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イーサリアムの次期アップグレード「Dencun」、実施は24年2月末頃か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Dencunの実施時期

暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の開発者らは21日、実行レイヤーのミーティングを開催した。

これは事前に予定されていた定例ミーティングで、参加者は次期アップグレード「Dencun」の実施予定時期などについて議論した。現時点でDencunをメインネットで実施するのは、2024年2月の終わり頃になるとみられている。

今回のミーティングの概要は、イーサリアムのプロトコルのサポートを行うTim Beiko氏がXにまとめた。これからは、3つのテストネットでDencunのテストを実施。ミーティングの参加者が今回合意したスケジュールを日にちで表すと以下の通りである。

  • Goerli:1月17日
  • Sepolia:1月30日
  • Holesky:2月7日

なお、Beiko氏は大きな問題が起こらなかった場合に上記スケジュールに沿って進めるとしており、まだこの予定は流動的であると説明した。

Dencunはもともと2023年に実施するとも言われていたが、これはあくまで予定である。最近は2024年に予定を後倒しされる可能性が伝えられていた。

関連イーサリアム大型アップグレード「Dencun」、2024年に持ち越しか

Dencunとは

Dencunのアップグレードで最も注目を集めているのは、「プロト・ダンクシャーディング(Proto-Danksharding)」という機能の実装である。

この機能の目的は、L2からL1へのデータ転送にかかるトランザクションコストを削減して、L2の取引手数料を大幅に低下させること。これによりL2の取引手数料を最大で100分の1にまで削減することが可能とされる。

関連イーサリアムの次期アップグレード「Dencun」、重要性とメリットとは?

米金融大手JPモルガンのアナリストは今月、2024年にイーサリアムがビットコインや主要な他の仮想通貨の上昇幅を上回る可能性が高いとの見解を示したという。

この予測はプロト・ダンクシャーディングの実装に基づいて行われている。JPモルガンのアナリストは、イーサリアムが来年、仮想通貨エコシステム内でのシェアを取り戻し、再び主導権を握ると予想した。

関連「イーサリアム、ビットコインの上昇率を上回る見込み」JPモルガン来年予測

L2とは

「レイヤー2」の略で、「2層目」のネットワークのこと。全ての取引をメインチェーンで処理すると負荷が大きくなり、処理速度の低下やネットワーク手数料の高騰につながる。取引の一部をL2で行うことで、メインチェーンの負荷軽減や処理速度の向上を期待できる。

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