしても、2024年には仮想通貨の価格が上昇する可能性が高い」と主張した。(記事はこちら

「2024年1月のビットコインETF承認を予測」Bloombergアナリストの見解の根拠とは?(12/17)

ブルームバーグのETFアナリスト、ジェームス・セイファート氏は「The Scoop」のポッドキャストで、米SECが複数のETFを同時に承認する可能性があると語り、グレースケールの勝訴がどのように承認プロセスに影響を与えたかを詳細に説明。同氏は、ビットコインETFの動向分析で知られ、2023年ソーシャルメディアで一定の信頼を得た人物だ。(記事はこちら

米コインベース、来年の仮想通貨市場の展望を掘り下げる(12/19)

米仮想通貨取引所コインベースの機関リサーチ部門は14日、「2024年の仮想通貨市場の展望」と題したレポートを発表。82ページに及ぶレポートでは、L2、ゲーム、分散型の物理的インフラの進化、脱ドル化、規制、トークン化まで、2024年の市場の最も重要なトレンドを掘り下げている。(記事はこちら

「ビットコインは金融界のゴジラ」、ソラナの復活やDePIN・AIの普及も=Messariの2024年レポート(12/21)

仮想通貨分析企業Messariは19日、創業者兼CEOのライアン・セルキス氏の年次報告書「Messariの主張」のリリースを発表。192ページに及ぶこのレポートは11のセクションから構成され、2024年に注目すべき投資や政策のトレンド、人物、製品、仮想通貨など、それぞれのトップ10について詳述している。(記事はこちら

「2024年1月末にビットコイン5万ドル突破」Matrixport予測、年末商戦と仮想通貨関連株の盛り上がりを背景に(12/22)

Matrixportは、ビットコインが2024年1月末までに5万ドルを突破すると予測。根拠としては、米SECが同年1月にビットコイン現物ETFを上場承認する可能性が高まっている点が第一に挙げられる。(記事はこちら

ビットコイン市場予測、2024年に向けたレンジ相場の可能性─Bitfinex分析 (12/24)

12月22日に公開されたBitfinex Alphaレポートによると、ビットコイン市場は2024年に向けて、一定のボックス範囲の中で価格が上下する「レンジ相場」に移行するとの見方が出ている。根拠としてはオンチェーンメトリクス、相場サイクルと投資家センチメントの過去の傾向、そしてマイナー動向を挙げている。(記事はこちら

2024年のWeb3ゲーム業界に大きな期待感=Delphi Digitalレポート(12/27)

リサーチ会社Delphi Digitalは、Web3ゲーム業界に関する2024年の予測レポートを発表。ゲーム大手によるWeb3市場への関心の高まりや活発なインフラの開発などを踏まえ、ゲーム業界にとって大きな期待の持てる一年となる可能性が高いとの見解を示した。(記事はこちら

2024年、エアドロップシーズンの幕開けか?VC投資動向が示すトークン発行ラッシュの兆し(12/29)

2024年に向けて、仮想通貨の世界では「エアドロップのシーズン」としての期待が高まっている。2023年にはArbitrum、Celestia、Pyth Network、Jitoなどのプロジェクトが注目を集め、初期ユーザーに対するトークン報酬の配布を行った。(記事はこちら

