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韓国ブロックチェーンKlaytn、NFT電子市場「OpenSea」と提携

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

NFTエコシステム開発などを実施へ

韓国インターネット大手カカオのブロックチェーンプロジェクトKlaytnは23日、NFT(非代替性トークン)マーケットプレイス「OpenSea」とのパートナーシップを提携したことを発表した。

Klaytnは、イーサリアム(ETH)基盤のパブリック・ブロックチェーンで、カカオのブロックチェーン子会社Ground Xが開発を担当。

簡単にDApps(分散型アプリ)開発可能にすることをゴールとしており、メインネットでは、毎秒4000件のトランザクションを実現。プライベートブロックチェーンとしての機能も有している。

関連:大手NFT電子市場OpenSea、APE決済に対応開始

今回の発表は、Klaytn Foundationが行った。提携はアジアのNFTエコシステムへの投資を目的とし、今後は協働して、NFTカンファレンスやエコシステム開発イニシアティブの展開などを行うという。

NFTとは

NFTとは、「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ゲームや音楽、アート作品、各種証明書など幅広く技術が活用されている

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今回の提携について、Klaytn Foundationのグローバル採用責任者David Shin氏は、以下のようにコメントした。

メタバース(仮想現実)、GameFi、クリエイターエコノミーのためのブロックチェーンを構築するビジョンに向けた重要なステップにおいて「OpenSea」と提携できることに興奮している。

パートナーシップの取り組みを通じて、革新的なユースケースを引き出し、アジアにおけるKlaytnエコシステムの成長をサポートすることが私たちの目標だ。

Klaytnは現在、アジア圏でのパートナーシップ提携を進めている。提携先には、シンガポールのAltava GroupやタイのEast NFT、日本のソラミツ(Soramitsu)なども含まれる。

関連:OpenSea、新たなNFTプロトコル「Seaport」をローンチ

5月末には新プロトコルをローンチ

Klaytnが提携した「OpenSea」は、NFTマーケットプレイスのなかでも特に規模が大きな市場のひとつ。同市場は5月末、新たな売買プロトコル「Seaport」を導入した。

「Seaport」は、ユーザーがさまざまな形式でNFTを購入することを可能にするもの。一つのNFTを取得するために、別のNFTとイーサリアム(ETH)を合わせてオファーするといったことが可能で、ガス代(手数料)も削減される仕組み。

日本人アーティストも同プラットフォーム上で活動しており、4月には「BOYS BE…」で知られる有名漫画家の玉越博幸氏が、イラストNFT(非代替性トークン)を販売したことが判明した。

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