WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

Sui開発のMysten Labs、FTX取得の資産を125億円で買い戻す契約で合意

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

株とトークン予約券を買い戻し

2022年に破綻した暗号資産(仮想通貨)取引所FTXは、ディエム(旧リブラ)系L1ブロックチェーン「Sui」の開発を主導するMysten Labsと、資産の買い戻し契約で合意したことがわかった。

22日付の裁判書類によると、Mysten Labsに出資する際にFTXの関連企業FTX Venturesらが受け取った優先株とSUIトークンのワラント(予約券)を、Mysten Labsが買い戻す。FTXは、この契約は債務者の資産や債権者にとって、現時点で最善な手段であるとの結論に至ったと説明した。

Suiとは

処理能力の高さが特徴のL1ブロックチェーン。メタ(旧フェイスブック)が開発を主導していた仮想通貨プロジェクト「ディエム」の出身者がMysten Labsを創設しており、Suiとディエムには共通点がある。なお、Suiはまだメインネットをローンチしていない。

▶️仮想通貨用語集

関連:Aptos、Sui、Linera—注目のDiem(旧Libra)系L1チェーンを比較|前編

関連:Aptos、Sui、Linera—注目のDiem(旧Libra)系L1チェーンを比較|後編

Mysten Labsは昨年9月、シリーズBラウンドで合計3億ドル(当時のレートで約430億円)の資金を調達したことを発表。他にも出資者はいたが、この時の資金調達を主導したがFTX Venturesだった。裁判所の書類では、FTX Venturesが優先株やワラントを取得したのは8月だったと説明している。

関連:Suiブロックチェーン開発企業、FTXや電通ベンチャーズから430億円調達

8月にはFTX Venturesを含めたFTXの関連企業が合計で、1億ドル超(約133億円)を出資し、Mysten Labsの優先株とワラントを取得。なお、ワラントを発行したのは「Sui Foundation」である。

今回の買い戻し契約は、今月16日にMysten LabsからFTX側に提案した模様。その提案の内容が、出資によってFTX Venturesが取得したMysten Labsの優先株とワラントを、Mysten Labsが合計9,600万ドル(約125億円)の現金で買い戻すという内容だった。具体的には9,500万ドルが優先株に、100万ドルがワラントに割り当てられる。

なお、今回の契約を遂行するには裁判所の許可が必要。その間にもFTXは、さらに好条件の取引を第三者と行えないか検討するという。FTXはできるだけ資産を増やし、債権者への返済に充てたい考えだ。

破産手続きを継続

FTXは昨年11月に破綻した後、John J. Ray III新CEOを中心にして破産手続きを進めている。これまでも債権者への返済に充てることなどを目的に、資産の確保を継続してきた。

今月6日には、FTXの姉妹企業で投資会社のAlameda Researchが代表で、仮想通貨運用会社グレースケールと関係者を告訴したことを発表。グレースケールが提供するビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の投資信託で、運用に問題があったと主張している。

Alamedaらの債務者は、両投資信託の全購入者に対して90億ドル(当時のレートで約1.2兆円)超を支払うよう求めており、この支払いによって、債務者の顧客や債権者への返済に、2億5,000万ドル(同約339億円)超を充てることができると説明した。

