はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

S&Pグローバル、DeFiチームのディレクターを募集

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

DeFiやWeb3事業を構築するチーム

米国の金融サービス大手S&Pグローバルは、DeFi(分散型金融)を担当するディレクターを求人募集している。

公募情報には、同社のDeFi担当チームの業務について、次のように書かれている。

DeFiチームは、S&Pグローバル全体のDeFi、ブロックチェーン、Web3、メタバースに対する包括的なビジネス・戦略的アプローチを構築していく役割を持つ。

社内外のステークホルダーと幅広く協力して、DeFiによる新たな機能から生み出される商品戦略や顧客戦略の開発を行っていく。

さらに、DeFiチームは、関連分野の潜在的なリスクや、それを克服する方法を突き止め、「ダイナミックで急成長しているDeFiエコシステム」において、S&Pグローバルが新たに投資を行ったりパートナーシップを結んでいく機会を探る上でも役割を果たすとしている。

また、今回募集するDeFiチームのディレクターの職務内容としては、次のような項目を挙げた。暗号資産(仮想通貨)やDeFi関連で新製品やサービスを提供することを念頭に置いていることを示唆するものだ。

  • 仮想通貨金融市場およびDeFi分野を担当するリーダーシップポジション
  • 事業責任者や顧客との関係を維持し、S&Pグローバルの製品・プラットフォームやサービスの利用を促進
  • ニーズに基づいた新しい製品アイデアを提案する
  • DeFi戦略の優先順位の決定と実施
  • DeFiチーム全体について、新入社員のメンターとなる

S&Pグローバルに所属するS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスは仮想通貨関係の指標も提供しているところだ。S&Pビットコイン(BTC)指数、S&Pイーサリアム(ETH)指数の他、S&P暗号通貨ラージキャップ指数など、様々なものを公開しているところだ。

DeFi(分散型金融)とは

ブロックチェーンを活用し、中央管理者不在の状態で行われる金融サービス、またはそのシステムを指す。「Decentralized Finance」の略。DeFiで行われる金融サービスには、ステーブルコインの発行や通貨の貸出、仮想通貨取引所などがある。イーサリアムのブロックチェーンを利用しているプラットフォームが多い。

▶️仮想通貨用語集

大手証券取引所の参入事例

伝統的な金融機関の仮想通貨セクター参入は続いている。

例えば米証券取引所大手のナスダックは、今年の第2四半期(4~6月)末までに、機関投資家向け仮想通貨カストディサービスを開始する計画だ。

最初はビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)のカストディ業務から始め、将来的には金融機関向けの取引約定業務も行う予定としている。ナスダックはすでに、仮想通貨関連指数やデジタル資産取引所向けのマーケットプレイス技術も提供しているところだ。

関連米ナスダック、仮想通貨カストディサービスを間もなく開始へ

その他、欧州で6番目に大きな取引所グループであるドイツのシュトゥットガルト証券取引所のデジタル部門も、同国の金融規制当局からカストディ事業のライセンスを取得。機関投資家の顧客に、仮想通貨の仲介、取引、カストディという一連のサービスを提供していくと発表した。

関連独シュトゥットガルト証券取引所、仮想通貨カストディの認可取得

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/16 金曜日
06:05
米ウィスコンシン州、460億円超のビットコインETFを全売却 香港企業は買い増し
ウィスコンシン州投資委員会が3.2億ドル相当のブラックロックビットコインETFを完全売却する一方、香港のアベニアは第一四半期に340万株を追加購入し保有拡大。
05:45
イーサリアム、今後の価格動向を示唆する重要なホルダーコスト水準とは?
BlitzzTradingの最新分析によると、過去一週間で高騰していた仮想通貨イーサリアムは現在重要な価格帯に到達。ETHホルダーの平均コストに関連した価格動向が明らかに。
05/15 木曜日
17:44
リミックスポイントが決算発表、経常赤字5.4億円に 来期の暗号資産は強気シナリオ想定
リミックスポイントが25年3月期の決算を発表。暗号資産(仮想通貨)評価損が影響し、5.4億円の経常赤字となった。一方、来期はビットコインETF資金流入やトランプ政権政策を背景に、業績の大幅回復を見込んだ。
17:16
NXPCとは|MapleStory N対応の仮想通貨を解説|買い方・将来性
Nexon発のMapleStory Nで使用される仮想通貨「NXPC」の仕組みや買い方を初心者向けに解説。メイプルストーリーのWeb3版ゲームの経済システムからウォレット設定まで徹底ガイド。
14:00
「イーサリアムにおける重要な転機」BTCS社、ETH保有増やすために最大84億円調達へ
ナスダック上場のBTCS Inc.が84億円規模の転換社債発行で仮想通貨イーサリアム購入戦略を強化。第一弾の調達ではバリデーターノード運用拡大とステーキング収益増加を目指す。
13:15
米民主党、トランプ一族の仮想通貨事業に関する「疑わしい活動報告」提出を財務省に要請
米下院の民主党幹部が財務省に対し、トランプ一族のDeFi事業「WLF」とミームコイン「TRUMP」に関する疑わしい活動報告(SAR)の提出を要請した。民主党は、要請の根拠として「贈収賄、汚職、利益相反」への懸念を挙げた。
13:00
パンテラCEO、ビットコインが米株式市場を凌駕する理由を解説
仮想通貨VC大手パンテラキャピタルの創設者がToken2049で講演。米政権の好意的な政策や市場の割安感から、ビットコインが株式市場を上回る成長をいずれは遂げると分析。
12:00
JPモルガン・Ondoなど、RWAトークン化のクロスチェーン決済実験に成功
チェーンリンク、JPモルガン、Ondo Financeが共同でトークン化米国債ファンドのクロスチェーン決済テストを実施した。DvP取引の効率化とリスク低減を実現するとしている。
11:53
アジア富裕層が仮想通貨投資を拡大、アルトコイン市場は節目を超える
暗号資産(仮想通貨)ビットコインは10万ドル台を堅持し、過去最高値まであとあと6%の位置に迫る。アルトコイン市場も840億ドルの抵抗線を突破し、底打ち反転のシグナルも。UBSの調査ではアジアの富裕層が従来の資産から仮想通貨へ資金を移している現状が指摘された。
11:20
ウクライナ、国家のビットコイン準備金創設へ=報道
ウクライナが国家戦略としてビットコイン準備金創設を進める模様。トルコでのロシア・ウクライナ首脳会談の動きと併せて解説。
11:15
カルダノ創設者ホスキンソン、3700万ウォレットに仮想通貨エアドロップ計画を発表
チャールズ・ホスキンソン氏がConsensus 2025で8つのブロックチェーンをまたぐ「Glacier Drop」を発表。ベンチャーキャピタル排除の新エアドロップ戦略で仮想通貨コミュニティの統合を目指す。
10:30
セイラーのストラテジー社、「ビットコイン戦略でナンバーワンの上場企業へ」=アナリスト
アナリストのジェフ・ウォルトン氏はFTの特集で、ストラテジー社が仮想通貨ビットコインを基盤に市場で最強の企業になると予測。
09:50
リミックスポイント、ビットコインを追加購入 暗号資産保有総額は111億円超に
リミックスポイントがビットコインを5億円分追加購入。イーサリアムやリップルなども含めた暗号資産(仮想通貨)の総保有額は111億円を突破。Web3領域の投資事業を加速。
09:45
イーサリアム価格急騰の3つの要因とは、資産運用会社が分析
仮想通貨イーサリアムの価格急騰の背景には、ステーブルコインとトークン化、Layer 2の進展、投資家のショートポジション解消などが影響。市場動向と成長要因を詳しく解説。
09:31
BTC以外の仮想通貨に分散投資するメリット、Bitwise幹部が考察
ビットコイン以外の仮想通貨にも分散投資を行うメリットをBitwise幹部が考察。インターネット業界の株価の歴史を例に挙げ、大多数の投資家がアルトコインも保有すべきだと主張している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