CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨ビットコイン価格予想が驚異の「的中率95%」:米CNBC経済番組が逆指標に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

CNBC経済番組が逆指標に
投資家のCanfield氏は、米大手メディアCNBCの経済番組「FastMoney」のビットコイン価格予想が高確率で逆指標になっており、ある意味優れていると皮肉発言。弱気予想で価格が上昇、強気予想で価格は下落していると指摘した。

CNBC経済番組が逆指標に

非常にボラティリティの高いビットコイン価格は、2018年に入り大幅な下落に転じ、年初15,000ドル(約170万円)ほどで取引されていたビットコインは、現在では、6,500ドル(約72万円)で取引されています。

ビットコインの価格予想は、「株式会社の決算発表」のように売上や利益などの開示された指標がなく、市場のニュースにも大きく左右されるため、実質的な価値の判断や、価格予想は困難を極めてきました。

トレーダーであり、投資家でもあるJacob Canfield氏は、大手メディアCNBCの経済番組「FastMoney」の公式ツイッターが、弱気ツイートを行った場合、ビットコイン価格は上昇傾向にあり、逆に、強気ツイートを行った場合、ビットコイン価格は下落傾向にあることを主張しました。

彼は、その指標を”CNBC BTC指標”と名付け、TradingViewで、CNBC番組FastMoneyの公式Twitterで投稿されたツイートおよび、ビットコイン価格の変動をまとめたチャートを公開しています。

出典:TradingView(CNBC)

TradingViewにおいて、Canfield氏は、この指標がある意味ビットコイン価格の上昇・下落を95%の確立で的中させていると指摘。

CNBCの番組「FastMoney」は、投資家向けの人気情報番組であり、Mellissa Lee氏が司会を務め、米投資会社BKCMのCEOも務めるBrian Kelly氏が仮想通貨関連のコメンテーターとして多く出演するなど、仮想通貨業界の間でも注目されています。

Canfield氏は、8月21日に、自身が運用するTwitter アカウント(@ILOVECRYPT0)にて、以下のようにツイートしました。

私の(@CNBCFastMoney)BTC指標は、ビットコインの買いを推進している。

弱気ツイートの平均リターン = 30%の利益

もし、この指標が続いていけば、ビットコイン価格が8,500ドル(約94万円)まで上昇するはずだ。

このツイートでは、先週、逆指標となるFastMoney公式Twitterで「弱気ツイートが連続3回投稿された」ため、ビットコイン価格の短期的な上昇が見られるのではないかと予想しています。

記事執筆時点で、このツイートは、400近いリツイート、そして、1,000以上のいいねが付けられており、FastMoneyの公式アカウントも、このCanfield氏のツイートに対抗するかのように、以下のようなツイートを行いました。

このツイートは、強気でも弱気でもない。 

このような経緯を経て、CNBCからCanfield氏にオファーが掛かり、近日中にCNBCに出演する可能性があるとしていることから、司会やコメンテーターを始めとする他の出演者と、どのような議論を行うのかが今から注目されています。

