今週のニュース
一週間(8/26〜9/1)のニュースを中心にまとめてお届けしていく。
今週は米証券取引委員会(SEC)が、ビットコイン(BTC)の7つの現物ETF(上場投資信託)に対する認否判断を延期したことなどを書いたまとめ記事が最も多く読まれた。
暗号資産(仮想通貨)相場については、経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」を通過した後の市況をまとめた28日のレポートが関心を集めている。
このほか、Binance Japanが国内戦略を発表したニュースも注目度が高かった。
今週のニュースランキング
1位:SECが全ての現物仮想通貨ビットコインETF判断延期|1日朝の重要速報まとめ(9/1)
米SECは予測通り、7つの現物型ビットコインETFへの判断を延期すると発表。延期されたのはブラックロック、フィデリティ、VanEck、Bitwise、WisdomTree、Invesco、ValkyrieのETFである。(記事はこちら)
2位:Binance Japanが国内戦略を発表、「Web3普及とステーブルコイン事業」に注目(8/30)
Binance Japanは30日、オンラインで事業説明会を開催。同社代表である千野剛司氏が”日本市場における戦略とステーブルコインによるビジネス機会の展望と課題”をテーマにプレゼンテーションを行った。(記事はこちら)
3位:ビットコインETF転換訴訟で米グレースケールに有利な判決|30日朝の重要速報まとめ(8/30)
ビットコイン投資信託「GBTC」からビットコインETFへの転換をめぐるSECとの訴訟で、米グレースケールは有利な判決を受けた。現物ビットコインETFに道を開く判決となったとの見方が上がっている。(記事はこちら)
相場ニュースランキング
1位:ジャクソンホール通過で株式市場反発、JPモルガンアナリストらは仮想通貨相場の反転を示唆(8/28)
ジャクソンホール会議を通過し、株式市場が反発。JPモルガンのアナリストらは仮想通貨相場の反転を示唆した。(記事はこちら)
2位:対SEC裁判のグレースケール勝訴でビットコイン高騰、投資信託「GBTC」への影響は?(8/30)
ビットコイン価格は前日比5.5%高の1BTC=27,514ドルと反発。背景にはグレースケールとSECの裁判がある。(記事はこちら)
3位:「ビットコインETF」の審査判断延期でBTC急落、2日前の上昇分が全戻しに(9/1)
ビットコイン価格は前日比4.4%安の1BTC=26,038ドル。一時5%以上急落し、2日前の上昇分が全戻しとなった。(記事はこちら)
仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース
金融庁、Web3・暗号資産含む資産運用立国の実現に向けた「金融行政方針」を発表(8/30)
金融庁は29日、今後1年の重点施策をまとめた2023事務年度(23年7月~24年6月)の金融行政方針を発表。資産運用立国の実現に向けた取り組みの推進をはじめ、金融庁自体の改革も取り上げられている。(記事はこちら)
「暗号資産法人税制のさらなる改正を」金融庁が令和6年度税制改正要望を公開(9/1)
金融庁は8月31日、令和6年度の税制改正要望を公開。仮想通貨の税制について、法人税に関する改正を要望した。(記事はこちら)
三菱UFJ信託銀、Gincoと協業で「暗号資産信託」提供へ(8/31)
三菱UFJ信託銀行と株式会社Gincoは31日、国内初となる信託銀行本体による「暗号資産信託」の提供に向けて協業を開始。信託とは、財産管理や資産保護手段として使用される契約のことである。(記事はこちら)
日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)、IEOの仮想通貨上場に売却制限など導入検討=報道(8/30)
日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)は仮想通貨上場時の取引ルールを整備する見通し。具体的なルール内容はまだ公表されていないが、銘柄の売却制限や操作手続きの明確化などが検討されるという。(記事はこちら)
米議員ら、ビットコインETFめぐる判決を支持 グレースケール対SEC訴訟で(8/30)
米国のパトリック・マクヘンリー議員らは30日、グレースケールが、ビットコイン投資信託のETFへの転換をめぐる対SEC訴訟で有利な判決を受けたことに言及。マクヘンリー議員は「ゲイリー・ゲンスラーSEC委員長による、仮想通貨エコシステムに対する不当な戦いは、裁判所の検証により崩れつつある」とコメントした。(記事はこちら)
仮想通貨ニア(NEAR)日本初上場、マーキュリーのCoinTradeが実施(9/1)
株式会社マーキュリー運営の仮想通貨販売所「CoinTrade(コイントレード)」はニア(NEAR)の新規上場を発表。ニアの上場は日本初である。(記事はこちら)
英OnlyFans親会社が29億円相当のイーサリアム保有、22年11月の財務報告書で明らかに(8/28)
コンテンツ購読大手OnlyFansの親会社であるフェニックス・インターナショナルは24日、2022年度の会計報告を英国の当局に提出。財務資産の一部としてイーサリアム(ETH)を保有していたことが明らかとなった。(記事はこちら)