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米ブラックロック「仮想通貨ETFの申請を検討していない」

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「規制が不透明」

米資産運用大手ブラックロックが運用するETTブランド、iシェアーズ(iShares)のグローバル責任者Salim Ramji氏はメディアの取材で、「仮想通貨ETFのローンチを検討していない」と話したことがわかった。

Financial Newsの取材を受けたRamji氏はビットコイン(BTC)などの暗号資産(仮想通貨)運用の上場投資信託について、「仮想通貨における米国の規制は不透明で、流動性に関する懸念もある」と語った。一方、仮想通貨という新興技術については、「ステーブルコインや分散型台帳といったものは革新的な技術と思っている」とも述べた。

関連:初心者にもわかるステーブルコインとは|特徴やユースケースを解説

iシェアーズは、世界で900本以上のETFを提供している世界最大のETF運用機構だ。ブラックロックのデータによると、ETFの純資産残高は300兆円を超えているという。(2020年12月データ)

ETFとは

「Exchange Traded Fund (上場投資信託)」の略。投資信託の中でもETFは証券取引所に上場しているため、株式と同様に売買ができる。ビットコインやイーサリアムのETFがローンチされている国もあるが、米国では現物のETFの申請が承認された事例はない。

▶️仮想通貨用語集

ブラックロックの仮想通貨投資については、Flink CEOは4月の四半期決算で、「現時点ではビットコインなどがポートフォリオにどのように構成されていくかについて、主要題目ではない」と話した一方、最高投資責任者を務めるRick Rieder氏は5月のメディア取材で「耐久性のある資産」と称し、長期的なポテンシャルを評価していた。

また、同社は1月にファンドを通してビットコイン先物の運用を行う許可を出しており、『Global Allocation Fund』がビットコインの先物契約を運用していたことも開示書類で判明した。

関連:米ブラックロック、ビットコイン先物運用の最新状況

米ETFの現状

12日に、米SECはVanEckの現物ビットコインETFを非承認とした。

関連:米SEC、VanEckの現物ビットコインETFを非承認

SECは現物ETFについては投資家の保護策が備わっていないとしているが、ProSharesとValkyrieのビットコイン先物ETFは承認している。

また、SECが現在審査している10以上の現物ETFには、Invescoやフィデリティ、SkyBridgeといった大手投資会社が主導して申請しているものもあるが、SEC委員長が承認しない可能性が高いと見られている。

関連:米国初の「ビットコイン先物ETF」上場で今後の影響は|先物のプロが解説

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