WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

19日朝の金融市場短観|NYダウや仮想通貨関連株は全面安 インフレ鈍化も景気減速懸念強まる

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

1/19(木)朝の相場動向(前日比)

    伝統金融

  • NYダウ:33,370ドル -1.6%
  • ナスダック:10,979ドル -1%
  • 日経平均:26,791円 +2.5%
  • 米ドル/円:128.8 +0.46%
  • 米ドル指数:102.4 +0.05%
  • 米国債10年:年利回り3.36 -4.7%
  • 金先物:1,905ドル -0.2%
  • 暗号資産

  • ビットコイン:20,772ドル -2.5%
  • イーサリアム:1,527ドル -3.4%

本日のニューヨークダウやナスダック、S&P500は下落。弱い経済指標がインフレ減速を示す一方、景気後退への懸念も高まった格好だ。

昨夜米労働省が発表した、物価の先行指標となる12月の米生産者物価指数(PPI)は前月比で予想を大幅に下回り、新型コロナウイルスの世界的大流行が始まって以来最も低下。コアPPIも前月比で予想以下だった。また、米商務省が同日に発表した昨年12月の米小売売上高(季節調整済み)は前月比-1.1%。市場予想(-0.9%)以上に落ち込み、1年ぶりの減少幅となった。今回のデータはここ数カ月に渡りインフレ圧力の緩和が継続しており米FRBの利上げ緩和を正当化する内容となったとみられる。

しかし、予想以上の低下率は景気が減速している表れでもあり、景気の先行きへの不安感は強まった。

  • 米PPI:今回-0.5% 予想-0.2% 前回0.3%(前月比)
  • 米PPIコア:今回0.1% 予想0.2% 前回0.4%(前月比)

一方、サマーズ元米財務長官は19日にスイス・ダボスで開催中の世界経済フォーラムで、経済指標は3カ月前に予想していたよりも良好だとして、利上げ緩和とともに景気後退を回避できるというソフトランディング(軟着陸)への観測が高まったと発言した。

関連21000ドル台維持のビットコイン、市場心理指数は9ヶ月ぶり「中立」水準へ

米国株

景気減速の証拠は企業の決算にも見られ始めたもよう。マイクロソフトは取引開始前に人員削減計画を発表し、従業員の約5%にあたる1万人を削減することとした。アマゾンやゴールドマン・サックスも先日相次いで大規模な人員削減を実施する計画を公表していた。

また、エネルギーや銀行、IT・ハイテク株も売られた。個別銘柄では、ビッグベア・ai(AI関連)+3.2%、C3.ai(AI関連)-1.1%、アマゾン-0.2%、マイクロソフト-1.7%、アップル-0.2%、テスラ-2.6%、メタ-1.5%、コインベース-7.2%、マイクロストラテジー-6.2%。

関連仮想通貨投資家にもオススメ、お得な株主優待「10選」

米ドル/円:128.9 +0.5%

ドル円は昨日日銀の政策現状維持を受け一時高騰し1ドル=131円台をつけた。しかしドルは弱いPPIなどのデータを受けて売りが加速。ドル売りに伴い米10年債利回りは-4.7%と大幅に下がった。

出典:Yahoo!ファイナンス

18日の国内金融市場は円安・株高・債券高の方向に動いた。日本銀行は昨日の金融政策決定会合で、長短金利を操作するイールドカーブコントロール(YCC)政策を軸とした大規模な金融緩和策の現状を維持することを決めた。短期金利にマイナス0.1%を適用し、長期金利(10年物国債金利)はゼロ%程度を誘導水準とする方針を維持し、昨年12月に修正した「0.5%程度」とする長期金利の上限も変更しなかった。

関連18日の日銀金融政策会合、緩和維持で「円安・ドル高」急伸

また、消費者物価指数の見通しに関しては変動率の高い生鮮食品を除くコアCPIの前年度比で22年度の上昇率見通しは3.0%と従来の2.9%から上方修正し、23年度は1.6%、24年度は1.8%とした。日銀が18日の会合決定関連の書類で「2%の物価安定の目標の実現を目指し(中略)消費者物価指数(除く生鮮食品)の前年比上昇率の実績値が安定的に2%を超えるまで、拡大方針を継続する」としていることから、国内景気を支えるために引き続き金融緩和が必要と判断したとみられる。

