はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

IOTAがマイクロソフト、富士通と提携/IoT市場開拓を目指す

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

IoTに焦点を当てたIOTA
既存のブロックチェーンとは違う方法で分散型、非中央集権型を目指す Tangleという技術を使用し、モノのインターネット(IoT)に焦点を当てた通貨です。
多数の大手企業と提携
この IOTA は、マイクロソフトや富士通を始めとするその他20以上の企業と提携を結び、新しいデータ市場を開拓しようとしています。

新しく注目されている仮想通貨スタートアップである IOTA がマイクロソフト、富士通、そして、その他20以上の企業と提携を結び、モノのインターネット(IoT)のための、データを公共的にアクセス可能にする新しい市場を開拓しています。

この市場が、全て分散型台帳によって運営されることを考えると非常に興味深いものとなっています。

ステークホルダー(企業・行政等の利害と行動に直接・間接的な利害関係を有する者)が安全にデータの共有及び、収益化を可能にすることを提唱しており、改ざん不可能なデータ市場というコンセプトを実証しようとしています。

一度、IOTAの分散型台帳にアップロードされると、そのデータは無数のノードによって共有され不変性を持つようになります。

IOTA は時価総額29億5000万米ドルを誇り、 CoinMarketCap において、現時点で8番目に大きなシェアを持つ仮想通貨です。

IOTA で特筆すべきは、その台帳を分散化、非中央集権化する際に新しい技術を使用していることにあります。他の多くの企業が使用しているブロックチェーン技術とは違い、IOTA はTangle という方法を使用しているのです。

IOTA の共同創業者である Dominik Schiener氏(以下、Schiener氏)及び、David Sønstebø氏(以下、Sønstebø氏)によると、Tangle はブロックチェーン技術よりもスケーラビリティに優れ、手数料のかからない取引も実現できると主張しました。

「私たちは、このデータ市場の提供を発表でき、非常に嬉しく思っています。そして、これは研究、人工知能、データの民主化を包括するパラダイムを前進させる起爆剤となるでしょう。」

とSønstebø氏は述べました。

IOTAについてより詳しい内容はこちらに掲載しています。

初心者でもわかる仮想通貨 IOTA(アイオタ)|IoTの未来を支える技術とは
IOTA(アイオタ)は、Tangleという革新的な技術を用いてIoTサービスの安全性を高めることを念頭に設計された仮想通貨。IOTA独自技術の仕組みや、IoTに与える影響などについて解説。

マイクロソフトや富士通に加え、ドイツテレコム、ボッシュ、アクセンチュア、PwCなどの有名企業もデモンストレーションに加わりました。

マイクロソフトのブロックチェーン専門家である Omkar Naik氏は、

「私たちはIOTAと提携を結び、新しいデータ市場の先駆者になれることを誇りに思います。」

と語り、

この次世代の[sic]テクノロジーが、ブロックチェーン技術を超え、接続された聡明な世界を加速させることで、顧客に対して実在する課題への解決策、アプリケーション、そして、的確なアドバイスを提供できるようになるのです。

と付け加えました。

この市場のデモンストレーションは1月まで継続されます。IOTAは、ブログでの継続的な発信や企業や個人がこの技術をどのように使用できるかを説くケーススタディの公表を確約しました。

使用している IoT デバイスを IOTA 台帳に接続すると、何かしらのネットワークに接続されている一般的な人が、自身のデータを売り出すことができるのです。これは、気象台統計を始めとする様々なデータの収益化を可能にします。

この最初のデモンストレーションで、IOTA は全てのデータが平等に評価されると発表しましたが、これは将来的に変更される可能性があります。

「この概念実証として、全てのデータが平等に扱われます。」

とSchiener氏は語り、

「次の変更点で、簡単な入札メカニズムとデータセットに対しての複雑なクエリを組み合わせ、採用する予定です。」

と補足しました。

IOTAやTangle、そして、その市場について、より深く知りたい方は、12月1日0時(日本時間)に開催され、Schiener氏及び、Sønstebø氏によって行われる予定の TNWの質疑応答にぜひ参加してみてください。

