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著名投資家キューバン氏、ハリス政権下での米SEC委員長の職に関心示す ゲンスラー氏を改めて批判

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

SEC委員長の職に関心

米国の著名投資家で億万長者のマーク・キューバン氏は26日、「Foxニュース」のインタビューで、11月の米大統領選で民主党のカマラ・ハリス氏が勝利した場合に米証券取引委員会(SEC)の委員長になることに関心を示した。

インタビューだけではキューバン氏がどこまで本気かを判断することは難しいが、同氏は「Decrypt」に対しても、SECの委員長になることにオープンであると述べたいう。

キューバン氏はFoxニュースで、ハリス氏が大統領選で勝利した場合に就く可能性のある職について聞かれる中で、即座にSECの委員長を挙げた。しかし、米国保健福祉省(HHS)のトップの職も挙げており、SECの委員長になることを真剣に考えているのか、実際に話が進んでいるのかなどは不明確である。

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キューバン氏はインタビューで、現在SECの委員長を務めるゲーリー・ゲンスラー氏は交代すべきであると主張。ハリス氏はデジタル資産やAI(人工知能)などの先端技術を普及させると公言しており、キューバン氏は「ゲンスラー氏をSECの委員長にしておくことは、特に暗号資産(仮想通貨)や事業にとって適切ではない」と指摘した。

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SECとは

「Securities and Exchange Commission」の略。株や債券など証券の取引を監督する米政府機関のこと。SECのミッションは「投資家を保護すること」「公正で秩序のある効率的な市場を維持すること」「資本形成を促進すること」である。

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キューバン氏について

キューバン氏は以前から仮想通貨やブロックチェーンに肯定的だ。例えば、2021年にはポリゴンのプロジェクトに出資したことが明らかになっており、同年に仮想通貨の保有資産比率を公開したこともあった。

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また、SECのゲンスラー氏を批判する姿勢も以前から示しており、今年5月には「仮想通貨は若年層や無党派の有権者の間で普及が進んでおり、ゲンスラー委員長やSECの政策は、現職バイデン氏(当時の大統領選候補)の落選原因になりうる」と意見している。

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仮想通貨やブロックチェーンに肯定的なキューバン氏だが、大統領選に向けていち早く仮想通貨を推進する政策を示した共和党のドナルド・トランプ氏ではなく、ハリス氏を支持していることも明らかになっている。

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