関連日銀事実上の利上げ 12月20日

関連仮想通貨市場にも影響する「ドル高」の背景は 相関性や円安要因についても解説

仮想通貨も全面安

株式市場などの影響を受けて、仮想通貨も大幅に全面安。

出典:バイナンス

仮想通貨市場に関しては、日本時間18日深夜に発表される予定だった米司法省の「国際クリプト執行措置」が投資家の混乱を一時的に引き起こしていたようだ。司法省は発表にあたって異例のライブストリーミングを実施すると発表したが、取り締まりの対象が大手業者ではないかと市場の警戒が強まる場面が見られた。しかし、実際に発表された内容は、香港本拠地の取引所「Bitzlato」のロシア人創設者であり、発表を受けた多くの業界関係者は「あまり知られていない取引所」とした。

また、債務問題に陥った仮想通貨融資企業ジェネシス(Genesis Global Capital)が近いうちにチャプター11で破産申請を行うという関係筋の情報は18日の夜に出てきた。親会社のDCGが資金を確保する目的でポートフォリオにあるトークンなど資産の一部を売却する観測が高まっている。

関連仮想通貨大手DCG、資産を一部売却か 子会社ジェネシスが3,880億円の債務=報道

さらに、FTXが18日に報告した現在確認できた流動的資産における一部トークンの内訳が明らかになった。11月に破産申請した後、35億ドルの仮想通貨、17億ドルの現金、3億ドルの有価証券が確認されており、「情報はまだ暫定的なものであり、変更される可能性がある」とした。

仮想通貨・ブロックチェーン関連株(前日比/前週比)

  • コインベース・グローバル|50.2ドル (-7.2%/+0.46%)
  • マラソン・デジタル・ホールディングス|6.9ドル(-17.4%/-10%)
  • ハイブ・ブロックチェーン・テクノロジーズ|2.8ドル(-14.7%/9.6%)

仮想通貨マイニング銘柄はNYダウやビットコインの下落に伴い大幅安。

大手取引所のコインベースについては昨日、日本の既存顧客との取引を停止し、日本事業の全面的な見直しを行うことを正式に発表したことも売り加速の材料となった。なお、日本からの撤退ではないという。

関連コインベース、日本の仮想通貨取引サービス停止へ 事業の見直しを正式発表

関連仮想通貨投資家にもオススメ、お得な株主優待「10選」

GMラヂオ第二弾 アーカイブ

今回の特別ゲストは、Web3(分散型ウェブ)大手企業アニモカ・ブランズの会長を務めるYat Siu氏と、Darewise EntertainmentのBenjamine Charbit氏が参加。Web3ゲーム・NFTの今の課題やDarewiseの自社タイトル第一弾「Life Beyond(ライフ・ビヨンド)」、そして業界の展望について語っている。

