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コインベースら米Web3企業が政治活動委員会に巨額投資、仮想通貨政策推進派の選挙支援に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨企業ら110億円の投資

2023年の第4四半期にかけて、米国の上場企業Coinbase、ステーブルコインを発行するCircle、そしてベンチャーキャピタルAndreessen Horowitzのクリプト投資部門a16zなどが、スーパーPAC(特別政治活動委員会)「Fairshake」に対して総額7,800万ドル(約112億円)の資金提供を行ったことが判明した。

この資金はロビー活動の一環で、来年の大統領選挙に向け仮想通貨支持派の立法者を選出し、米国の仮想通貨政策を推進する目的で使用される予定だ。

この活動の背景には、今年中盤に提案された超党派ステーブルコイン草案やデジタル資産の規制枠組み整備を目指す法案が、重要な進展を見せていないという課題がある。

Fairshakeへの投資は、これまで政治的活動が停滞していた業界にとって新しい展開を意味している。公開されたデータによると、Coinbaseは2023年のロビー活動予算を約400万ドルに、Circleは2021年以来約76万ドルに抑えていた。

FairshakeのスーパーPACは、これまでに合計29.2万ドルを拠出しており、その大部分はステーブルコイン法案の共同提案者であり、下院金融サービス委員会の前委員長であるPatrick McHenry氏に向けられた。しかし、McHenry氏は2024年の再選を目指していない状況だ。

関連:米下院共和党、規制の明確化を目指す仮想通貨法案提出

米議会で高まる仮想通貨批判の声

一方、ワシントンDCでは、民主党のエリザベス・ウォーレン上院議員を含む仮想通貨反対派によって批判的な雰囲気が形成されている。ウォーレン氏は18日、コインベースやブロックチェーン協会、コインセンターに対する書簡で、「元政府関係者を雇用してマネーロンダリング防止規制法案の成立を妨げている」と批判したばかりだ。

さらに、FTX.comの元CEO、サム・バンクマンーフリードが詐欺で逮捕され、Binanceがマネーロンダリング対策を怠ってきたとの報道が、仮想通貨に対する米国議会の見方を一層厳しくしている。

Coinbaseの最高政策担当者Faryar Shirzad氏は、政治からの影響から自立し、独自の利益と技術の社会的価値を追及していく方針を強調している。

クリプトを非政治化するために、我々はあらゆる手段を講じる。ロビー活動、支持を集める活動、そして今回のFairshakeを通じて、技術の社会的利益を広め、我々の業界が政治の道具として利用されないようにすることが目的だ。

Geminiの共同創業者であるCameronとTyler Winklevoss、シリコンバレーの投資家でFairshakeのメンバーRon Conway氏、エンジェル投資家のFred Wilson氏も、この取り組みに参加している。

関連:米コインベースがウォーレン議員の主張に猛反発「法的遵守のための努力を曲解している」

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