CoinPostで今最も読まれています

XRP(リップル)の時価総額がBTCの2分の1を超える/史上初の1位交代か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

リップルの時価総額がビットコインの2分の1を突破
今まで圧倒的な地位を確立していたビットコインの順位が脅かされはじめています。
時価総額と価格についての誤解
リップルやネムの価格が他通貨に比べて低いためお買い得、と誤解している投資経験が少ない方向けに、仮想通貨の価格と時価総額について解説します。

仮想通貨市場の中で、BTCを抜き時価総額1位の世代交代という初の快挙が現実味を帯びてきています。

XRP高騰の価格推移

  • 2017年12月4日 :約29円
  • 2017年12月13日:50円を突破
  • 2017年12月21日:100円を突破
  • 2018年1月1日〜3日:約230円前後を推移
  • 2018年1月4日:約260円から約400円まで約55%の高騰

時価総額の推移

  • 2017年1月1日:USD:$237,638,345 JPY: 約260億円 ¥26,615,494,640
  • 2017年12月4日:USD:$9,850,343,117 JPY: 約1兆1103億円 ¥1,103,238,429,104
  • 2108年1月4日:USD:$148,425,546,958 JPY: 約16兆6236億円 ¥16,623,661,259,295

(参考レート: USD/JPYも1年価格推移していますが、同一レート1USD=112円で計算)

この時価総額の推移を見ると多くの人が驚くでしょう。

価格で見ると12月4日から1月4日で約29円から400円の高騰となっていて、人によっては大きな上昇に思えないかもしれませんが、時価総額では約15兆円も1ヶ月で増加していることになります。

XRPの時価総額がBTCの半分を超える

XRP価格高騰による時価総額の上昇を受け、BTCの2分の1を超えました

仮想通貨の元祖であるビットコインは時価総額1位を今まで一度も譲り渡していない通貨となります。

この時価総額表は約1年前、2017年1月1日のものですが、2位のイーサリアムにかなり大きな差をつけ1位に君臨していることがわかります。

このように今までビットコインは、他のアルトコインを一切引きつけない圧倒的な地位を確立している仮想通貨でした。

よって、今回のXRP時価総額がBTCの2分の1にまで上昇していることが、如何に快挙かということがわかるでしょう。

BTCからXRPへ世代交代は行われるか?

仮想通貨投資者が歴史的快挙を見る可能性が現実的なものとなりつつあり、この世代交代により仮想通貨市場の環境が一変するかもしれません。

XRPはBTCと同じ時価総額になっても価格は○○百万円にはならない

仮想通貨の価格が上昇していることで、多くのメディアが報道し、多くの新規投資家が毎日増え続けている現状があります。

このような状況の中、仮想通貨やトークンの価格を正しく認識せずに投資している人も多くいると思います。

リップルやネムなどが、まだ数百円でビットコインの何百万円の価格より圧倒的に安く見えるため、他に比べて価格が安いと記載されている記事や、「まだ価格は安いから私(業者)が購入代行して投資してあげるよ」というような誤情報でお金を得ようとする業者がいたと相談されたことがありました。

これは周知の事実であると思いますが、投資経験が少ないユーザーが間違った情報で詐欺に遭わないためにも一度こちらで簡単に解説します。

時価総額とは?

時価総額とは英語でMarket capと記載します。

時価総額はその仮想通貨の規模を示しており、その値が大きければ大きいほど市場規模が大きいという意味となります。

時価総額の計算式は以下の通りです。

  • 時価総額=トークン価格×発行済みトークン数(供給量)
  • トークンA 1万円 × 10トークン= 時価総額10万円
  • トークンB 10円 × 1万トークン=時価総額10万円

つまり、トークンAが価格の高いビットコインに該当し、トークンBが1トークンあたりの価格が安いリップルと考えると分かりやすいと思います。

リップルはビットコインに比べてかなり多くのトークンが発行されており、市場で取引されているため、リップルの時価総額がBTCと同水準まで上昇したとしても、ビットコインの価格と同じにはなりません。