関連:FTX、グレースケールやデジタルカレンシーグループを告訴

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
17:54
3メガ銀ら、共同発行ステーブルコインで国際決済の実証を完了
みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行の3メガバンクなど5社が、共同発行する円建てステーブルコインで三菱商事の国際決済を想定した実証を実施した。信託型の発行スキームとAML対策、2026年度中の実取引に向けた設計を整理する。
17:24
ANAP、ビットコイン評価損43.7億円を計上 前期の評価益12億円から反転
ANAPホールディングスは15日、2026年8月期に保有ビットコインの評価損43億7,466万円を計上したと発表。最終損失は73億2,300万円に拡大した。前期の評価益からの反転と、期中に開示した評価損の推移をまとめる。
16:51
英上場スマーター・ウェブ、83BTCのビットコインを追加取得 保有2830BTCに
英上場のスマーター・ウェブ・カンパニーが83BTCを約520万ポンドで追加取得し、ビットコイン保有量は2,830BTCに。優先株の調達資金でコインベースからの借入を圧縮したほか、累計のBTC売却額も開示した。
15:45
リップル社、株式や金属などに連動する無期限スワップを機関向けに開始
リップル社の機関投資家向けプライムブローカー「リップルプライム」が、株式やETF、金属、為替など100超の市場を参照するRWA無期限スワップの提供を始めた。ハイパーリキッド上の先物を参照し、24時間取引できる。担保にはRLUSDも使える(法域により異なる)。
14:53
SBIら、ドル建てOUSD連合に参画 円建てJPYSCと相互運用を検討
SBIホールディングスとスターテイルが、米ドル建てステーブルコインOUSDを推進するオープンスタンダードに参画した。ビザやコインベースなど140社超が加わる枠組みで、円建てステーブルコインJPYSCとの相互運用に向けた実証実験を検討する。
14:20
グーグル、量子コンピュータ「20年の壁」に前進 必須工程でエラー40分の1に
Google Quantum AIは、量子プロセッサ「Willow」で「マジック状態の培養」を実証したと発表した。エラーを約40分の1に低減し、T状態の論理忠実度99.99%を達成。成果は科学誌Scienceに掲載された。
14:01
オープンAIの研究モデル、イーサリアムのテストネットで他者の資金を無断使用
オープンAIは15日付の報告で、社内研究モデルがイーサリアムのテストネットSepoliaで、公開シードフレーズから第三者のウォレット鍵を導出し、無断で手数料を支払っていたことを明らかにした。モデルは許可を自問しつつ実行し、最終報告でも開示しなかった。
12:30
レジャー、不正部品攻撃は流通経路狙った組織的犯行と説明 対策も公開
レジャーは、同社仮想通貨ウォレットへの不正部品混入は組織的犯罪グループによる流通段階の改ざんだったと説明。東南アジアでの販売停止や陳列禁止など対策も公表した。
11:29
バイナンスUS、最大1億ドル調達へ 評価額約10億ドル=報道
米仮想通貨取引所バイナンスUSが最大1億ドルの資金調達を模索していると、ブルームバーグが報じた。評価額は約10億ドルで、2022年調達時の45億ドルを大きく下回る。予測市場への参入や州ライセンスの回復も視野に入れる。
10:50
上場ビットコインマイナー3社の9月採掘量、2社が前月比4〜11%減
仮想通貨ビットコイン採掘企業3社が9月の実績を報告。クリーンスパークとビットフフが前月比で減少し、カナーンは横ばいだった。データセンターや排熱利用などの進捗も述べた。
09:54
MSCI新ルール決定、メタプラネットなどビットコイン保有企業の指数除外可能性高まる
米指数算出大手MSCIが非事業会社をグローバル指数の採用対象外とする新基準の導入を発表した。5つの財務比率で判定し、11月30日に発効する。ビットコイン保有企業ストラテジーやメタプラネットへの影響と判定方法を整理する。
09:00
レジャー、新端末「Ledger Atom」発表 不正装置対策も計画
仮想通貨ウォレット大手レジャーは、新デバイスLedger Atomを発表。2027年夏にローンチしたり、不正装置対策を講じたりする計画を説明した。
10/15 木曜日
16:28
ドル建てステーブルコインUSDC払い可能な「Slash Card」一般公開へ
Slash Visionは15日、アプリ「Slash App」を正式リリースし、USDCで決済できるVisaカード「Slash Card」を一般公開した。事前登録制を終え、誰でもアプリから申し込める。運転免許証による本人確認にも対応した。
14:30
ビットコイン相場が膠着状態、8万ドルが重要な分岐点に=Glassnode分析
オンチェーン分析企業Glassnodeは、ビットコインが上値の売り圧力と下値の厚いサポートに挟まれた膠着状態にあると分析した。ETFの売り再開も影響し、8万ドルが重要な分岐点となるとみる。
14:00
ステーブルコインUSDC、EU初の「重要な電子マネートークン(EMT)」に指定
EU当局は14日、サークル社のステーブルコインUSDCをMiCAに基づく初の「重要な電子マネートークン」に分類した。準備資産や流動性などの直接監督権限がEUに移る。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