今週のニュース
一週間(7/23〜7/29)のニュースを中心にまとめてお届けしていく。
今週はイーサリアム(ETH)について、10回目のシャドーフォーク(マージに向けたテスト)が実施されたことや、テストネット「Goerli」におけるマージの実施予定日が発表されたことを報じた記事が最も多く読まれた。
暗号資産(仮想通貨)市場については、米連邦公開市場委員会(FOMC)の影響に関するレポートの注目度が高い。
このほか、ツイッターから540万人分の個人情報が流出した可能性があるというニュースも関心を集めている。
今週のニュースランキング
1位:イーサリアム、メインネットで10回目のシャドーフォークを実施(7/28)
イーサリアムは26日、メインネットで10回目のシャドーフォークを実施。テストネットへのマージの実装は最後のGoerliのみとなっている。(記事はこちら)
2位:経済産業省、「大臣官房Web3.0政策推進室」を設置(7/27)
日本の経済産業省は、省内横断組織として「大臣官房Web3.0政策推進室」を設置。デジタル庁等の関係省庁と協働し、Web3(分散型ウェブ)に関連する事業環境課題を検討する体制を強化する。(記事はこちら)
3位:エルサルバドル、国債の買戻しを計画(7/28)
エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領は27日、国債を買い戻すことを計画していると発表。これに関連して2つの法案を議会に提出するという。(記事はこちら)
相場ニュースランキング
1位:重要局面の7月FOMC通過で仮想通貨全面高、買い戻し優勢に(7/28)
相場の重要局面として注視された7月のFOMCにて、0.75%の利上げが発表されたが織り込み済み。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の会見内容を市場は好感し、リスク資産が一斉に買われた。(記事はこちら)
2位:7月FOMC直近、ビットコインのデリバティブ相場をプロが分析|仮想NISHI氏寄稿(7/27)
FOMC発表を前に警戒ムードが漂うリスク資産市場。FOMC政策金利発表日前後の価格騰落率など、様々な指標をもとに、暗号資産取引所SBI VCトレードのクリプトアナリスト「仮想NISHI」氏が市場動向を分析した。(記事はこちら)
3位:ビットコイン続伸、マージ控えるイーサリアムは1800ドル目前まで反騰(7/29)
FOMC通過とFRBの軟化示唆による安堵感で、リスク資産が総じて強い。仮想通貨ではビットコイン(BTC)が24,000ドル付近まで続伸したほか、マージを控えるイーサリアムは1,800ドル水準まで反騰した。(記事はこちら)
仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース
ツイッターから540万人分の個人情報流出か、CZがフィッシング詐欺を注意喚起(7/25)
オンラインのプライバシーと安全性の情報サイト「Restore Privacy」によると、脆弱性をついたハッキングにより、ツイッターの540万人分のユーザーデータが流出し、アングラサイトのハッキングフォーラム上で販売されているようだ。(記事はこちら)
中国仮想通貨業従事者の富裕層は、どのように投資情報を取得しているか(7/27)
シンガポールに拠点を置く仮想通貨企業向けマーケティング会社「Winkrypto」が、中国の仮想通貨業従事者を対象に行ったアンケート調査の結果を発表。1,035の有効回答を分析した結果、英語圏で発信される情報源が圧倒的な影響力を持っていることがわかった。(記事はこちら)
三重の花火大会、「共同イベント」をメタバースで実施へ(7/27)
Metafrontier株式会社は27日、三重県桑名市で30日に開催される「桑名水郷花火大会」の共同イベントを、メタバース(仮想現実)上で実施することを発表した。来場者には限定NFT(非代替性トークン)も配布される予定。(記事はこちら)
超党派議員ら、仮想通貨取引の「少額非課税」含む導入法案を提出(7/27)
米上院銀行委員会の議員らは26日、仮想通貨の課税申請額を定める法案を提出。今回の法案は、課税申告額を50ドル(6,800円)に定め、それ以下の取引は課税対象外にするという内容だ。(記事はこちら)
米アップルがWeb3進出か、関連求人を実施(7/29)
米アップル社は現在、Web3分野に関するリーダーを募集。Web3事業に進出する可能性が示唆された。(記事はこちら)