Microsoft and IOTA launch first cryptocurrency market for the Internet of Things

Nov 29, 2017 by MIX

参考記事はこちらから
CoinPost App DL
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
02/13 木曜日
13:45
失われた1200億円相当のビットコイン、回収のため持ち主がゴミ埋立地の購入を希望
英国で12年前に紛失した8,000BTCが保存されたHDDの回収に向け、所有者が新たな策として埋立地の購入を模索している。
13:25
日本初、ステーブルコインUSDC対応のSlash Card 2025年前半に発行目指す
「Slash Card」は、米ドルステーブルコイン「USDC」を担保として活用し、安全性と利便性を兼ね備えた後払い型の決済手段を提供。利用者は、MetamaskやPhantomなどの仮想通貨ウォレットを活用して、日常の買い物でオンラインショップや実店舗でのUSDC支払いを行うことができる。
12:30
米CPI予想上回るもビットコイン9.7万ドルと底堅い展開 機関投資家の需要継続
1月の米CPIが予想上振れも、ビットコインは乱高下しつつ9.7万ドル台を維持した。コインベースプレミアムのプラス転換や、イーサリアム(ETH)の大規模な取引所流出など機関投資家の強い需要継続。一方で、州レベルでのビットコイン準備金構想が広がり、最大230億ドル規模の新規需要も。
11:10
アルトコインの時価総額、2週間で36兆円減少
仮想通貨のアルトコインの時価総額が2週間で36兆円減少したことなどをGlassnodeが分析。ビットコインとアルトコインの相関性にも言及している。
10:30
「ミームコインの多くはSEC規制の管轄外」ピアース委員が見解
米証券取引委員会のピアース委員は、ミームコインの多くはSEC規制の管轄外にあたるとの見解を述べた。
10:12
メタプラネットが40億円調達済み、ビットコイン追加購入の資金を確保
メタプラネットは第6回普通社債を発行済み。発行額は40億円で、その大半をビットコインの追加購入に充てる予定だ。
10:00
国内初、BITPOINTのステーキング報酬日本円受取サービスのメリットを解説
BITPOINTが2月13日から国内初となるステーキング報酬の日本円受取サービスを開始。業界最高年率のステーキング報酬に加え、確定申告の簡素化も実現。SBI完全子会社として信頼性も確保。
09:20
米CPIとトランプ外交が引き起こす仮想通貨市場の乱高下|仮想NISHI
ビットコイン・仮想通貨(暗号資産)市場は、CPIの発表やトランプ政権による外交政策の影響を受け、変動の激しい展開となっている。
07:55
仮想通貨推進派の前CFTC委員、トランプ大統領がCFTCの委員長に指名
トランプ大統領が米商品先物取引委員会の委員長に元委員であるブライアン・クインテンツ氏を指名する意向がわかった。
07:25
フランクリン・テンプルトン、米政府ファンドをソラナに拡大
フランクリン・テンプルトンは、米政府ファンドFOBXXを仮想通貨ソラナのブロックチェーンにも展開。FOBXXの純資産額は計790億円である。
06:45
XRP現物ETFの上場申請、米SECが審査開始へ FOX報道
今回の動きは以前のSEC法執行チームとリップル社の間で長年続いてきた法的争いの焦点となった仮想通貨XRPの法的位置付けについて、SECの現在の見解を示す重要な指標になるとして注目されている。
06:30
仮想通貨市場で温度差、機関投資家は最も強気 Bitwise分析 
米仮想通貨運用大手Bitwiseのマット・ホーガン最高投資責任者は、現在の市場における個人投資家のネガティブな心理は、機関投資家の需要との対比において投資機会を示唆していると指摘した。
06:10
米20州でビットコイン準備金法案検討、VanEckが3.5兆円規模の需要を試算
米大手資産運用会社VanEckは、20州の仮想通貨ビットコイン準備金法案を分析し、これらが成立した場合、約230億ドル規模の購入需要が生まれる可能性があると試算した。
02/12 水曜日
15:35
金融庁、暗号資産・ステーブルコインの送金決済規制見直しへ本腰
金融庁は、暗号資産関連の送金・決済サービスに関する制度を整備する。仲介業の新設や信託型ステーブルコインの制度見直しなど、Web3時代に向けた新制度の詳細が明らかに。
14:21
LBankなど7社、DEXXハッキング被害者に対し約20億円の補償基金設立へ
暗号資産取引所大手のLBankが主導し、MEXC VenturesやHashKey Capitalなど業界有力7社が共同で、DEXXハッキング被害の救済基金を設立。新設の「ミームコイン振興委員会」が運営を担い、NFTステーキングによる補償プランも導入。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