WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

国内決済大手JCB、年内にCBDCの実証検証を開始=報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

模擬デジタル通貨でテスト

株式会社ジェーシービー(JCB)が、中央銀行デジタル通貨(CBDC)の導入を想定した実証試験の準備を進めていることが24日、明らかになった。日本経済新聞が報じた。

同社によるCBDC検証は、2022年内に開始する予定だ。すでに日本銀行が実証実験を進めているCBDCと類似したブロックチェーン技術を駆使するCBDCを用意。

日常的なタッチ決済での利用のほか、災害やシステムトラブル発生時を想定した利用を念頭に課題検証を行っていくという。まずは都内の飲食店にて社員が実験に参加する見込みだ。

CBDCとは

各国・地域の中央銀行が発行するデジタル化された通貨を指す。「Central Bank Digital Currency」の略である。仮想通貨との大きな違いは、CBDCは法定通貨であること。通貨の管理や決済等においてコスト削減や効率性向上が期待できる一方で、個人情報やプライバシーの保護、セキュリティ対策、金融システムへの影響など考慮すべき課題は多い。

▶️仮想通貨用語集

関連:CBDC(中央銀行デジタル通貨)とは|ビットコインとの違いと主なメリット

Web3関連の共同プロジェクトを設立

JCBはWeb3(分散型ウェブ)領域全体への注力を最近強めている。22年8月にはメタバース(仮想現実)含む電子データ関連の共同研究プロジェクトを設立した。

JP GAMES株式会社、富士通株式会社と協働し、デジタルデータの発行や所有などの権利管理の明確化を、デジタル署名技術「ハッシュチェーン型集約署名」の応用によって実現するモデルを作成し、検証することが目的。

また同プロジェクトでは、既存のNFT(非代替性トークン)市場との接続を可能にする相互運用性(インターオペラビリティ)の実現も構想されている。

関連:JCBら、メタバース含む電子データ関連の共同研究プロジェクト設立

国内のCBDC関連動向

CBDCは、日本国内では数年前から検証や実証試験が進められている。

日本銀行は2020年に「一般利用型の中央銀行デジタル通貨(CBDC)」についての基本方針を発表。21年4月に実証実験の「フェーズ1」を開始した。この段階では、決済手段としてのCBDCの中核をなす発行、送金、還収等の基本機能が検証された。

検証自体は、全3段階で行われる予定で、22年4月からは、構築した実験環境に新たなCBDCの周辺機能を付け加え、また実現可能性やシステムの処理能力等についての研究を行う「フェーズ2」が開始されている。

関連:日本銀行、CBDCの実証実験「フェーズ2」開始

日本政府もCBDCに関する準備を進めており、22年2月には、財務省が国内版のCBDC・デジタル円導入に向けた人員増強を準備していることが報じられた。

なお政府は、暗号資産(仮想通貨)やブロックチェーンなどのWeb3領域自体の環境整備を進めていくことを明言しており、22年6月には「経済財政運営と改革の基本方針2022(骨太方針2022)」を閣議決定、9月末には、デジタル庁に「Web3研究会」を設置している。

関連:日本のデジタル庁、Web3研究会を設置

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/29 水曜日
08:30
米上院に量子技術法案提出、仮想通貨のセキュリティにも影響か
米上院に量子技術法案が提出され、量子センサーやポスト量子暗号への移行を後押しする内容が盛り込まれた。ビットコインなど仮想通貨の暗号方式にも将来的な影響が及ぶとみられる。
07:20
予測市場カルシの組み合わせベット、個人投資家需要急増も2.9億ドル損失=報道
予測市場カルシで個人投資家が組み合わせ型ベットに殺到し、年初来2.9億ドルの損失を出したとブルームバーグが報じた。プロトレーダーは対極で利益を上げている。
06:32
ジーキャッシュ、『Ironwood』実装 旧オーチャードは制限へ
ジーキャッシュは『Ironwood 』をメインネットで稼働させ、脆弱性が発覚した旧オーチャードプールを出金限定に制限した。数学的検証を経た新プールへの移行により、供給の健全性がより確かなものとなる。
06:05
米上院、クラリティー法採決を来週先送りへ
米仮想通貨市場構造法案「クラリティー法」の今週中の採決の望みが薄れ、ロシア制裁法案の審議が優先される見通しとなった。焦点は来週以降の討議開始に移る。
05:40
米モルガン・スタンレー、イーサリアムとソラナのETPを新規提供
米モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメントがイーサリアムとソラナを対象とした上場投資商品を新設したと発表。手数料は0.14%で、投資家に仮想通貨への低コストなアクセス手段を提供する。
05:00
米上場企業ハイパースケール・データ、ビットコイン保有量1106BTCに拡大
米上場企業ハイパースケール・データがビットコイン保有量が1,106BTCに達したと発表。直近8日間で15BTCを追加購入し、ビットコイン積み増しを継続している。
07/28 火曜日
17:12
ビットコイン需要、現物先物合算で12.7万BTC不足=アナリスト
クリプトクアントのアナリスト、ダークフォスト氏がビットコインの現物・先物需要を分析。合算需要は約12万7,000BTC相当のマイナスで、上昇再開には力不足と指摘した。過去の弱気相場との類似性や、注視すべき水準を解説する。
16:17
ブラックロック、クラリティー法を支持
ブラックロックがクラリティー法を支持する声明をPoliticoに提供したと同メディアが報じた。ゴールドマン・サックスやフィデリティ、チャールズ・シュワブに続く大手金融機関の支持表明で、法案審議の行方にも影響を与えるとみられる。
15:29
GateとBackpackが語る、日本市場に賭ける理由とは|WebX2026
WebX2026でGate JapanとBackpackの登壇者が語った、世界の取引所が日本に賭ける理由。資金決済法から金商法への移行、機関投資家需要、RWAトークン化まで「信頼」を軸に本音を紹介する。
13:40
ルミス米上院議員、クラリティー法案が北朝鮮ラザルス封じの鍵に
米ルミス上院議員は、仮想通貨市場構造法案「クラリティー法」の不正資金対策条項が、北朝鮮ハッカー集団ラザルスの活動を封じる鍵になると主張する。財務省の新制裁権限や取引凍結の免責規定などにより、金融規制の抜け穴の利用を抑制できるとの考えを示した。
12:45
リキッドステーキングのリド、アップグレードを開始
仮想通貨イーサリアムのリキッドステーキングプロジェクトのリドは、主要インフラのアップグレードを開始。イーサリアムのバリデータ数を約3分の1減少できることなど内容を説明している。
12:05
サムスン電子、Galaxyスマホのウォレットでステーブルコイン導入の方針
サムスン電子はGalaxyスマホ「Samsung Wallet」にステーブルコインを導入する計画だと発表した。USDCを想定したデモを披露したが、対応銘柄や開始時期、地域は未定だ。
10:15
米クラリティー法案、上院規則の壁で8月成立は困難か=元米国政府関係者が分析
元米政府関係者は上院規則を踏まえ、仮想通貨市場構造法案クラリティー法の休会前成立が困難な理由と今後の展望を分析した。
09:40
資産トークン化の米セキュリタイズ、SEC登録の投資顧問に 
資産トークン化大手セキュリタイズは、子会社を通じてSEC登録投資顧問の資格を取得したと発表。既存事業と合わせ機関投資家のオンチェーン投資戦略を包括支援する体制を整えた。
08:15
米スポーツ用品大手ファナティクス、BGCから予測市場向け取引所と清算機関を取得へ
ファナティクスが米BGCグループから予測市場向けの取引所と清算機関を取得する契約を締結した。両社は市場データ分野でも提携し、個人投資家と機関投資家をつなぐ予測市場基盤の構築を目指す。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