今週のニュース
一週間(5/28〜6/3)のニュースを中心にまとめてお届けしていく。
今週は、岸田首相が仮想通貨の税制改革に意欲を示したことを報じた記事が最も多く読まれた。
暗号資産(仮想通貨)市場については、史上初の9週連続陰線となったビットコイン(BTC)が、3万ドル台を再び回復したことを伝えたレポートが多くの注目を集めている。
このほか、「Move to Earn」の分散型ゲームアプリ「STEPN」の記事に対する関心も高かった。
今週のニュースランキング
1位:岸田首相、仮想通貨の税制改革に前向きな姿勢示す(5/28)
岸田文雄首相は27日、仮想通貨の税制改革に意欲を示した。国民民主党の玉木代表と挨拶した際、Web3(分散型ウェブ)の減税を進める趣旨の発言をしたという。(記事はこちら)
2位:改正資金決済法が参院本会議で可決、ステーブルコイン関連の規制導入へ(6/3)
参議院本会議で3日、仮想通貨に関連する改正資金決済法が成立した。この法案は、ステーブルコインの規制を実施し、通貨の発行を銀行や資金移動業者、信託会社に限定することなどを定めている。(記事はこちら)
3位:前澤友作氏、Twitterで「Web3 自律分散型組織(DAO)」の設立を呼びかける(5/30)
ZOZOの創業者で株式会社スタートトゥデイの前澤友作代表取締役は30日、Web3を基軸とした自律分散型組織(DAO)の設立をTwitterで呼びかけた。前澤氏の構想するDAOは、希望者が少額出資を行い参加するシステムだという。(記事はこちら)
相場ニュースランキング
1位:過去最長のビットコイン9週連続下落も、仮想通貨相場に反転の兆し(5/30)
30日の仮想通貨市場は、金融市場の投資家心理改善により一斉反発。週足クローズで史上初の9週連続陰線となったビットコインは、前日比+4.4%の383万円(30,185ドル)となり、3万ドル台を再び回復した。(記事はこちら)
2位:ビットコイン再び転落、仮想通貨相場の冷え込み目立つ(6/2)
2日の仮想通貨市場では、ビットコインは前日比-5.1%の388万円(29,771ドル)と大幅下落。金融市場で金融引き締めの加速懸念が強まったことを受け、回復しかかっていた仮想通貨相場が再び崩れた。(記事はこちら)
3位:BitMEX共同創業者のアーサー・ヘイズがビットコイン底値予想を更新、ADAは前週比+28.7%上昇(6/3)
BitMEXのアーサーヘイズ元CEOは、6月1日に掲載したブログにて、ビットコインとイーサリアム(ETH)の底値を予想。アルトコイン市場では、時価総額6位のエイダ(ADA)が前週比+28.73%と上昇した。(記事はこちら)
仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース
STEPN、コミュニティ対応で専門の「PR/マーケティングチーム」を発足(6/3)
STEPNのMable Jiang最高収益責任者は2日、コミュニティ対応チームの再編成を発表。真摯に向き合った早期のメッセージ発信でユーザー心理の改善を図るとともに、ここ最近問題が発生していたコミュニケーション上の課題に手を打った格好だ。(記事はこちら)
バイナンス、3通貨ペアの取扱廃止を実施へ(5/31)
仮想通貨取引所バイナンスは31日、3銘柄の通貨ペアの提供廃止を発表。対象ペアは、API3/BNB、SXP/GBP(英ポンド)、TLM/BNB。6月2日12時に利用不可能になる予定だとした。(記事はこちら)
Apex、アバランチとXRPレジャーのブリッジをローンチへ(6/1)
アバランチ(AVAX)上のノードサービスなどを提供するApexは5月31日、XRPの台帳「XRPレジャー(XRPL)」とアバランチブロックチェーンをつなぐブリッジをローンチすることを発表した。このブリッジは今年の8月末までに一般利用できるようになる予定。(記事はこちら)
ソラナ、機能バグにより4時間強のネットワーク障害(6/2)
ソラナ(SOL)のブロックチェーンは2日未明(日本時間)、一機能のバグによりネットワークの再起動を余儀なくされた。ダウンタイムは約4時間30分続き、2日朝5時頃に復旧している。(記事はこちら)
イーサリアム、「The Merge」の最初のリハーサルへ(5/31)
イーサリアムのテストネット「Ropsten」で、ビーコンチェーンがローンチ。イーサリアムがプルーフ・オブ・ステーク(PoS)に移行する「The Merge」に向けた、最初のリハーサルを迎えようとしている。(記事はこちら)
大手仮想通貨取引所FTX、日本で「FTX JP」本格ローンチ(6/3)
仮想通貨取引所FTX JPは3日、日本での本格ローンチを発表。新規ユーザーの登録自体は5月27日から開始しており、今回の発表を持って、正式に日本市場への本格参入を果たす形となる。 (記事はこちら)