逆に言えば、リップルやネムのような日本円建でみた時に安い価格で取引されている通貨でも、実際の価値はかなり高いということになります。

トークンの価値を他の通貨と比較して判断する場合、日本円建での価格ではなく時価総額を基準にした判断が、より正確な投資に結びつくといえるでしょう。

リップルニュース一覧
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
07/27 土曜日
08:10
マスク氏のX(旧ツイッター)、ビットコインなどの仮想通貨絵文字表示を削除か
イーロン・マスク氏がオーナーのX(旧ツイッター)は、ビットコインなどの仮想通貨絵文字表示を削除した。ドージコイン擁護のためか。
07:35
BitwiseのETH現物ETFの横断幕、NYSEに掲揚
仮想通貨運用企業Bitwiseのイーサリアム現物ETFの横断幕が、ニューヨーク証券取引所に掲げられた。同社は、取引終了のベルを鳴らすことも報告している。
07:05
野村傘下のレーザーデジタル、利回り提供のイーサリアムファンド販売予定か
野村ホールディングスの仮想通貨資産子会社であるLaser Digital(レーザーデジタル)は、イーサリアム現物ETFの代替商品の導入を計画しているようだ。
06:40
米SEC、グレースケールのミニ版ビットコインETFを承認
仮想通貨投資企業グレースケールが提供するGBTCは手数料(1.5%)が最も高く資金流出は続いていたが、新商品を導入し0.15%という業界最安の手数料設定で競争力を高める狙いだ。
06:20
ビットコイン価格が21年後に最大で75億円に到達か、マイケル・セイラー氏の強気予想
ビットコインを最も保有する米上場企業マイクロストラテジーのマイケル・セイラー氏はカンファレンス「ビットコイン2024」で、BTCの今後の強気予想のプレゼンテーションを行った。
07/26 金曜日
17:10
「米大統領選で価格変動 トランプやハリス由来のミームコインの買い方
トランプトークンの概要 ドナルド・トランプ前米大統領とその「Make America Great Again」(アメリカを再び偉大に)というスローガンからインスピレーションを得…
17:10
ヤマハ発動機が初のVTuberコラボNFTを発行、Yamaha E-Ride Baseを訪れて進化可能
ヤマハ発動機が初のNFTデジタルステッカーを発行。横浜のYamaha E-Ride Baseで進化するダイナミックNFTを体験し、限定グッズをゲットできる。
15:13
ビットフライヤーがFTX Japan買収完了、カストディ事業展開へ
株式会社bitFlyer HoldingsはFTX Japanの株式100%を取得し、完全子会社化を発表。8月26日までに社名を変更し、クリプトカストディ事業を展開予定。法制度整備後の暗号資産現物ETF関連サービス提供も視野に入れている。
14:43
Neo Xメインネットが正式稼働 EVM互換でネオのエコシステムを拡張
Neoは高性能EVMベースのサイドチェーン「Neo X」のメインネット正式稼働を発表。クロスチェーンブリッジで流動性と互換性が向上し、エコシステムの可能性が広がる。
14:15
カマラ・ハリス氏のミームコインが過去最高値を記録、大統領候補指名の期待受け
PolitiFiと呼ばれる政治パロディのミームコインが、仮想通貨領域で独自のジャンルを形成しており、カマラ・ハリス副大統領のパロディコイン「 Kamala Horris(KAMA)」が急騰し話題となっている。
12:55
アルトコインETFの未来、ブラックロックが語る現実と可能性
ブラックロックのデジタル資産責任者は、イーサリアム現物ETFが承認されていても他のアルトコインETF誕生には困難があると話した。
12:14
仮想通貨相場反発、ビットコイン・カンファレンスのトランプ登壇に関心集まる
昨日までの大幅下落とは打って変わり暗号資産(仮想通貨)相場は反発した。強気シグナルのハッシュリボンが点灯しているほか、今週末にはビットコインカンファレンスに米国のトランプ前大統領が登壇予定であり、投資家の関心が集まる。
11:00
トランプ前大統領の陣営、4〜6月期で仮想通貨で6億円の寄付金調達
トランプ前大統領は、ビットコインなど仮想通貨で6億円以上の選挙資金を調達。「ビットコイン2024」でもさらに資金を集める予定だ。
10:30
BTCが290万ドルに到達するシナリオ、VanEckが公開
仮想通貨ビットコインが2050年までに290万ドルに到達するシナリオをVanEckのアナリストが公開。このシナリオを実現するための条件を説明している。
10:00
ソラナ初事例、パラオ共和国がデジタルID発行
主権国家が仮想通貨・ブロックチェーンであるソラナ上で、法的アイデンティティを発行する初めての事例となった。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア