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米アメックス、仮想通貨とのポイント交換機能の検討を示唆

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

アメックスCEO、仮想通貨戦略について

大手クレジットカード企業アメリカン・エクスプレス社のStephen Squeri CEOは25日、暗号資産(仮想通貨)に関する取り組みや見解について語った。

Yahoo FinanceとのインタビューにてSqueri CEOは、仮想通貨とリンクしたクレジット・デビットカード発行の可能性について「しばらくはない」と言及。しかし仮想通貨関連の動向については、以下のようにコメントした。

アメックスでは(米ドルに価値をペッグされた)ステーブルコインのカード利用検討は始めており、CBDC(中銀デジタル通貨)関連の動向も注意深く見守っている。

また、会員ポイントの報酬プログラムの一部として、(仮想通貨対応も)模索している。

デジタル資産は、大きく分けて「ビットコインなどの仮想通貨、ステーブルコイン、CBDC」の3種類が存在すると説明。イーサリアム(ETH)やXRP(リップル)、ビットコイン(BTC)などは、金(ゴールド)のような独自の資産クラスに分類されるとした。

なお、仮想通貨クレジットカードの実現が困難な要因としてSqueri CEOは2点を指摘。仮想通貨の激しい値動きとチャージバックなど従来のクレジットカードで提供できるサービスがないことを理由に挙げた。

クレカ企業の仮想通貨動向

クレジット・カード企業の暗号資産(仮想通貨)・ブロックチェーン関連事業では、マスターカードやビザ社が一歩抜きん出ている。

マスターカードは大手仮想通貨取引所コインベースのNFT(非代替性トークン)部門と提携を発表したばかり。他にもブロックチェーン開発企業コンセンシスなどと連携してスケーリングソリューションを開発している。

関連:米コインベースNFT電子市場、マスターカードと提携

また、ビザ社も仮想通貨関連事業の強化に向け、求人を開始しているほか、21年末には仮想通貨顧問部門を設立。昨夏には人気NFTシリーズCryptoPunksも購入し、大きく注目を集めていた。

関連:決済大手Visa、人気NFT「CryptoPunks」作品を購入

なお、アメックスのVC部門であるAmex Venturesは20年12月、仮想通貨取引所FalconXへの出資や、仮想通貨投資アプリ「Abra」にも出資した事例がある。

関連:アメックス、機関向け仮想通貨取引仲介業者へ出資

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