CoinPostで今最も読まれています

米SEC委員長「仮想通貨のステーブルコインはカジノチップに類似」  ワシントン・ポスト報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨ステーブルコインの規制

米証券取引委員会(SEC)のゲーリー・ゲンスラー委員長は21日、暗号資産(仮想通貨)のステーブルコインは「カジノチップ(Poker Chips)」のようであると語った。

カジノチップは、カジノで賭けをする時に現金の代わりに使うコインのこと。現在の仮想通貨市場を、開拓時代の西部(ワイルド・ウエスト)にあるカジノに例え、規制が整備されておらず、秩序がないとの認識を示唆している。その‘カジノ’で使われているのがステーブルコインだとし、民間の通貨が長く生き残るのは非常に難しいことを歴史が示しているとも指摘した。

ステーブルコインとは

ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの通常の仮想通貨と違い、価値が常に安定している仮想通貨のこと。

▶️仮想通貨用語集

関連初心者にもわかるステーブルコインとは|特徴やユースケースを解説

ゲンスラー氏は21日、米大手メディア『ワシントン・ポスト』の番組に出演し、仮想通貨やトレードのデジタルプラットフォームの成長などについて語った。今回の発言はその時のものだが、仮想通貨市場を西部開拓時代に例える見解は以前から示している。

今回の番組でもゲンスラー氏は、仮想通貨規制に対する自身の考えを改めて繰り返した。その中の1つが上述したステーブルコインで、米国の規制当局の間で懸念が高まっていると説明。SECは現在、イエレン米財務長官のガイダンスに従い、ステーブルコインに関するレポートを作成していると明かした。ステーブルコインの規制については議会と協力する方が良いと述べている。

ゲンスラー氏は以前にも、ステーブルコインの規制の必要性に言及。取引と貸付の両方でステーブルコインが広く利用されていると説明し、既存の金融システムやマネーロンダリング対策(AML)、制裁等の抜け穴として使われる可能性があると指摘している。

関連米SECゲンスラー委員長、仮想通貨について欧州議会と意見交換を実施

先週にはブルームバーグが、米財務省が近いうちに、ステーブルコインの換金や取り付け騒ぎなどといった潜在的リスクに関するレポートを公開する予定があるようだと報じた。

関連米財務省、ステーブルコインのリスク報告書を公開予定=報道

その他の話題

今回のインタビューでは、「仮想通貨の多くが有価証券に該当する可能性があるため、取引所はSECに登録する必要があると考えている」ことなど、他にも以前と同様の発言を繰り返している。

ゲンスラー氏は14日、米上院の公聴会で、「コインベースのような仮想通貨取引所は、有価証券に該当する銘柄を扱っている可能性があるため、SECに登録すべきだ」と主張。この公聴会では、今月に仮想通貨市場で大規模なロスカットが発生して相場が急落した際、コインベースやクラーケン、Geminiなどの米大手取引所で、取引停止や接続障害が確認された事例も問題視されていた。

また、これ以外に今回は、ビットコインの生みの親とされるサトシ・ナカモトにも言及。ゲンスラー氏は「ナカモトさん」と呼び、イノベーションを促進し、中央銀行や民間企業が取り扱う決済システムに変化をもたらしたと語ったという。

