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11日朝の金融市場短観|NYダウ・仮想通貨市場大幅反発 米CPI伸び鈍化など

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11/11(金)朝の相場動向(前日比)

    暗号資産

  • ビットコイン:17,970ドル +10.9%
  • イーサリアム:1,331ドル +14.7%
  • ソラナ:18ドル +37.6%
  • FTT:3.9ドル +56.4%
  • TRX:0.058ドル +3.4%
  • 伝統金融

  • NYダウ:33,619ドル +3.40%
  • ナスダック:11,066ドル +6.89%
  • 日経平均:27,446円 -0.97%
  • 米ドル指数:107.8ドル -2.39%
  • 米国債10年:年利回り3.8% -7.73%
  • WTI原油先物:86.2ドル +0.49%
  • 金先物(ゴールド):1,759ドル +2.61%

今日のニューヨークダウ平均は大幅反発。10日の夜発表された米10月消費者物価指数(CPI)が予想の0.6%を下回り0.4%になった。

9月のCPIは前年比で8.2%だったのに対して、10月では7.7%に低下。また、注目されているコア指数はが前回の6.6%から、前年比6.3%に低下したことも好感された。インフレ抑制のための利上げの効果が出ており、インフレがピークに達したとの見方が強まった。

今回の結果を受けて、12月FOMCでの0.75%の利上げ警戒が大きく後退し、0.50%の利上げの可能性が上昇したと見られている。また、CPIの伸び鈍化および利上げ緩和への期待から米長期金利は7%以上下落した。

なお、米中間選挙は、今も両院で拮抗状態で結果はまだ確定していない状況だ。

また、仮想通貨市場も昨日の暴落から大きく反発している。ビットコインを始めFTT(63%)や、ソラナ(43%)など「アラメダショック」の影響で暴落していた銘柄は大幅高。また、トロン(TRX)やSun Token(SUN)などジャスティン・サン氏関連の銘柄も買われている。

出典:バイナンス

昨日バイナンスがFTXを買収する方針を撤回した後のFTX/アラメダ関連の主な動きは以下通り。

  • 関東財務局がFTX Japan株式会社に行政処分(業務停止命令など)
  • サムがアラメダ救済のために40億ドルの顧客資産を利用したことが発覚
  • エルサルバドルがFTXにビットコインを預けている噂を否定
  • FTXのサムCEOが90億ドル以上の資金確保を急ぐ(サン氏やテザー社、クラーケンにもアプローチ)
  • FTXがトロンと協力。TRX・BTT・JST・SUN・HTの1/1の償還が可能に
  • FTXが一部の出金を再開
  • USDD価格乖離でTRON DAOが10億ドル分のUSDTを購入声明
  • サムCEOがアラメダ閉鎖へ
  • テザー社がFTX保有の4,600万ドル相当のトロン版USDTを凍結(法執行機関の要請)
  • サムCEOが騒動で謝罪:「私は大失敗してしまった。もっとうまくやるべきだった」
  • サムがFTXの資産が顧客のデポジットを上回っていると主張し、破綻を否定
  • 米国版FTXが数日以内に取引停止の可能性を通知
  • 米SECと司法省がFTXを調査 ホワイトハウスが事態を監視・規制の必要性を呼びかけ
  • G20の金融安定理事会がFTXの事態を受け発言:「仮想通貨の巨大企業には緊急の規制が必要」
  • バハマ規制当局がFTX.comの運営側であるFTX Digital Marketsおよび関連当事者の資産を凍結
  • 米国版FTXの従業員が企業資産の一部を売り出すか(スタジアムの命名権など)
  • 仮想通貨融資大手BlockFiがFTXの影響を受け、顧客出金を停止すると声明

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仮想通貨・ブロックチェーン関連株(前日比/前週比)

  • コインベース・グローバル|50.92ドル(+10.74%/-13%)
  • マイクロストラテジー|175.00ドル(+2.72%/-37%)
  • ロビンフッド・マーケッツ|9.27ドル(+10.36%/-25%)

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