はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

今週の主要仮想通貨材料まとめ レイヤー1銘柄の年初来上昇率・アバランチ大型テストネットなど

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

暗号資産(仮想通貨)の材料まとめ

前週比の騰落率(11/24〜11/30)

  • ビットコイン(BTC):$97,417ドル -1.9%
  • イーサリアム(ETH):3,595ドル +9.5%
  • ソラナ(SOL):242.7ドル -4.2%
  • XRP(XRP):1.74ドル +20%

時価総額上位の暗号資産(仮想通貨)銘柄を中心に、過去1週間の材料をまとめた。

時価総額1位:ビットコイン(BTC)

今週、ビットコイン(BTC)の相場は10万ドルに到達する直前に反落し、一時90,000ドル台まで急落した。トランプ氏が当選してから相場は加熱していたが、直近二週間にわたって長期投資家による利確が進むことを受け調整段階に入った。

関連ビットコイン長期保有者、過去30日間で10兆円相当を売却 4月以来最大=CryptoQuant

関連仮想通貨(ビットコイン)投資の始め方|おすすめ戦略と注意点も【初心者向け】

一方、相場のボラティリティが高まったにも関わらず、企業による追加購入・買い増しは加速している。以下が今週ビットコインを購入した企業とそのBTC数の表だ。

関連トランプ次期政権の仮想通貨諮問委員会、ビットコイン準備金設立の可能性=報道

関連:ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

時価総額2位:イーサリアム(ETH)

イーサリアム(ETH)は今週、ビットコインの下落に対し、相場相関性で乖離を見せBTCをアウトパフォームした。

ビットコインが過去7日で-2.2%に対し、イーサリアムは+7.3%値上がりした。

関連イーサリアム反発、ビットコインのパフォーマンスを上回る

一方、ETHに関する大量売却への懸念も浮上した。イーサリアム共同創設者のJeffrey Wilcke氏が28日に取引所Krakenのウォレットに20,000ETH(約108億円)を送金したことがブロックチェーン分析企業Arkhamによって明らかになった。

最近、イーサリアム財団の継続的売却も投資家の関心を高めている。

関連イーサリアムの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、おすすめ取引所選び

時価総額6位:XRP

XRPは今月のトランプ氏当選確実や、ゲンスラーSEC委員長の退任確定を受け大幅に上昇し、過去30日間で232.9%の上昇率を記録。

また、トランプ次期大統領の就任後に未だに係争中のリップル裁判がようやく取り下げられそうだ。米商品先物取引委員会(CFTC)の元委員長であるクリス・ジャンカルロ氏が26日に新政権下の米SECがリップル社への提訴を取り下げるかもしれないとの見方を示した。

ゲンスラー氏が退任後の新生SECがこれまでの負け裁判から撤退し、費用をカットする可能性が高いと見られている。

関連「米SECはリップル社への提訴を取り下げる可能性」元CFTC委員長が予想

関連XRPとは?買い方と将来性|リップル社訴訟とSEC新体制の影響を解説

時価総額11位:アバランチ(AVAX)

アバランチ(AVAX)について、今週25日にテストネットで大型アップグレード「Avalanche9000」が立ち上げられた。

「Avalanche9000」は、チェーンの導入コストを99.9%削減し、カスタマイズを簡素化するなど、経済効率の良いレイヤー1起動を可能にするものだ。

アバランチのテストネットとメインネットでは、すでに500を超えるレイヤー1プロジェクトが開発されている。今回はテストネット立ち上げに伴い、助成金プログラム「Retro9000」も開始し最大4,000万ドルを遡及的に開発者コミュニティに支給していく。

関連アバランチ、テストネットで大型アップグレード「Avalanche9000」立ち上げ

関連アバランチ(AVAX)の買い方と企業採用事例|サブネットの活用方法を解説

L1の年初来上昇率

仮想通貨データサイトCoinGeckoが27日に公開した11月までのレイヤー1(L1)ブロックチェーン銘柄の年初来騰落率によると、RWA専門チェーンのMantra(マントラ)は年初来7,035%の上昇で首位に進出。ビットコイン、ソラナ、トンコインといった主要銘柄も堅実な上昇率を記録した。

