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NFTゲーム「Mythical Beings」、ポルカドットに接続へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ポルカドット接続へ

NFT(非代替性トークン)トレーディングカードゲーム「Mythical Beings」は、シーズン3の「The Rise of Marakihau」を開始した。

シーズン3では、新しいカードを4枚追加。今後もコレクションを増やして、新たなユーザーを引き込みたいとしている。また、シーズン2ではポリゴン(MATIC)を介して暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)のブロックチェーンに対応したが シーズン3ではポルカドット(DOT)のネットワークにも接続するという。

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Mythical Beingsについて

Mythical Beingsは、Tarasca GmbHが開発した、アーダー(Ardor)基盤のNFTカードコレクションである。アーダーとは、スイスを拠点とするジェルリダ(Jelurida)が開発するブロックチェーン。

カードコレクションには、クラフトや3.5日ごとに配布されるジャックポットなど、いくつかのゲーム要素が含まれている。現時点のプライベートテスト版では、まだ一般公開されていないPlay-To-Earnゲームも開始している。ユーザーは、世界各地の伝説的な生き物が描かれているカードを収集してゲームを楽しむ。各カードは、ジェルリダ開発のチャイルドチェーン「イグニス(Ignis)」上で、NFTとして発行されている。

一般的なコレクタブルゲームと同様に、common(普通)、rare(希少)、epic(超希少)、special(特別)の4種類にカードは分けられているが、他の類似ゲームとは異なり、芸術の発展および教育を目的としているため、投機性が少ない設計にしていることが大きな特徴だ。

今回追加された4枚のカードの内訳は以下。

  • common:2種類
  • rare:1種類
  • special:1種類
  • シーズン3の開始で合計41種類の生き物が導入されたが、最終的には最低でも50種類まで増やす予定。ただし、この数は最低ラインとしており、今後もサービスを拡充させてユーザー体験を向上させていく。

    シーズン2ではイーサリアム・ネットワークに対応し、大手NFTマーケットプレイス「OpenSea」でNFTの取引ができるようになった。シーズン3については、ポルカドット基盤のNFTマーケットプレイス「Kally(旧Polkally)」と10日に提携契約が合意に達したことがすでに発表されており、Kallyは今月中にローンチ予定だという。

    また今回のシーズン3開始の発表に合わせ、Mythical Beingsは、イーサリアムのエコシステムにある著名企業と新たに協業する計画があることも明かした。

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    新たなプレイ体験を提案

    Mythical Beingsについては、現時点ではまだ正式ローンチの日付は発表されていない。ただし今月、Mythical Beingsの中で行われるゲームの概要が2点公表された。

    1つ目は「Play-to-Earn(遊んで稼ぐ)」形式のゲーム「Battlegrounds」。Battlegroundsは、アーダーブロックチェーンのレイヤー2(2層目)のネットワークで展開されるターン制のゲームで、カードのレア度によって基本的な強さが決められ、5種類1チームの生き物同士が報酬を求めて土地を争うゲームだという。

    もう1つは「Elyxir」で、これはBattlegroundsの中で魔法の薬を作るゲーム。材料を集め、レシピをリサーチして魔法の薬を作るという内容だ。

    ゲームの中では、魔法の薬のショップを経営することも可能。また、自分のキャラクターを強くしてバトルで勝つために、魔法の薬をBattlegroundsで使用したりすることもできるとした。今後はMythical Beings以外のアプリや場所で材料を集められるようにする計画もあるという。

    ポルカドットとは

    異なるブロックチェーンの相互運用を実現するネットワーク。ポルカドットに接続する個々のブロックチェーンを「パラチェーン」、各パラチェーンが接続され、ネットワークで中心的な役割を果たす部分は「リレーチェーン」と呼ばれる。

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