CoinPostの関連記事

仮想通貨アルトコインの価格急落も、将来性の判断は時期尚早|CNBC投資番組内
仮想通貨市場は14日、ビットコインを中心に一時的な上昇が見られたものの、再度相場が反落し、市場全体が再び下落ムードに。アルトコインとの下落率に顕著な差が見られ、月間のアルトコイン市場の下落率では、ETF延期に次いで2番目に大きな急落相場となった。
ビットコインの最重要ラインは75万円、大口参入の目処は55万円割れ|CNBC投資番組
仮想通貨投資ファームCEOとウォール・ストリートの仮想通貨キングは、CNBCの番組にて、現在のビットコイン価格を分析。上昇トレンドに転じるには6800ドル(約75万円)が重要とした上で、下落した場合5000ドルを切った場合大口投資家の買いが集中すると言及した。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
07/27 土曜日
08:10
マスク氏のX(旧ツイッター)、ビットコインなどの仮想通貨絵文字表示を削除か
イーロン・マスク氏がオーナーのX(旧ツイッター)は、ビットコインなどの仮想通貨絵文字表示を削除した。ドージコイン擁護のためか。
07:35
BitwiseのETH現物ETFの横断幕、NYSEに掲揚
仮想通貨運用企業Bitwiseのイーサリアム現物ETFの横断幕が、ニューヨーク証券取引所に掲げられた。同社は、取引終了のベルを鳴らすことも報告している。
07:05
野村傘下のレーザーデジタル、利回り提供のイーサリアムファンド販売予定か
野村ホールディングスの仮想通貨資産子会社であるLaser Digital(レーザーデジタル)は、イーサリアム現物ETFの代替商品の導入を計画しているようだ。
06:40
米SEC、グレースケールのミニ版ビットコインETFを承認
仮想通貨投資企業グレースケールが提供するGBTCは手数料(1.5%)が最も高く資金流出は続いていたが、新商品を導入し0.15%という業界最安の手数料設定で競争力を高める狙いだ。
06:20
ビットコイン価格が21年後に最大で75億円に到達か、マイケル・セイラー氏の強気予想
ビットコインを最も保有する米上場企業マイクロストラテジーのマイケル・セイラー氏はカンファレンス「ビットコイン2024」で、BTCの今後の強気予想のプレゼンテーションを行った。
07/26 金曜日
17:10
「米大統領選で価格変動 トランプやハリス由来のミームコインの買い方
トランプトークンの概要 ドナルド・トランプ前米大統領とその「Make America Great Again」(アメリカを再び偉大に)というスローガンからインスピレーションを得…
17:10
ヤマハ発動機が初のVTuberコラボNFTを発行、Yamaha E-Ride Baseを訪れて進化可能
ヤマハ発動機が初のNFTデジタルステッカーを発行。横浜のYamaha E-Ride Baseで進化するダイナミックNFTを体験し、限定グッズをゲットできる。
15:13
ビットフライヤーがFTX Japan買収完了、カストディ事業展開へ
株式会社bitFlyer HoldingsはFTX Japanの株式100%を取得し、完全子会社化を発表。8月26日までに社名を変更し、クリプトカストディ事業を展開予定。法制度整備後の暗号資産現物ETF関連サービス提供も視野に入れている。
14:43
Neo Xメインネットが正式稼働 EVM互換でネオのエコシステムを拡張
Neoは高性能EVMベースのサイドチェーン「Neo X」のメインネット正式稼働を発表。クロスチェーンブリッジで流動性と互換性が向上し、エコシステムの可能性が広がる。
14:15
カマラ・ハリス氏のミームコインが過去最高値を記録、大統領候補指名の期待受け
PolitiFiと呼ばれる政治パロディのミームコインが、仮想通貨領域で独自のジャンルを形成しており、カマラ・ハリス副大統領のパロディコイン「 Kamala Horris(KAMA)」が急騰し話題となっている。
12:55
アルトコインETFの未来、ブラックロックが語る現実と可能性
ブラックロックのデジタル資産責任者は、イーサリアム現物ETFが承認されていても他のアルトコインETF誕生には困難があると話した。
12:14
仮想通貨相場反発、ビットコイン・カンファレンスのトランプ登壇に関心集まる
昨日までの大幅下落とは打って変わり暗号資産(仮想通貨)相場は反発した。強気シグナルのハッシュリボンが点灯しているほか、今週末にはビットコインカンファレンスに米国のトランプ前大統領が登壇予定であり、投資家の関心が集まる。
11:00
トランプ前大統領の陣営、4〜6月期で仮想通貨で6億円の寄付金調達
トランプ前大統領は、ビットコインなど仮想通貨で6億円以上の選挙資金を調達。「ビットコイン2024」でもさらに資金を集める予定だ。
10:30
BTCが290万ドルに到達するシナリオ、VanEckが公開
仮想通貨ビットコインが2050年までに290万ドルに到達するシナリオをVanEckのアナリストが公開。このシナリオを実現するための条件を説明している。
10:00
ソラナ初事例、パラオ共和国がデジタルID発行
主権国家が仮想通貨・ブロックチェーンであるソラナ上で、法的アイデンティティを発行する初めての事例となった。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア