はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

規制当局SECとCFTC関係者が、ビットコインETF認可の可能性を示唆|TheICOJournalが報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

米Cboeが申請中のビットコインETF、年内実現可能か
仮想通貨情報メディアTheICOJournalが、SEC、CFTCの情報筋の見解として、Cboeが提出した「ビットコインETF」が年内実現の見通しであると報道した。申請の可否は世界各国から高い関心と期待を集めている。
ETFとは
Exchange Traded Fund (上場投資信託)の略でインデックスファンドの一種。 日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)等に連動する運用成果を目指し、東証などの金融商品取引所に上場している投資信託のこと。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

2つの情報源が示した「ETF実現」の可能性

現在、ビットコインはここ2ヵ月の低迷期を乗り越え、右肩上がりの相場を形成しています。

上昇要因の一つとして、SECが前向きにETFの申請を検討し、公にコメントを募集しているなど、前向きな姿勢が一助となっています。

市場はSECによる米国初のビットコインETFの実現に、大きな期待が寄せています。

TheICOJournalの情報 によると、未だ米国における明瞭な法的規制が整備されていない状況を受け、まずはSEC(米国証券取引委員会)とCFTC(米商品先物取引委員会)が共に、初の仮想通貨規制案を制定してから、Cboeが申請に出したビットコインETFの認可を発表する流れとなる可能性が高いと思われます。

今回、TheICOJournalが報道した、CFTCの内部情報は以下の通りです。

私の考えでは、(ETF実現は)90%の確率で通るだろう。なぜなら、一時期過熱していた仮想通貨市場はすでに沈静化しており、BTC先物取引も段々活性を失いつつあるのは規制側も十分理解しているからだ。

今年1月当初(初のビットコインETF申請時)、我々としては早計な許可が、市場に対してバブルの弊害を及ばしかねないと踏んでいたが、現時点ではそのような心配は緩和され始めている。

さらに、SECの元スタッフ(2週間前に辞任)は、以下のように言及しています。

個人的には、今年の9月を目途に”良い結果”が出ると予想している。仮に今回の申請が通らず遅延したとしても、それは規制の観点に過ぎず、将来的には十分解決可能だろう。

最も、規制における最大意義は個人投資家の保護のはずだ。もっと言えば、海外の規制されていないICOや取引所で個人財産が危険に晒させられることと、アセットがオフショアに流れていくことなどを引き止め、本国に取り戻すICOレギュレーションが主要にあると考えられる。

ETFによる今後の展開

もちろん規制当局サイドも、「初のETF」を許可した場合、さまざまなETF申請が雪崩のように押し寄せる可能性があると理解しています。

よって、初めての申請許可は、ETF市場について公平かつ流動性の高い市場の創造を意味することになると思われます。

大口機関投資家の資金が流入することにより、BTC価格が大きな高騰することは幻想ではないと言えるでしょう。

CBOEがSECへ新たにビットコインETFライセンス申請
CBOE(シカゴオプション取引所)は先月26日にビットコインETFに関する書簡をSEC(米国証券取引委員会)に提出。SECがビットコインやイーサリアムは有価証券に該当しない事を踏まえ、今回の申請は通るのではないかと注目を集めている。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/17 木曜日
14:15
億万長者投資家ピーター・ティール、ビットマイン株9.1%取得でETH財務戦略を支援
著名投資家ピーター・ティール氏が、米上場企業ビットマイン社の株式の9.1%を取得したことが、米証券取引委員会への提出書類から明らかになった。ティール氏の投資は、イーサリアム財務戦略に対する支持の表明と受け止められ、同社の株価は一時30%急騰した。
13:45
フランス、余剰原発電力活用のビットコイン採掘法案提出
フランス議会が7月11日、余剰原発電力を活用したビットコインのマイニング5年試験運用法案を提出。年間1億〜1.5億ドルの収益見込み。
12:55
コインベース、次世代アプリ「Base App」を発表 ソーシャル・決済・NFT機能統合へ
仮想通貨取引所コインベースがCoinbase Walletを多機能アプリ「Base App」にリブランドした。SNS投稿による収益獲得やUSDC報酬など様々な機能を搭載している。
12:24
アルトシーズンの兆候、イーサリアム大幅上昇でビットコインドミナンスに変化の兆し
イーサリアムが週間23.3%上昇でビットコインを上回るパフォーマンスに。ETH/BTC比率回復とアルトコイン市場への資金流入加速で、待望のアルトシーズン開始の可能性が高まる。米仮想通貨法案審議の混乱も市場に影響。
10:55
クジラ投資家や企業がイーサリアムを大量購入、ETH価格1週間で22%上昇の背景
大口投資家が仮想通貨イーサリアムを連日大量購入し、ETH価格が過去1週間で22.3%上昇。シャープリンクやピーター・ティール投資の上場企業も大量投資を継続。
09:50
「ビットコイン・ジーザス」ロジャー・バー、スペイン当局を提訴 脱税容疑めぐり
ビットコイン初期投資家のロジャー・バー氏が米国への身柄引き渡し阻止のためスペイン当局を提訴した。4,800万ドルの脱税容疑で懲役109年の刑に直面しており、恩赦を求める声もある。
09:35
ナスダック上場企業SRM、社名を「Tron Inc.」に変更完了
仮想通貨トロン保有のナスダック上場企業SRM Entertainmentは、企業名を正式にTron Inc.に変更。株のティッカーシンボルもTRONに変わる。
09:15
ビットコイン乱高下、米下院「仮想通貨週間」への造反議員出現で法案審議が二転三転|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは、7月14日より米下院で開始された「仮想通貨週間」において、関連法案の採決が二転三転している影響を受け、相場が乱高下する展開が続いている。
08:50
トランプ一族関連のWLFIトークン、取引解禁承認 99.94%の賛成票で
トランプ大統領と関連するWorld Liberty FinancialのWLFIトークンが公開市場で取引可能になる予定だ。7月9日の提案が99.94%の支持で承認され、投機取引と価格発見の道が開かれる。
08:30
コインベースとストラテジーの時価総額、史上最高値更新
コインベースが16日に株価405.88ドルで再び史上最高値を記録し、ストラテジーの時価総額も1,284億ドルに達した。今週のビットコイン12万ドル突破を背景に仮想通貨関連株が軒並み上昇している。
07:35
ステラ(XLM)価格、過去2週間で約2倍高騰の背景は?
仮想通貨ステラは、PayPalでステーブルコインを主導したホセ・フェルナンデス・ダ・ポンテ氏がステラ開発財団に加わったことを発表。ステラの価格は前年比300%超上昇している。
07:15
米下院の仮想通貨法案審議手続きが再び停滞、保守派議員がCBDC条項で反発
米下院で仮想通貨関連3法案の手続き投票が膠着状態に。保守派共和党議員が中央銀行デジタル通貨禁止条項の強化を求め、「クリプト・ウィーク(仮想通貨週間)」の成果が不透明となっている。
06:50
米国政府のビットコイン保有量は約2.9万BTCか、従来予想の15%程度に=報道
情報公開法に基づく調査で、米国政府の仮想通貨ビットコイン保有量は約2万8988 BTCと判明。従来予想の19万8000 BTCを大幅に下回る結果となった。
05:55
米下院、仮想通貨法案の審議手続きを可決
米下院が仮想通貨関連3法案の審議手続きを215対211で可決。トランプ大統領との会談後、保守派が賛成に転じ、GENIUS法とクラリティ法の統合案で合意。
07/16 水曜日
18:00
Sei(セイ)とは|行政・企業で注目集まる理由と将来性をやさしく解説
Seiは高速処理に特化したL1ブロックチェーン。特徴や将来性に加え、行政機関や機関投資家からの関心、エアドロップなど注目の話題をわかりやすく紹介します。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