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「政府支出のブロックチェーン化で監査容易に」米コインベースCEOがイーロン・マスクを支持

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「D.O.G.E」率いるマスク氏に賛同

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースのブライアン・アームストロングCEOは9日、もし政府支出がすべてブロックチェーン上で行われるようになれば監査がはるかに容易になると意見した。

トランプ政権の政府効率化局(D.O.G.E)を率いるイーロン・マスク氏に賛同した格好だ。

マスク氏は、米国の財政をブロックチェーン上に移行する意向を示しているところだ。連邦支出の追跡、建物の管理、支払いやデータの処理などに使用することを構想していると伝えられる。

アームストロング氏は、こうした構想に支持を示したことになる。先日には仮想通貨取引所バイナンスの前CEOであるチャンポン・ジャオ(CZ)氏も「公共の支出というからには、すべての政府は、変更不可能なブロックチェーン上で、全支出を追跡できるようにすべきだ」と述べていた。

ニューヨークタイムズは、スコット・ベセント財務長官が、D.O.G.Eに対して連邦政府全体で年間5兆ドル(約759兆円)規模の支払いシステムへのアクセスを許可したと報じている。

関連: 「米国の財政をオンチェーンに」イーロン・マスク氏が意向示す

「ドージ・トラッカー」を発表

政府効率化局(D.O.G.E)は、節約額を追跡するサイト「Doge-tracker(ドージ・トラッカー)」を発表している。

開始からの日付と、節約額、2兆ドル(約303兆円)という節約目標額までの達成率や、具体的に削除されたプロジェクトなどを表示するものだ。現時点では、約367億ドル(約5.6兆円)の政府支出が削減され、目標額までは1.8%の達成率となっている。

出典:Doge-tracker

マスク氏は1月9日、X上で行われたライブショーで「削減目標を2兆ドルとするならば、1兆ドルは達成できると思う」と話していた。2兆ドルは最大目標である模様だ。

また、政府の中にも効率的にお金を使おうとする人もいるが、システム上それができなくなっていると意見した。予算サイクルの終わりに近づくと、予算を使い切らなければならない慣行もあり、無駄な支出が増えているとも指摘した。

マスク氏は8日、社会保障番号や身分証明書などを持たない個人への年間給付金が推定1,000億ドル(約15兆円)相当あり、財務省のスタッフの意見によれば、およそ半分程度が不正な受領と推測できると指摘した。

年間500億ドル、週10億ドルにあたり「直ちに対処しなければならない」としている。

さらに、マスク氏は連邦政府のオフィススペースを最大3分の2削減することも計画しているところだ。主要な政府機関で現在、利用可能なスペースの50%以上も使用しているところはないとされる。

関連: 「ビットコイン準備金の検討はトランプ大統領の優先事項」仮想通貨特命官サックス氏が会見

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