CoinPostで今最も読まれています

世界的ヘッジファンドMan GroupのCEO、企業のビットコイン購入のメリットを疑問視

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「ビットコインは長期保有よりも投機に使うもの」

約8.4兆円の資産を運用する世界的ヘッジファンドMan GroupのCEO、Luke Ellis氏が、企業が財務資産として暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)を購入することに、懐疑的な見方を示した。

米CNBCの番組に出演したEllis氏は、個人としてビットコインに投資していることを認めた。しかし、トレードし長期保有を行っているわけではないと指摘。ビットコインはトレーディングできる資産の一つで、それにより市場に流動性が高まるものだという。

これを受けて、キャスターは「企業のビットコイン購入が続いているのはどういう理由か」とEllis氏に質問した。テスラ社、マイクロストラテジー社などビットコインを保有する企業が相次いでいることを背景としている。

関連米MicroStrategy社が16億円相当のビットコイン買増し、保有数が91,326 BTCに

Ellis氏は、企業がバランスシートにビットコインを保持する必要性はなく「財務資産で投機を行うべきではない」と見解を述べた。

企業は本業のビジネス面を追求すべきだとも続け、例えば、顧客が商品やサービスの対価をビットコインで支払えるようにすることは選択肢となるが、企業自体のバランスシートにビットコインを追加する必要はないと説明。Ellis氏は、あくまでもビットコインは投機のための資産であり、価値保存の手段ではないとみなしているようだ。

一方、「中央銀行のマネー印刷による不利益をヘッジするため」、「自社の準備資産戦略の一環だ」などを理由に、大手資産運用会社Stone Ridge Holdings Groupが昨年10月に、100億円相当のビットコインを購入したという投資企業の事例もある。

「長期保有」を戦略とするマイクロストラテジー社

マイクロストラテジー社は3月12日に、1,500万ドル(16億円)相当のビットコインを追加購入したことを発表。マイクロストラテジー社は、ビジネス向けに情報分析ソフトウェアを提供することなどを本業としている。

2月には「ビットコインについての指標やインサイトを備えた分析プラットフォーム」を構築するための求人募集を行った。これからは事業面でも仮想通貨に参入する計画があることを窺わせる。

関連ビットコイン大量保有のMicroStrategy社、仮想通貨関連事業にも参入か

また、テスラのほうはビットコインをテスラの自動車購入の支払い手段として検討する姿勢を見せるなど、単なる保有には留まらないようだ。

ビットコイン保有のリスクも念頭に

マイクロストラテジー社が、2月に規制当局に提出した書類によれば、同社はビットコイン保有のリスクについても把握した上で購入を行っている格好だ。

同社はビットコインのもたらすリスクとして「規制や市場、技術的要因によってビットコイン価格が変動し、当社株式に大きな影響を与える可能性」を挙げている。

また「ビットコイン保有により規制当局の検査対象となる可能性」、「現金や現金同等物よりもビットコインは流動性が低い」といった点、さらに「サイバー攻撃や秘密鍵紛失などによりビットコインの一部またはすべてを失う可能性」があることにも触れた。

こうしたリスクについて明記しつつ、ビットコインの取得と保持を、事業戦略の一つとしている。

関連転換社債などでビットコイン大量保有のマイクロストラテジー、株価は最高値から50%減

コメントしてBTCを貰おう
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
02/01 水曜日
17:10
LBRY有価証券判決、「流通市場取引は適用外」
米ニューハンプシャー州の連邦地方裁判所は、流通市場における仮想通貨LBCの販売は証券の提供に該当しないとの判断を示し、米証券取引委員会が求めていた差止命令を却下した。
15:30
イーサリアム、1月に供給量が純減
1月にかけて仮想通貨イーサリアムの供給量が10,466 ETH(20億円)の純減となった。ネットワーク利用の増加に基づいてETHのバーン数が増加し、ステーキング報酬による新規発行量を上回っている状況だ。
14:50
Immutable、Web3ゲーム用ウォレットツールを発表
イーサリアムでweb3ゲームを構築・拡張するためのプラットフォームImmutableXは、一般ゲーマーにとっての参入障壁を取り除くための総合ソリューション「Immutable Passport」を発表した。
14:00
独DekaBank、機関投資家向けに仮想通貨関連サービス提供へ
仮想通貨カストディ企業METACOは、ドイツの大手証券サービスプロバイダーDekaBankと提携し、機関投資家向けにデジタル資産のカストディ・管理業務を提供していくと発表した。
12:30
Uniswap、トークンブリッジ「Wormhole」をサポートへ
分散型取引所UniswapをBNBチェーンで展開する計画で、Wormholeのトークンブリッジを採用する方針が明らかになった。他DEXによるコピーを防ぐライセンスが期限を迎える前に多チェーン展開を目指す。
12:00
香港当局、仮想通貨とステーブルコインの規制方針決定
香港金融管理局は、仮想通貨とステーブルコイン規制に関する方針を発表した。昨年の関連協議書には、バイナンスやリップル社、アニモカブランズなども意見を寄せていた。
11:00
米ウォール街の金融大手、仮想通貨事業を拡大へ
米ウォール街の大手金融企業は、テラ騒動やFTX破綻などの影響で仮想通貨市場が低迷する中、デジタル資産事業を推進。各企業の事業を紹介する。
10:17
博報堂キースリー、トヨタ協賛のweb3ハッカソンを開催へ
博報堂キースリーは、web3グローバルハッカソン第一弾の開催計画を発表した。トヨタ自動車株式会社とのタイアップ企画であり、「企業内プロジェクト向けDAO支援ツールの開発」をテーマとする。
09:00
第4回「GM Radio」、ゲストはDeFi Kingdoms創設者ら
グローバル版CoinPostが主催するGM Radioの4回目の放送は、2月3日(金)の12:30からツイッタースペースで配信予定。今回のゲストにはLayerZeroとDeFi Kingdomsの幹部を招待する。
08:10
イーサリアム、公開テストネットをローンチへ
仮想通貨イーサリアムは日本時間2日の0時、ステーキング出金機能を備えた公開テストネットZhejiangをローンチする。今回は、テストネットの他のアップグレードも公表された。
08:00
NYダウや仮想通貨関連株反発 雇用指標の伸び鈍化などで
本日のニューヨークダウやナスダックは反発。AI関連株やOASやDYDXトークンは大幅上昇した。
01/31 火曜日
15:59
英プレミアリーグ、Sorareと複数年パートナーシップ締結
大手ブロックチェーンゲーム会社Sorareは、英サッカー団体「プレミアリーグ」と複数年のライセンス契約を締結したことを発表した。Sorareはプレミアリーグとの正式な契約金を非公開としている。」
14:32
TOEICやトヨタ、DX化で加速するブロックチェーン導入事例
日本でTOEICテストを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会は、TOEIC® Program公開テストのスコアに、ブロックチェーン技術を活用したデジタル公式認定証を導入することを発表した。
13:09
米サークル社、USDC準備金の監査済「担保資産」の保有を強調
米ドル連動型ステーブルコインUSDCを発行する米サークル社は、2022年12月の準備金レポートを公開。流通しているUSDCを約1.4億ドル上回る準備金を保有していることがわかった。
12:00
Sudoswap、ガバナンストークンを配布
NFTの自動マーケットメーカープロトコル「Sudoswap」は、ガバナンストークンSUDOのエアドロップを実施。プロジェクトの分散化のために、トークンベースのガバナンス機構をスタートした。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア