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仮想通貨リブラなどのステーブルコインにはリスクも JPモルガンアナリストが指摘

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

JPモルガンアナリストがリブラのリスクを指摘
リブラなどのステーブルコインには成長ポテンシャルがあるものの、いくつかのリスクも存在する。JPモルガンのアナリストは取引のネットワーク混雑、通貨価値や国債利回りの下落といったリスクを指摘している。

JPモルガンアナリストがリブラのリスクを指摘

フェイスブック社が主導する仮想通貨リブラなどのステーブルコインが成長する可能性はあるが、「リスクも伴う」と米大手銀JPモルガンのアナリストは指摘している。

米ブルームバーグの5日の報道では、ステーブルコイン、特にリブラは将来、「実質的且つ最終的に世界の取引活動における重要な部分を担う」可能性があるとJPモルガンのアナリストは述べた。

しかし、ステーブルコインの現在の設計および提案方法において、「発行企業が決済システムの運用における細かい構造まで考慮していない。」と指摘し、「特にトランザクション数が急増する際、プロセスの渋滞は、深刻なマクロ経済的影響を及ぼす可能性も考えられる。」と懸念している。

そして、アナリストによると、リブラが直面している別の課題は「マイナスの利回りだ」。

リブラは複数の法定通貨や短期国債のバスケットによって通貨価値が担保されている。つまり「高品質な短期国債の半分以上がすでにマイナスになっていること、バスケットの残りの大半が米国債で構成されていること、および世界的な金融緩和に向かう傾向などが、リブラの価値の担保に関わるリスクになり得る。」と説明した。

記事提供:THE BLOCK
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