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小室哲哉氏、音楽制作パフォーマンスNFTを今秋リリースへ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

小室哲哉のNFT、今秋リリースへ

エンタメ業界のスタートアップ・スタジオStudio ENTRE社は9日、独自のNFTプラットフォーム「.mura(ドットミューラ)」と10月開催のイノフェス2021とのコラボ開催を発表した。小室哲哉氏の音楽制作パフォーマンスをNFT(非代替性トークン)にして、今秋販売する。

具体的には、10月9日から10日にかけて開催するイノフェスで、小室哲哉が演奏する音楽制作パフォーマンスがNFTとして「.mura」上で販売される。小室哲哉氏は、平成を代表するミュージシャン、安室奈美恵やglobeなどの代表曲を手がけた音楽プロデューサーとしても知られる。

イノフェスの正式名称は「J-WAVE INNOVATION WORLD FESTA 2021 supported by CHINTAI」。大手ラジオ局J-WAVEが2016年より毎秋主催する日本最大級のデジタル・クリエイティブフェスだ。

テクノロジー、音楽、エンターテインメント、サイエンス、アートが融合した未来体験型のイベントとなっている。2021年も大型LEDや複数のARカメラやセンサーを活用してAR(拡張現実)で現実を拡張したステージを届ける予定。

現状では、音楽やアートを組み合わせたNFT専用のマーケットプレイス「.mura」は2021年秋サービス公開予定となっており、すでに浅田祐介やニルギリスなどのミュージシャンが参加を決めている。

NFTを最初に購入したユーザーはミュージシャン・アーティストの公式サポーターとして認定を受けることで、作品の拡散や音楽の流通具合に応じて収益の一部を得ることができるという。

また、限定チケットを先行予約すると川田十夢デザインの限定NFTデジタルカードもプレゼントする企画もある。

NFTとは

「Non-Fungible Token」の略で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。高額アート作品の所有権証明などで利用され、二次流通市場における権利者(クリエイター)への画期的な還元手段としても注目を集める。

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国内のNFT動向

8月に過去最高水準の取引量と検索数を記録したNFTは、国内でも関連する動向が強まっている。

最近でも大手出版社の集英社が3日、傘下のマンガアート販売事業を介して、漫画の原画などをNFTとして販売。また、電通も8月下旬、オルトプラスやアクセルマークと連携してアニメなどの映像IP(知的財産)をNFTトレーディングカードとして発行するサービスの開発を表明した。

スポーツ界隈でも国内のプロサッカー最高峰である株式会社Jリーグがブロックチェーンゲームの提供を念頭に、株式会社OneSportsとライセンス契約を締結。パリーグの古豪西武ライオンズも7日、2000本安打を達成した栗山選手の記念NFTなどの販売を開始しており、これはNPB球団としては初の事例だった。

関連:西武ライオンズが公式NFT販売を開始 日本プロ野球で初事例

大手企業でも楽天が8月末にNFTマーケットプレイス「Rakuten NFT」を22年春にリリースする方針を表明。

また、ブロックチェーン企業のdouble jump.tokyo株式会社もbitFlyer Holdingやバンダイナムコ、Zホールディングスに対してNFT関連の事業での協業を図る方針で第三者割当増資を実施したことを発表していた。

関連:double jump.tokyo、bitFlyerとNFT事業で協業へ

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