出典:CoinGecko

関連2024年のレイヤー1系仮想通貨上昇率ランキング Mantraが7000%以上上昇=CoinGecko

関連仮想通貨×AI関連銘柄10選【2024年上昇率も】網羅的に解説

週末に読みたい注目記事

関連イーロン・マスク率いるDOGE省、株式市場に影響か 防衛・IT企業に迫る不透明感

関連ビットコイン、最初の半減期から12周年 価格は約77万%上昇

関連1日30ドル、8年間のビットコイン積立投資で億万長者に

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
17:40
Web3インフラの進化はグローバル取引を変える|WebX2025
大型Web3カンファレンス「WebX」で「グローバル取引の絶対基盤: 世界を繋ぐインフラ戦略」をテーマとしたパネルセッションが開催され、Web3インフラの重要性と発展に向けた課題、そして10年後のグローバル取引の展望について活発な議論が交わされた。
15:00
人工知能と人間の創造性、消費者アプリの活用事例|WebX2025トークセッション
WebX2025で専門家が人工知能エージェントの可能性について徹底議論。創造性や、人間の仕事を消滅させる可能性、安全性や開発上の課題などを多角的に話し合った。
12:25
イーサリアム財団がプライバシー強化ロードマップ発表 3つの重点分野で取り組みへ
イーサリアム財団が包括的プライバシー構築のロードマップを発表。仮想通貨イーサリアムのネットワークが世界的な決済レイヤーになることを前提に3つの重点分野に取り組む。
10:00
アジア仮想通貨規制の現状と課題:香港・台湾の最新動向と地域連携の必要性|WebX2025
大型Web3カンファレンス「WebX」で、「アジアにおける規制フレームワークと今後の見通し」をテーマとしたパネルセッションが開催された。このセッションでは、香港と台湾の最新の規制動向から、仮想通貨規制におけるアジア諸国の国際協力まで、活発な議論が展開された。
09:55
「ビットコインは毎日最高値更新する必要はない」アーサー・ヘイズが語るBTC長期投資の真価
仮想通貨アナリストのアーサー・ヘイズ氏が、各国の金融緩和政策を背景にビットコインの長期的上昇を予想した。4年サイクルよりもマクロ見通しが要因になるとしている。
09/14 日曜日
16:00
DeFiが抱える最大の課題は? トークン化時代見据えソラナ財団らが議論|WebX2025
WebX2025でソラナ財団やBNBチェーンからDeFiの専門家が集いパネルセッションを行った。現在の課題やトークン化などの潮流、今後の各プロジェクトの展望を議論した。
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、トム・リーのBTC年内20万ドル到達予測やDOGEのETF上場計画など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
来週FOMCの焦点は? テクニカル的な買いがビットコイン相場を押し上げる可能性|bitbankアナリスト寄稿
bitbankアナリスト長谷川氏による今週のビットコイン週次レポート。米雇用統計の大幅下振れとインフレ鈍化を受けFRB利下げ期待が高まり、BTC円は8月23日ぶりに1700万円を回復した。来週のFOMCでは年内3回の利下げ織り込みと政策金利見通し下方修正が焦点。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|新経連の仮想通貨税制改正提言に高い関心
今週は、トークン化されたポケモンカードのブーム、ナスダックのトークン化株式の取引承認申請、一般社団法人新経済連盟の仮想通貨税制改正提言に関する記事が最も関心を集めた。
09/13 土曜日
15:00
日本のRWAトークン化の最前線、市場の特徴や展望は?|WebX2025
日本のRWAトークン化市場についてWebXでディスカッションが行われた。最前線にいるプレイヤーを招き、市場の特徴や展望、制度上の課題などについて話してもらった。
10:35
ビットコイン上昇鈍化、株との相関崩れる:トレジャリー企業動向と利下げ観測が焦点|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは上値の重い推移を続けている。米株価指数や金(ゴールド)が最高値圏に位置している一方で、ビットコインは上昇に伸び悩んでいる。その背景は?
10:00
コインベース、SECの文書破棄を問題視 裁判所に制裁求める 
仮想通貨取引所コインベースが米証券取引委員会の公文書破棄を問題視し、連邦裁判所に制裁措置を求めた。ゲンスラー前委員長のメッセージが破棄されていたことが監査で判明した。
09:45
Blockstreamら3社、東京で非公開のイベント開催
仮想通貨ビットコインのインフラ開発企業Blockstreamらは東京で非公開のイベントを開催。テーマは「ビットコインとRWAでアジアの金融変革を推進する」である。
08:40
イーサリアム、機関投資家需要拡大でオンチェーン活動が過去最高水準到達
Cryptoquantの最新レポートによると、イーサリアムは機関投資家の需要拡大により強固な上昇サイクルを示している。
07:10
ポリマーケット、90億ドル評価で資金調達検討 チェーンリンク提携も
予測市場プラットフォームのポリマーケットが90億ドル評価での資金調達を検討している。競合のカルシも50億ドル評価での調達を進めており、両社の成長が加速している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