関連ビットコインの生みの親「サトシ・ナカモト」の銅像、ハンガリーで公開

注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
03/01 金曜日
17:00
ソラナで進化するDePIN、2024年注目のプロジェクトを深掘り
2024年、Solana(ソラナ)主導のDePIN展開とその注目プロジェクトを深堀り。この記事では、分散型物理インフラネットワーク(DePIN)の基礎から、ソラナベースの画期的プロジェクトまで詳しく解説します。DePINの未来を形作る主要な動向とイノベーションに焦点を当て、この技術革新が開く新しい機会を紹介します。
16:50
米国政府関連ウォレット、1380億円相当の15,000BTCを送金
仮想通貨ビットコインの高騰が続く中、米国政府に関連するウォレットから、1,380億円相当のビットコインが送金されたことが明らかになった。米国政府はこれまでの仮想通貨犯罪捜査で押収した大量のビットコインを保有している。
12:17
米マイニング企業マラソンデジタル、2023年は過去最高益に
米ナスダック上場のビットコインマイニング企業マラソンは2023年に過去最高の収益を上げたと報告した。半減期を事業拡大のチャンスと捉えている。
12:13
ビットコインETFの純流入は過去最高の6.7億ドル、ミームコインの循環物色も
暗号資産(仮想通貨)市場では先月28日、ビットコインETFへの純流入が過去最高を記録した。アルト相場ではソラナ(SOL)基盤のbonkやドージコイン(DOGE)などミームコインの循環物色も進んでいる。
11:30
イーサリアムL2「Blast」、メインネットローンチで数十億ドル出金可能に
Blastはメインネットまで入金された資金がこれまで出金できず、メインネット後は14日かかる。通常のL2より資産がロックされる期間が長いと指摘されている。
10:50
米ロビンフッド、ソラナミームコイン「WIF」新規取り扱い
米Robinhoodは新たにソラナのミーム仮想通貨「Dogwifhat(WIF)」の新規取扱を実施した。ビットコインの上昇に伴いミームコインの時価総額は大幅に増加している。
10:20
「ビットコインに短期的な上昇スパイラルの可能性」ブルームバーグアナリストが指摘
ブルームバーグのアナリストは現物ETFの影響により短期的に仮想通貨ビットコインの上昇スパイラルが起こる可能性があると述べた。
08:15
ビットコイン現物ETFに追い風、Wells Fargoとメリルが提供開始
米メガバンクのWells Fargoおよびバンカメのメリルは資産運用のクライアントに、仮想通貨ビットコインETFへのアクセスを提供開始。28日に10銘柄全体で76億ドルの合計出来高を記録し、取引初日に記録した45億ドルを塗り替えた。
07:45
JPモルガン「BTCは半減期後に4万2000ドルまで下がりうる」
仮想通貨ビットコインは半減期後に4万2000ドルまで下がる可能性があるとJPモルガンのアナリストが分析。分析の根拠やマイニング業界の展望について説明している。
07:00
エイベックス松浦会長、ビットコイン100ヶ月積立の評価額が9億円超に
エイベックスの松浦勝人CEOがXの投稿で、自身のビットコイン資産額を明かし、積立投資の重要性を説いた。
06:10
Wormholeの「W」トークン、Bybitに先行上場(プレマーケット)
WormholeはまだWトークンを正式にリリースしていないが、近いうちに発表される可能性があるとされている。PythのX投稿やMad LadsのNFTバッジなどで示唆されている状況だ。
05:40
ミームコイン時価総額大幅増、DogeやBonkがけん引
Dogecoin(前日比+13%)やShiba Inu(+18.5%)、Bonk(+59.5%)が仮想通貨ミームコインセクターを牽引。ビットコインの60000万台復帰でリスクオン志向を強めている。
02/29 木曜日
16:41
名作IPがNFTゲームに|Eternal Crypt – Wizardry BC –(エクウィズ)の魅力に迫る
不朽の名作「Wizardry」がNFTゲームに。ブロックチェーンゲームに関心がある方や「Wizardryシリーズ」が好きな方に向けて、「Eternal Crypt – Wizardry BC –」の全体像や遊び方、収益化の方法まで詳しく解説します。
14:25
日本が仮想通貨決済の世界的リーダーになる可能性、英金融メディアが評価
英金融メディアFinanceFeedsは、規制に準拠した世界的な仮想通貨決済のリーダーとして、日本の可能性に注目していると述べた。
13:50
ソラナ仮想通貨取引所「Backpack」25億円調達 FTX破綻の影響乗り越え
ソラナの主要ウォレットおよび仮想通貨取引所である「Backpack」は新たに1,700万ドルを調達。約二年間の「ソラナの冬」を乗り越えてきた。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア