はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

リップル裁判に進展、裁判官がSECの一部要請を棄却

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

4月9日の展開

暗号資産(仮想通貨)XRP(リップル)の有価証券問題をめぐる裁判で、Sarah Netburn裁判官が米時間4月9日に、SEC(証券取引委員会)の一部の要請を認めない判断を下したことがわかった。

SECがリップル社に対する訴訟で、Brad Garlinghouse CEOと共同創設者Chris Larsen氏に対して、個人的な財務記録の提出を要請していたが、Netburn裁判官はXRPトランザクション以外の個人的な財務記録が本裁判には無関係だとみなし、要請を棄却した。

弁護士のJames Filan氏が裁判書類をSNSに投稿している。

3月中旬に、Garlinghouse氏とLarsen氏はSECが銀行に両者の個人的な財務記録の提出を要請したのが行き過ぎた行為であるとして、裁判所に要求を阻止するよう求める書簡を送った経緯がある。今回の判断は、両氏の申し出を認めたことを意味する。

関連リップル社CEOら、米SECが要求した個人財務記録提出の無効化を裁判所に求める

一方、今後の証拠開示手続き(ディスカバリ)の過程において、仮にSECが両氏に関わったXRPトランザクションの記録を見つけ、それらの内容が以前提出された書類に含まれていなかった場合には、証拠をもって、関連する財務記録の提出を裁判所に再び求めることはできるという。

6日の進展

上記内容のほか、4月6日に行われた証拠開示手続きの裁判審議においても、リップル社に有利な進展があった。

リップル社が審議で、イーサリアム(ETH)については、ICOによる資金調達が有価証券による資金調達に類似すると主張し、SECがXRPとビットコイン(BTC)、ETHの性質における相違を説明できていないと指摘しその説明を求めたが、SECは質問に直接回答しなかった。

審議の結果としては、裁判官がSECによるBTC、ETH、XRPの内部および外部情報に対する証拠開示手続きを含むリップル社の2つの申し出を許可したことから、ポジティブな進展として好感されていた。

関連リップル訴訟に進展、裁判官がSEC(米証券取引委員会)に証拠開示手続きを要求

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/18 土曜日
13:55
OneKeyが12万件のビットコイン秘密鍵脆弱性を報告、トラストウォレットに影響か
ワンキーがリブビットコイン・エクスプローラー3.xの脆弱性により約12万件のビットコイン秘密鍵がクラッキング可能になると報告した。トラストウォレットなど複数の製品が影響を受けている模様。
13:50
オープンシーが2026年1QにSEAトークン発行予定、供給量の50%をコミュニティへ配布
オープンシーCEOが2026年第1四半期のSEAトークン発行を発表した。総供給量の50%がコミュニティに配分され、収益の50%が買い戻しに使用される。ステーキング機能も実装予定だ。
13:05
G20、グローバルな仮想通貨規制の不足を指摘 ステーブルコインの課題も
国際的な金融監督機関FSBが、ビットコインなど仮想通貨の規制実施状況を評価する報告書を発表。各国規制の断片化と一貫性の欠如を指摘し、ステーブルコイン監督の課題も述べた。
10:55
著名ユーチューバー「ミスタービースト」、仮想通貨取引所商標を申請
登録者4億4600万人のユーチューバー、ミスタービーストが仮想通貨取引やDEX運営を含む金融プラットフォームの商標を申請した。バンキングや投資サービスも提供する計画だ。
10:05
決済大手ストライプ支援のL1チェーン「テンポ」、750億円を調達 イーサリアムOBが参画
ストライプとパラダイムが支援する決済特化型L1ブロックチェーン「テンポ」が750億円を調達した。評価額は7,500億円に達し、著名イーサリアム開発者も参画する。
09:30
スイス当局、FIFAのNFTプラットフォームを違法賭博として刑事告発
スイス賭博監督局がFIFAのブロックチェーン型NFTプラットフォームを違法な賭博サービスとして刑事告発した。参加に金銭的賭け金が必要で、賞金獲得が抽選で決まる仕組みが宝くじやスポーツベッティングに該当すると判断された。
08:35
オープンシーがNFT特化から事業転換、22チェーン対応の仮想通貨取引所に=報道
NFT市場の崩壊を経たオープンシーが、22ブロックチェーン対応のマルチチェーン仮想通貨取引アグリゲーターに転換すると報じられた。
07:45
アーサー・ヘイズのMaelstrom、仮想通貨企業の買収ファンドを計画
アーサー・ヘイズ氏は、仮想通貨企業をターゲットにした企業買収ファンドの構想があることを明かした。ファンドの規模は370億円超で、投資インフラや分析プラットフォームなどのサービスプロバイダーに特化する。
07:02
Huobi創設者が1500億円規模のイーサリアム保有企業設立へ、アジア投資家が参画
中国の仮想通貨取引所Huobi創設者リー・リン氏が、アジアの初期イーサリアム支援者らと10億ドル規模のデジタル資産信託を立ち上げる。ナスダック上場企業買収を交渉中で、2-3週間以内に発表予定だ。
06:40
米地方銀行の不良債権増加で金が大幅続伸、2023年破綻危機の再来懸念か
米地方銀行が不良債権を償却し株価が急落する中、金価格は今週7.34%上昇した。JPモルガンCEOが更なる問題発生を警告し、投資家は2023年の銀行危機再来を懸念している。
06:30
分散型エネルギー企業Daylight、a16zやコインベースなどから約113億円調達
DaylightがFramework Ventures主導で約113億円を調達。ブロックチェーン技術で分散型エネルギーネットワークを構築し、住宅用太陽光発電の普及を促進。a16z cryptoやCoinbase Venturesも参加。
06:20
金・銀が年初来60%超上昇、ビットコインは追いつけるか?
金の時価総額が30兆ドルを超え、年初来63%上昇した一方、ビットコインは14.5%増に留まっている。米中貿易緊張と金利低下が金の需要を押し上げ、ビットコインは調整局面にある。
05:40
仏当局、バイナンス含む数十の仮想通貨取引所にマネロン検査
フランスの監督当局ACPRがバイナンスなど数十の仮想通貨取引所にマネーロンダリング対策の検査を実施。EU全域での営業許可付与に向け、登録条件への準拠状況を確認する狙いだ。
10/17 金曜日
18:53
3メガバンク、円建てステーブルコインを共同発行へ 導入第一弾は三菱商事=報道
三菱UFJ、三井住友、みずほの3メガバンクが円建てステーブルコインを共同発行。信託型により高い安全性を実現し、クロスボーダー送金のコスト削減を目指す。プログマのシステムを活用し今年度内に実用化予定。
17:56
ファンプラのIEO参加方法と注目ポイント|コインチェックの実績、申込前に知るべき情報まとめ
音楽ファンクラブ運営大手Fanplusと協業するFanplaは14日、暗号資産「Fanpla(FPL)」のIEO(Initial Exchange Offering)をコインチ…

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