関連第2回「GM Radio」開催へ、ゲストはWeb3大手アニモカ・ブランズの会長ら

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/15 水曜日
07:49
欧州中央銀行、デジタルユーロの実験に参加する36社の決済企業を決定
欧州中央銀行は、2027年開始予定のデジタルユーロのパイロット実験に参加する36社の決済サービス企業をユーロ圏から選出。将来的なデジタルユーロの発行可能性に向けて準備を進める。
07:40
米大手取引所コインベース、中国本土向け登録要件緩和
米大手仮想通貨取引所コインベースが、中国本土居住者への口座登録を開放したと報じられた。中国国民IDと本土住所での本人確認が可能になり、従来必要だった香港住所とパスポートの提示は不要に。同社は取引可否など詳細を公式には説明していない。
07/14 火曜日
21:55
テスタ × 渡辺創太 デジタル金融、ぶっちゃけ投資はどう変わる?|WebX2026
WebX 2026のデジタル金融対談を詳報。テスタ氏はビットコインを有事のヘッジと位置づけ、渡辺創太氏は株式トークン化の本命は2029年と予測。金商法移行とパーペチュアル合法化が市場に何をもたらすかを読む。
15:59
トークン化MMF・RWA、兆円市場への本格シナリオ|WebX2026
ブラックロック・フランクリン・テンプルトン・Securitize Japanが登壇。トークン化MMFの3つのユースケース、DeFiとの連携条件、トークン化株式の可能性、そして「2033年に3,000兆円市場」へ日本がどう挑むかを徹底討論。WebX 2026レポート。
15:10
ドップラーとSBIデジタルファイナンスが提携、XRP金融インフラを整備
ドップラーファイナンスとSBIデジタルファイナンスが機関投資家向けXRP金融インフラの整備に向けた戦略提携を発表。XRPおよびトークン化資産を活用した機関向けソリューション開発と日本市場でのトークン化金融インフラ普及を共同で進める。
13:55
ロビンフッドチェーン、初週でDEX取引量5000億円突破 ミームコインが牽引
ロビンフッドが1日にローンチした独自L2「ロビンフッドチェーン」が、稼働初週でDEX取引量31億ドル超を記録し、ソラナ・BNBチェーンに次ぐトップ5入りが判明した。一方、実際の取引を牽引したのは同社が注力するRWAではなくミームコイン市場だった。
13:12
暗号資産ETF解禁へ、金商法改正の意義と課題|WebX2026
金商法改正で暗号資産が投資商品として法認知される。WebX 2026で木原誠二議員・河合健弁護士・保木健次氏が議論したETF解禁・申告分離課税20%・責任準備金・レバレッジ規制緩和の論点をレポート。
11:35
米ニューハンプシャー州知事「ブロックチェーン基本法」に署名、仮想通貨の権利を保護
米ニューハンプシャー州でブロックチェーン基本法が成立。仮想通貨の自己保管や決済利用、マイニング、ステーキングなどを法的に保護し専門の裁判部門も設置する。
11:00
中国の幹部検察官ら、匿名仮想通貨やミキサーの利用をマネロンの推定根拠にすべきと提案
中国の最高人民検察院のウェブサイトに、仮想通貨を利用したマネーロンダリングの規制に関する提案が掲載された。現時点では法的拘束力はないが、中国の最高検察機関が掲載した内容であるため関心を集めている。
10:41
インフキュリオンとDCP、DCJPYの決済基盤連携で基本合意
インフキュリオンとDCPが、トークン化預金DCJPYを軸とした決済基盤の社会実装に向け基本合意書を締結。AIエージェントが自律的に決済を行う時代を見据え、カード決済・給付金・目的別貯金の3領域でユースケース検討を始める。
10:13
100億円から1兆円規模へ、JPYC・JPYSC両代表が語る円ステーブルコインの事業戦略
現在130億円規模にとどまる円ステーブルコイン市場。WebX 2026でJPYC・SBI VCトレード・Startale Group 3社が語った1兆円シナリオ、規制緩和の課題、機関投資家向け展開の全容をレポートする。
09:20
トランプ大統領、クラリティー法の可決を上院に要請
米トランプ大統領は急逝したグラム議員を追悼しつつ、仮想通貨市場構造法案(クラリティー法)の審議推進を上院に要請した。法案では倫理条項をめぐり与野党の対立が続いている。
09:02
次世代決済の分岐点、サークル・JPモルガン・ソラナ責任者が対談|WebX2026
ステーブルコインかトークン化デポジットか、サークル・JPモルガンキネクシス・ソラナ財団が「競合ではなく用途別の共存」と言う答えを示した。アジアでのUSDC実装事例から、エージェンティックコマースという次の波まで、WebX2026の議論をレポートする。
08:00
アジアは仮想通貨大国になれるのか?政策・信頼・流動性の三本柱を問う|WebX2026
台湾新法・信頼の設計・流動性のオンショア化——アジアが仮想通貨大国になるための三本柱を、立法委員葛如鈞氏、ジーエスアールCJ氏、バックパックのカン・サン氏が議論した。
08:00
米クラリティー法、上院審議再開で4週間の最終局面へ
米上院が会期を再開し、クラリティー法の採決に約4週間の審議期間が残された。グラム議員の死去とマコーネル議員の欠席で共和党の余裕は事実上ゼロとなり、倫理条項の決着と民主党票の獲得が法案の成否を握る。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