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アリババクラウド、アバランチ(AVAX)開発インフラをサポート

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Alibaba アバランチをサポート

Alibaba Cloudは2日、バリデーター(検証ノード)の設置用途を含む開発者向けインフラストラクチャーの提供で、アバランチ(AVAX)ブロックチェーンをサポートすることを発表した。

Alibaba Cloudはこれまで企業向けにプライベートチェーンを構築できる「BaaS(Blockchain as a Service)」において、HyperLedgerFabric、Ant BockChain、Quorumをサポートしてきた。

同社がパブリックブロックチェーンのノード運用、及び開発者向けにインフラ提供を行うのはアバランチ(AVAX)が初めてとなる。

アバランチの開発者は、Alibaba Cloudのインフラストラクチャー・アズ・ア・サービス (IaaS) に含まれる、仮想サーバーやファイアウォール、ストレージなどを活用できるようになった。

アバランチ上のトランザクションを検証するバリデーターノードを立ち上げたり、dApps(分散型アプリ)開発者が需要のピーク時にウェブインターフェースのインフラ基盤を一時的に補強し、ユーザーアクセスに対処することもできる。

Alibaba Cloudはまた、アバランチの開発者を誘致する目的で、同社の各種サービスで利用できるクレジットを提供する予定。12月14日開かれる専用ウェビナーでは、アバランチ開発のAva LabsのLi Niテクニカルアドバイザーや、Wilson Wu事業開発マネージャーが参加する。

Alibaba Cloudはアバランチについて、PoS(プルーフオブステーク)の中でバリデーターの数が多く(約1,200件)、AVAXのステーキング(ロックアップ)に対する報酬が年利最大11%、運用ノードがオフラインになった場合でも懲罰(スラッシュ)がないことを強調している。

パブリックチェーンとは

誰でも自由にネットワーク参加可能な「公共性」の高いブロックチェーンを指す。特定の管理主体を置かず、不特定多数の参加者により取引情報の合意形成を行う仕組み。取引情報の改竄(かいざん)に対する安全性が高いとされる。

▶️仮想通貨用語集

関連:グーグル、イーサリアムノードのホスティングサービスを開始

Alibaba Cloudとは

Alibaba CloudはNYSE(ニューヨーク証券取引所)及びNASDAQ上場のAlibabaグループのクラウドコンピューティング部門。世界28地域、85のアベイラビリティゾーン(管理地域)を運用しており、Gartnerによると、IaaS事業者としてはアジアで最大、世界3位の規模を誇る。

Alibaba Cloudによるアバランチのサポートは、競合に当たるGoogle Cloud Platform(GCP)やAmazon Web Services(AWS)を追従する流れと見られる。

21年3月にイーサリアムブロックチェーンへのサポートを開始したAWSは、イーサリアムメインネット上の全ノードのうち約62%を占める「ホスティングサービス」の枠組みで、52%のシェアを占めている(データ引用:Ethernodes.org)。

これに追従したいGoogle Cloudは10月28日、Web3(分散型ウェブ)ノードのホスティングサービス「ブロックチェーン・ノード・エンジン」をリリース。まず、イーサリアムのブロックチェーンをサポートする。

ノードとは

ビットコインやイーサリアムのような分散型ネットワークを動かすコンピュータのこと。複数の機器がブロックや取引データを検証するソフトウェアを実行したり、データや状態を分散保有することで、ネットワークの継続的な稼働(一貫性)が維持される。

▶️仮想通貨用語集

一方、ドイツのクラウドホスティング大手Hetzner社が、11月に同社のホスティングサービスを利用している全てのソラナ(SOL)チェーンのノードへのネット接続を遮断した事例もある。

同社は仮想通貨マイニングの禁止について規約に明記しており、対象はノードの実行、ブロックチェーンデータの保存などにまで及ぶと述べていた。当時、ソラナへの措置は、Hetznerを使用するコスモス(ATOM)など他のネットワークノードにも飛び火するとの指摘もあった。

関連:1,000台以上のソラナノードのホスティングを停止 大手クラウドサービス

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