ビットコイン投資の始め方はこちらをチェック

関連: 初歩から学ぶビットコインETF特集:投資のメリット・デメリット、米国株の買い方まで解説

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11/08 土曜日
08:25
XRP保有企業エバーノース、約120億円の含み損に 仮想通貨財務企業に圧力
仮想通貨XRPを企業の財務資産として保有するエバーノースが約2週間半で7900万ドルの含み損を抱えている。メタプラネットなど他の仮想通貨保有企業も大幅な含み損に直面している。
07:20
片山金融相「3メガバンクのステーブルコイン共同発行を支援する」
片山さつき金融相は、3メガバンクやプログマらが行うステーブルコイン発行の実証実験を金融庁がサポートすることが決定したと話した。決済高度化プロジェクトの設置にも言及している。
07:10
米FRB理事がドルステーブルコイン市場の成長を評価、一方で合成型USDXは大幅デペグで0.6ドルに
米FRBのミラン理事がドル連動型ステーブルコインを巨大な成長分野と評価した。一方で合成型ステーブルコインUSDXが大幅デペグを起こしバランサー攻撃の影響で連鎖的な危機が広がっている。
06:20
コインベース、Asterなど上場検討
米大手仮想通貨取引所コインベースが複数の銘柄を同社の上場ロードマップに新たに追加した。
05:55
ジーキャッシュ連日高騰、時価総額100億ドル突破 1カ月で約4倍上昇
プライバシー仮想通貨Zcashが過去1カ月で3倍上昇し時価総額100億ドルを突破。アーサー・ヘイズ氏らの支持やグレースケール関連商品の人気拡大が上昇を後押ししている。
05:35
リップルのロング社長、IPOの予定なしと再度表明
リップル社のモニカ・ロング社長が株式公開の計画はないと再び明言した。同社は企業価値400億ドルで5億ドルの資金調達を完了し、十分な資本があると説明している。
11/07 金曜日
18:34
金融審議会・第5回会合、暗号資産レンディングの規制強化について議論 金商法適用案も
金融庁は7日の第5回金融審議会で、暗号資産レンディング事業を金商法の規制対象とする方針を示した。年利10%台のサービスで利用者がリスクを負う一方、事業者に管理義務がない点が問題視された。
18:16
米証券大手チャールズ・シュワブ、2026年に仮想通貨取引開始へ
米証券大手チャールズ・シュワブが2026年上半期にビットコインとイーサリアムの現物取引を開始。顧客資産約1800兆円を持つ同社の参入で仮想通貨市場の主流化が加速へ。
18:00
Polymarket(ポリマーケット)とは?仕組みや将来性をわかりやすく解説
Polymarket(ポリマーケット)とは、未来の確率をUSDCで売買する分散型予測市場。米大統領選で注目を集め、Google Financeにも統合。仕組み、特徴、課題、今後の展望をわかりやすく解説。
16:18
ロビンフッド幹部、ビットコイン財務戦略は「検討中」
米ロビンフッドがビットコイン財務戦略導入を検討。第3四半期の仮想通貨収益は300%超急増の約413億円を記録。上場企業のBTC保有トレンドが加速する可能性。
14:05
著名投資家ダリオ、FRBの量的緩和再開はバブル加速への引き金 更なるインフレリスクを警告
ブリッジウォーター創設者レイ・ダリオ氏が、FRBの量的緩和再開は従来と異なり「バブルへの刺激」になると警告している。現在の状況下でのQE拡大は、実質金利の低下や株価収益率の上昇につながり、テック/AI/グロース株や、金などの価格を押し上げる可能性がある。
13:35
ビットワイズ、ドージコインETFの20日以内上場を目指す動き=ETF専門家
ビットワイズがドージコインETFで「8(a)手続き」を採用。ブルームバーグアナリストによると、11月6日の予備目論見書提出から20日後の11月26日頃に自動承認される可能性。SECの介入がなければ上場実現へ。
13:10
サークルとコインベース、ステーブルコイン規制「ジーニアス法」施行で重要な提言
サークル社とコインベースが米財務省にジーニアス法施行に関する提言を提出した。ステーブルコインの公平な競争条件の確保や利回りをめぐる過剰規制の回避などを求めている。
13:01
日本3メガバンク共同でステーブルコイン発行へ、金融庁が「FinTech実証実験ハブ・決済高度化プロジェクト」を支援 
金融庁が決済分野に特化したプロジェクトを新設し、みずほ・三菱UFJ・三井住友の3メガバンクによる共同ステーブルコイン発行を初の支援案件として承認した。信託型の枠組みで100万円の送金上限が撤廃され、円建てに加え米ドル建ても視野に。片山財務相も支援を表明し、国を挙げた金融イノベーション推進が本格始動する。
11:41
仮想通貨市場の投資家心理は最低水準、10万ドル節目の攻防続く
ビットコインが6月以来初めて10万ドルを割り込み、10月高値から20%超の急落。長期保有者による416億ドルの大量売却と、ETFからの9億ドル流出で市場は動揺している。個人投資家のセンチメントは過去最悪レベルに落ち込む一方、Bitwise幹部は機関投資家の投資意欲は旺盛で、年末の最高値更新もあり得ると指摘した。

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